タイトル

科目番号 教室 登録人数 履修登録方法 対面/遠隔
物物206   [金3]理114   70   抽選対象   対面授業  
開講年度 期間 曜日時限 開講学部等 主要授業科目
2016 後学期 金3 理学部物質地球科学科    
講義コード 科目名[英文名] 単位数
40087400 電磁気学Ⅱ   2  
担当教員[ローマ字表記]
安田 千寿  
主授業科目は、令和7年度からの表示項目です。
授業の形態
 
 
アクティブラーニング
 
 
授業内容と方法
電磁気学の様々な法則や考え方、そしてその簡単な応用について説明する。特に、静磁場、磁性体、時間変化する電磁場について説明する。学んだ様々な法則が電磁気学においてどのような位置づけにあるか、全体を俯瞰しながら授業を進める。ベクトル解析や微分積分を多用するので、その復習もしながら授業を進める。
 
URGCC学習教育目標
 
 
達成目標
以下のような電磁気学の事項を理解し、基本的な物理現象を論理的に考察して説明できる。[自律性] [問題解決力] [専門性]
(1)電流間の力と磁束密度の関係を理解している。
(2)磁束密度と磁場の経験的性質を知っている。
(3)アンペールの法則を理解している。
(4)アンペールの法則を使って磁束密度を計算できる。
(5)ビオ・サバールの法則を理解している。
(6)ビオ・サバールの法則を用いて磁束密度を計算できる。
(7)ベクトルポテンシャルを理解している。
(8)電流が受ける力を電子が受ける力として捉えられる。
(9)磁性体の性質を説明できる。
(10)静電磁場から動的な電磁場へ拡張できる。
(11)マックスウェル方程式を説明できる。
 
評価基準と評価方法
上記の目標を達成できているかどうかを合格の基準とする。
授業で説明した項目の理解度を5回の小テストと1回の筆記試験により評価する。
評価方法:小テスト 50%、学期末試験 50% として、100 点満点中 60 点以上を合格とする。学則に従い 60 点以上 70 点未満は「D」、70 点以上 80 点未満は「C」、80 点以上 90 点未満は「B」、90 点以上を「A」とする。
また、授業時間数の3分の1以上欠席した者には、単位を与えない。
 
履修条件
電磁気学Iと物理数学IIを履修済みが望ましい。
電磁気学演習IIを同時履修することが望ましい。
 
授業計画
第1回 (10/7) 電流間の力と磁束密度 (p.173〜p.182)
第2回 (10/14) 磁束密度と磁場 (p.183〜p.186)
第3回 (10/21) アンペールの法則 (p.186〜p.188)
第4回 (10/28) アンペールの法則の応用 (p.190〜p.193)
第5回 (11/4) ビオ・サバールの法則 (p.194〜p.198、p.202〜p.204)
第6回 (11/11) ビオ・サバールの法則と他法則の関係 (p.199〜p.201)
第7回 (11/18) ビオ・サバールの法則の応用 (p.205〜p.213)
第8回 (11/25) ベクトルポテンシャル1 (p.226〜p.234)
第9回 (12/2) ベクトルポテンシャル2 (p.226〜p.234)
第10回 (12/9) 導線が受ける力と動く電荷の受ける力 (p.220〜p.225)
第11回 (12/16) 磁性体1 (p.237〜p.254)
第12回 (1/6) 磁性体2 (p.237〜p.254)
第13回 (1/20) 動的な電磁場 ---電磁誘導--- (p.256〜p.269)
第14回 (1/27) 変位電流とマックスウェル方程式 (p.278〜p.282)
第15回 (2/3) 電磁波 (p.285〜p.289)
第16回 (2/10) 学期末試験
 
事前学習
次の授業に関する内容(授業計画のページを参照)を教科書で必ず予習して授業に臨んでください。例えば、教科書を読んで、疑問に思った内容を書き出すなどしてください。
ベクトル解析や微分積分の力が足りないと授業の理解が困難になるので、その点の予習も怠らないこと。
 
事後学習
前の授業でとったノートの内容を必ず復習してください。ノートに取った内容に、教科書などで自分で調べたことを加えるなど、より深く理解する工夫をしてください。分からないところは、自分で調べたり、仲間とディスカッションしたり、担当教員に質問するなどして、解決するように心がけてください。また、教科書の演習問題など多くの問題を自分で解いてください。
 
教科書にかかわる情報
教科書 書名 ISBN
9784489020711
備考
著者名
出版社
出版年
NCID
 
教科書全体備考
 
 
参考書にかかわる情報
参考書 書名 ISBN
4563022373
備考
著者名
出版社
出版年
NCID
BA3290587X
 
参考書全体備考
 
 
使用言語
日本語
 
メッセージ
授業で板書したことは必ずノートに書き写してください。
 
オフィスアワー
水曜日 10:00~11:30 理学部棟305室。居室に在室の場合、その他の時間でも構いません。
 
メールアドレス
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URL
http://www.phys.u-ryukyu.ac.jp/~cyasuda/
 

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