科目番号
教室
登録人数
履修登録方法
対面/遠隔
地274
40
調整期間登録
対面授業
開講年度
期間
曜日時限
開講学部等
2016
後学期
集中
農学部亜熱帯地域農学科
講義コード
科目名[英文名]
単位数
70099600
フィールド実習Ⅲ
1
担当教員[ローマ字表記]
芝 正己, 井上 章二, 高嶋 敦史
授業の形態
アクティブラーニング
授業内容と方法
森林を持続的に利活用していくための理論と技術について,野外実習を通して学習する。「千原フィールド(上原研究園)」と「与那フィールド」という二つの異なった亜熱帯林のサイトで実習することで,地理的条件や立地環境の違いについても双方向的に理解を深める。
教示内容は,森林管理の基礎となる森林情報の取得や処理法,調査測定データの解析法や統計処理を主体として,森林科学系分野への分属を希望する学生や森林・林業に関する知識を必要とする非分属の学生を対象に編成する。
※「与那フィールド」では,12コマ分を3泊4日で実施します。【 担当=芝・高嶋,日時=2月18日(土)午後~21日(火)午前 】
「千原フィールド(上原研究園)」では,3コマ分を1日で実施します。【 担当=井上,日時=2月23日(木)】
URGCC学習教育目標
達成目標
森林の利用・保全に関する全般的な理解や実践技術をフィールド実習で習得することを主目的とするが,近年,日本国内で問題化しつつある「温暖化に伴う暖温帯林の亜熱帯林化」という現象を本実習を通して間接的に体験し,何らかの科学的基礎知見を得ることを想定している。
この科目は農学部で提供する学士教育プログラムの学習教育目標の「亜熱帯域の動植物生産と人との共生関係に関する専門的知識を理解する能力」を身につけることに関連した授業である。
評価基準と評価方法
上原研究園および与那フィールド双方での実習態度とレポート内容から総合的に評価する。
履修条件
高等学校での「生物」の基礎知識を習得していることが望ましいが,必須ではない。
授業計画
1.オリエンテーション:実習・講義内容の概説 〔千原フィールド上原研究園〕
2.森林の立地(1):土壌環境 〔々〕
3.森林の立地(2):水環境 〔々〕
4.森林の機能と役割(1):環境・資源・経済面 〔与那フィールド〕
5.森林の機能と役割(2):歴史・社会・文化面 〔々〕
6.気候と森林:森林生態地理 〔々〕
7.沖縄の自然環境と亜熱帯林 〔々〕
8.亜熱帯林の特性と樹木(1)〔々〕
9.亜熱帯林の特性と樹木(2)〔々〕
10.森林を測る(1):写真・画像・地図情報処理 〔々〕
11.森林を測る(2):林分・立木の毎木調査 〔々〕
12.データの取り纏めと解析(1):単純集計・記述統計 〔々〕
13.データの取り纏めと解析(2):応用統計分析 〔々〕
14.樹木の生態・生理に関する取り纏め 〔々〕
15.総 括 〔々〕
事前学習
関連の研究室のゼミ,教員・学生による自主ゼミ等への積極的な参加を希望する。
事後学習
実習後の内容確認に努めること
教科書にかかわる情報
教科書全体備考
必要に応じて配布資料を用意する。
参考書にかかわる情報
参考書全体備考
「平成25年度版 森林・林業白書」,編集:林野庁,出版:(財)農林統計協会
使用言語
日本語
メッセージ
授業計画の各項目は,必要に応じて実施順の変更もあり得る。なお,与那フィールドでの実習は実費(食事代および宿泊費)。
オフィスアワー
担当教員の所属,期間集中実習のため,曜日・時間等は特に設定しないが,疑問・質問等があれば連絡あるいは研究室を訪問してほしい:
芝 正己:亜熱帯フィールドセンター(千原フィールド ℡: 895-8818)
井上章二:森林環境科学(農学部557室 ℡:895-8790)
高嶋敦史:亜熱帯フィールドセンター(与那フィールド ℡: 0980-41-2242)
メールアドレス
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URL
与那フィールドURL:
http://w3.u-ryukyu.ac.jp/yona/index.html
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