タイトル

科目番号 教室 登録人数 履修登録方法 対面/遠隔
C31   [火5]国セ301   30   抽選対象   対面授業  
開講年度 期間 曜日時限 開講学部等
2020 後学期 火5 共通教育等科目キャリア関係科目  
講義コード 科目名[英文名] 単位数
105305012 地域企業(自治体)お題解決プログラム   2  
担当教員[ローマ字表記]
松本 剛 [Takeshi Matsumoto], 畑中 寛 [Hiroshi Hatanaka]  
授業の形態
講義、演習又は実験、実務経験講師
 
アクティブラーニング
学生が議論する、学生が自身の考えを発表する、フィールドワークなど学生が体験的に学ぶ、学生が文献や資料を調べる
 
授業内容と方法
 国内における人口減少や高齢化等に伴い、これからの地域社会は大きく変化することが予想されます。その社会変化は「未だかつて日本が経験をしたことがない未曽有の時代」とも表現され、これからは企業や自治体もその未曽有の様々な課題に対応しながら存続や生き残りをかけていくことが求められます。企業においても、今後は益々地域社会との結びつきが求められるようになると予想されます。そのような中では当然のこと ながら、人材に求められる能力や資質も変わり、いかに変化の中で課題を見つけ、多様な人材を結びつけながら解決に向けた行動ができるかということが、これまで以上に求められています。
この科目は、受講生が県内市町村(自治体)、団体、企業等が取り組んでいる課題解決を調査し、実際に課題解決に向けてグループで活動することで、これからの社会に求められる社会人基礎力を培い、キャリア観の醸成を図ることを目的とします。また、県内市町村が実際に取り組む課題 解決のためのプロジェクトからテーマを選択し、ワーキンググループメンバー(インターン)として活動することで、これからの社会に求められ る次世代を担うリーダーとして意識や課題発見力・課題解決力を育むことも狙いとします。
授業では、選択したプロジェクト(テーマ)に関わる自治体・企業・学校・コーディネーターなどの指導の下に活動する実践(フィールドワーク)と、課題解決等についての知識や情報を得るための座学を組み合わせて進め、最終的に課題解決に向けた提案を行います。
本科目はシンクタンクでの地域課題解決やまちづくり等の調査研究の経験のある教員及びキャリア教育センターでの就職・インターンシップ指 導や民間企業勤務の経験のある教員が授業を担当します。また、本科目の授業方法は、学生と社会人がグループでディスカッションやワーク(作業)に取り組むアクティブラーニングを基本とします。
 
URGCC学習教育目標
自律性、社会性、地域・国際性、コミュニケーション・スキル、情報リテラシー、問題解決力、専門性
 
達成目標
1.地域の課題を発見し、その結果を口頭・文章で明確に表現することができる。【自律性、社会性、地域・国際性】
2.課題の原因が何かを分析することができ、その結果を口頭・文章で明確に表現することができる。【自律性、コミュニケーション・スキル、情報リテラシー、問題解決力、専門性】
3.分析結果をもとに、課題を解決するための、実現性が高く効果的な行動計画を立て、その結果を口頭・文章で明確に表現することができる。【自律性、コミュニケーション・スキル、情報リテラシー、問題解決力、専門性】
4.地域の課題解決に関わる他者と積極的にコミュニケーションを取り、課題解決における自分の役割を認識し、取り組むことができる。【自律性、コミュニケーション・スキル、問題解決力】
5.行動計画を実行し、改善を繰り返しながら問題解決に向けて取り組み、その結果を口頭・文章で明確に表現することができる。【問題解決力】
 
評価基準と評価方法
1.授業中のディスカッションへの参加度、毎回の授業の最後の振り返りシート(相手の意見に耳を傾けているか、自分の意見を言えるか)(70%)
2.プレゼンテーションとレポート(授業で経験したことや成果をまとめ、発信できるか)(30%)
 
履修条件
1.遠隔でのグループワークに取り組むため、必ずデスクトップパソコンかノートパソコンで受講すること(禁:スマートフォン・タブレット端末)。
2.学外の活動に積極的に参加し、課題発見力・課題解決力を身につけようという意欲があること。学部・学科は問わない。
3.講義は社会人も参加する公開授業とするので、学生以外の方々とコミュニケーションをとることに意欲があること。
4.グループワーク、グループディスカッション、ファシリテーション、地域課題解決に関連する科目を受講していることが望ましい。
 
授業計画
【注意】9/8授業日程及び内容を一部変更しました

□本科目は遠隔授業(同時双方向型授業)を基本に開講します。
毎週火曜日第5時限の遠隔授業を基本に、フィールドワーク(対面)を組み合わせた「ハイブリッド型授業」として開講します。
なお、フィールドワークと最終発表会は土曜に実施する可能性があります。

宜野湾市との連携による「学生がデザインするまちづくり」をテーマとします。
① 10/ 6(火) オリエンテーション、取り組みテーマの解説
② 10/13(火) 宜野湾市職員による講演①観光農水
③ 10/20(火) 宜野湾市職員による講演②産業政策、③博物館
④ 10/27(火) フィールドワークの事前準備
⑤ 10/31(土) フィールドワーク(地域における実践活動)①【午前の部】
⑥ 10/31(土) フィールドワーク(地域における実践活動)②【午後の部】
⑦ 11/10(火) 収集した情報の整理
⑧ 11/17(火) 地域課題の抽出
⑨ 11/24(火) 課題解決に向けた方向性等の検討①
⑩ 12/ 1(火) 課題解決に向けた方向性等の検討②
⑪ 12/ 8(火) 中間発表
⑫ 12/15(火) 中間発表の振返り、解決に向けた方向性等の再検討
⑬ 1/12(火) 各課題の掘り下げ、問題点の整理
⑭ 1/19(火) 最終発表リハーサル
⑮ 1/26(火) 最終発表会  ※2/6(土)に振替開催の可能性あり

※1課題当り4~5名のチーム編成を想定しています。
※チームが取組むテーマによっては、指定日時以外にも活動に取り組む可能性があります。

 
事前学習
 対象地域について、その事業内容等を予め調べるとともに、問題の背景についても資料やWebなどで事前に把握しておいてください。
 
事後学習
 講義日以外についても、チーム内で学習、情報交換等を積極的に行い、特に授業時に未解決の問題については翌週までに解決させておいてください。
 
教科書にかかわる情報
 
教科書全体備考
 
 
参考書にかかわる情報
 
参考書全体備考
 必要に応じて紹介します。
 
使用言語
日本語
 
メッセージ
※「仮登録」学生を対象に、Webclassから遠隔授業の案内を送付しますので注意してください。
 授業を欠席する場合は、必ず事前に(やむを得ない場合は事後速やかに)欠席届を提出してください。メールによる欠席届も受付けます。
 無届欠席が5コマ相当以上の者には単位を認定しません。届出欠席については、相応の理由がある場合は出席扱いとしますが、出席点はゼロとします。
 本科目は「初級地域公共政策士」資格取得のための科目認証制度の対象科目(選択必修)です。(下記URL参照)
 また、本科目は地域創生副専攻の授業科目<地域創生理解>です。
 さらに、本学が取り組む「アクティブシンクタンク」の社会人向けの人材育成プログラムでもあるため、自治体、NPO法人や企業等社会人等にも公開授業として社会人にも提供します。
 
オフィスアワー
在室中はいつでも面談可。研究室は以下の通り。

松本:理学部別館205
畑中:地域国際学習センター305(事前にメールで連絡)
 
メールアドレス
この項目は教務情報システムにログイン後、表示されます。
 
URL
「初級地域公共政策士」資格取得科目履修制度(学生向け)
https://chiiki.skr.u-ryukyu.ac.jp/?page_id=1053
 

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