タイトル

科目番号 教室 登録人数 履修登録方法 対面/遠隔
総96       30   抽選対象   対面授業  
開講年度 期間 曜日時限 開講学部等
2021 前学期 集中 共通教育等科目総合科目  
講義コード 科目名[英文名] 単位数
101284001 総合特別講義Ⅵ 「クラウドファンディング実践講座」   2  
担当教員[ローマ字表記]
畑中 寛 [Hiroshi Hatanaka], 宮里 大八 [Miyazato Daiya]  
授業の形態
講義、演習又は実験、実務経験講師
 
アクティブラーニング
学生が議論する、学生が自身の考えを発表する、フィールドワークなど学生が体験的に学ぶ、学生が文献や資料を調べる
 
授業内容と方法
近年、新しい資金調達の方法として「クラウドファンディング」に注目が集まっています。クラウドファンディングとは、「群衆(Crowd)」と「資金調達(Funding)」という言葉を組み合わせた造語で、インターネットを通じて不特定多数の人に資金提供を呼びかけ、趣旨に賛同した人から資金を集める方法です。
本講座では、地域が抱える課題を解決するため新たな資金調達の方法である「クラウドファンディング」について、商品開発やサービス提供などの事業プランニングの手法を学習します。
本講座を通じて、地域づくりに取り組むコンセプト、事業プランニング、ソーシャルメディア戦略などを、受講生一人一人が考え、実際にクラウドファンディングを立ち上げることができるようになるよう、実践的な授業を行います。
また、本講座では、学内教員による講義に加え、県内にてクラウドファンディングを運営する機関、クラウドファンディングのコーディネート役割を担うキュレーターによる実践的なプロジェクトの立ち上げ方法についても学びます。県内から講師を招聘し、クラウドファンディングの成功・失敗事例、クラウドファンディングをコーディネートするキュレーターの事例を学びながら、クラウドファンディングの実践力をつけていきます。
さらに、本講座は地域課題だけでなく他の事例を学び、学生と社会人及び実務家が相互の交流を行うための学びの場を提供します。
本講座の授業方法は、学生と社会人が協働でディスカッションやグループワークに取り組むアクティブラーニングを基本とします。
 
URGCC学習教育目標
自律性、社会性、地域・国際性、コミュニケーション・スキル、情報リテラシー、問題解決力、専門性
 
達成目標
(1)地域における課題を抽出し、地域への想いを形にしていくプロセスについて理解している。[社会性] [地域・国際性] [専門性]

(2)「コンセプトファースト」という考え方から新しいことをはじめる気づきを与え、地域連携や社会貢献のあり方について理解している。[社会性][地域・国際性][専門性]

(3)地域課題について主体的に考えることができ、クラウドファンディングを活用した実践的な活動ができる。[自律性] [社会性] [地域・国際性] [問題解決力]「情報リテラシー」

(4)地域課題を解決するための企画提案をグループで作成・発表ができる。[地域・国際性] [問題解決力]「情報リテラシー」
 
評価基準と評価方法
【評価基準】
(1)地域の課題を把握し、実践的な活動に繋げることができているか。
(2)他者と協力して課題を設定し、情報収集・分析してその結果を分かりやすく文章・口頭で説明できるか。
(3)グループワークに積極的に参加し(Slackの時間外活動含む)、チームに協力・貢献することで成果をあげられるか。
【評価方法】
(1)各授業の後に提出する振り返りシート … 40%
(2)グループプロジェクトの企画提案書の内容及びプレゼンテーション … 30%
(3)グループワークへの協力・貢献 … 30%
 
履修条件
■5日の集中講義のため、全日程に出席することが最低条件です(特に初日は重要)。
1.本科目を含む「初級地域公共政策士」資格対象8科目を受講することが望ましい(4月6日の説明会は下記Webページ参照)。
2.遠隔での高度なグループワークに取り組むため、必ずデスクトップパソコンかノートパソコンで受講すること(禁:スマートフォン・タブレット端末)。
3.グループワークに積極的に参加し、課題発見力・課題解決力を身につけようという意欲があること。
4.講義は社会人も参加する公開授業とするので、学生以外の方々とコミュニケーションをとることに意欲があること。
5.グループワーク、グループディスカッション、ファシリテーション、地域課題解決に関連する科目を受講していることが望ましい。

□「初級地域公共政策士」資格取得のための科目認証制度
  https://chiiki.skr.u-ryukyu.ac.jp/?page_id=1053
 
授業計画
※Zoomの「招待URL」と「ミーティングID」をWebClassに掲示するので、履修登録学生は必ず確認の上受講してください(社会人へはメール送信します)。

□本科目は新型コロナウイルスへの感染対策として、遠隔授業(Zoomによる同時双方向型授業)として開講します。
 土曜日に開講する遠隔授業を基本に、グループのコミュニケーションツールとして「Slack」用い、「Googleスライド」等も活用します。

4月17日(土)【第3時限~第5時限】
第1回 オリエンテーション(シラバスの解説、遠隔授業ツールの解説)、受講生のアイスブレイク
第2回 クラウドファンディングの国内外の潮流、沖縄における地域課題の探索と新たな資金調達の方法
第3回 学生によるクラウドファンディングの取組事例

5月15日(土)【第3時限~第5時限】
第4回 初めてのクラウドファンディング
第5回 クラウドファンディング実践事例①
第6回 プロジェクトの作成①

6月5日(土)【第3時限~第5時限】
第7回 プロジェクトの作成②
第8回 クラウドファンディング実践事例②
第9回 クラウドファンディングの共感を呼び込むSNSの活用法

6月26日(土)【第3時限~第5時限】
第10回 提案事業の検討①
第11回 提案事業の検討②
第12回 プレゼンテーション準備①

7月24日(土)【第3時限~第5時限】
第13回 プレゼンテーション準備②
第14回 提案事業のプレゼンテーション
第15回 講評と総括、授業の振り返り
 
事前学習
事前学習:
・授業前までに配布された教材を読んでおいてください。
 
事後学習
事後学習:
・グループメンバーと協力してクラウドファンディングのプロジェクトを実践します。
 
教科書にかかわる情報
 
教科書全体備考
各回の講義の中で紹介します。
 
参考書にかかわる情報
 
参考書全体備考
各回の講義の中で紹介します。
 
使用言語
日本語
 
メッセージ
本科目は「初級地域公共政策士」資格取得のための科目認証制度の対象科目(選択必修)です。
また、本科目は地域創生副専攻の「琉大特色・地域創生特別講義科目」です。
さらに、本科目は本学が取り組む「アクティブシンクタンク」の社会人向けの人材育成プログラムであるため、地域の課題解決等に取り組む団体、NPO法人や社会貢献活動を行う企業等にも公開授業として社会人にも提供します。
 
オフィスアワー
畑中寛:地域国際学習センター3階305(事前にメールで連絡)
 
メールアドレス
この項目は教務情報システムにログイン後、表示されます。
 
URL
「初級地域公共政策士」資格取得科目履修制度(学生向け)
https://chiiki.skr.u-ryukyu.ac.jp/?page_id=1053
 

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