授業の形態
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講義、演習又は実験
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アクティブラーニング
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学生が文献や資料を調べる
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授業内容と方法
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熱力学の基礎を習得し,初等的問題を解く力をつけるため,演習を行う。 演習問題のプリントを配布し,学生はその問題を解く。
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URGCC学習教育目標
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自律性、地域・国際性、コミュニケーション・スキル、情報リテラシー、問題解決力、専門性
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達成目標
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熱力学の基礎 (1)平衡状態とその記述方法 (2)熱力学第一法則(熱と仕事の等価性) (3)熱力学第二法則(熱と仕事の違い) (4)熱とカルノーの定理 (5)エントロピー (6)ヘルムホルツの自由エネルギー (7)ギブスの自由エネルギー について理解する。 上記に関連する初等的問題を解き,論理的に説明できる。 「自律性」,「問題解決力」,「専門性」
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評価基準と評価方法
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期末試験および小テストで評価する。 ・期末試験:80% ・小テスト:20%
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履修条件
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熱力学(物物303)を同時履修すること,または履修済みであること。
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授業計画
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1. 数学的準備 (ポテンシャル・全微分と偏微分) 2. 凸関数 3. ルジャンドル変換 4. 平衡状態の記述 5. 等温操作とケルビンの原理 6. ヘルムホルツの自由エネルギーと状態方程式 7. 断熱操作と熱力学におけるエネルギー保存則 8. 理想気体の断熱操作と断熱曲線 9. 熱とカルノーの定理 10. 熱機関の効率の上限 11. エントロピーの導入・エントロピー増大則 12. 理想気体のエントロピー 13. ヘルムホルツの自由エネルギーの微分および理想気体のヘルムホルツの自由エネルギー 14. 変化の向きとつり合いの条件 15. ギブスの自由エネルギー 16. 期末試験
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事前学習
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予習を前提として授業を進める。 プリントの問題と教科書の関連ページを読んで,問題の設定を理解しましょう。知らない言葉・概念があれば調べましょう。
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事後学習
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復習を前提として授業を進める。 授業で解いた問題を自分で解き,問題や解答について考察しましょう。
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教科書にかかわる情報
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教科書全体備考
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プリントを配布する。参考書に挙げた田崎晴明 「熱力学 : 現代的な視点から」に沿って授業を行う。
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参考書にかかわる情報
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9784563024321
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新物理学シリーズ / 山内恭彦監修, 32
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田崎晴明著
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培風館
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2000
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9784785380328
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久保亮五編
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裳華房
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1998
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9784061572034
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講談社基礎物理学シリーズ / 二宮正夫 [ほか] 編, 3
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菊川芳夫著 ; 講談社サイエンティフィク編
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講談社
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2010
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参考書全体備考
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使用言語
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日本語
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メッセージ
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熱力学の基礎を理解し,問題を解く力をつけてください。そのためには授業以外の学習が必要です。自学自習して,分からない点があれば質問してください。
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オフィスアワー
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月・木の午後と火・金の午前中。 その他も在室中(理302)ならいつでも。 部屋を尋ねる前にメールしてください。
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メールアドレス
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URL
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