授業の形態
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講義
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アクティブラーニング
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授業内容と方法
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初等量子力学で学んだ知識を土台にして、さらに量子力学の進んだ知識を解説する。具体的には、まず前期量子論の復習を行う。次に、シュレディンガー方程式を井戸型ポテンシャルに適用し、解析的に解く。さらに、角運動量やスピンについて理解すること。最後に、摂動論や散乱問題について学ぶ。
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URGCC学習教育目標
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問題解決力、専門性
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達成目標
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初等量子力学で学んだ基本的概念を基にして、量子力学の発展的な分野の理解を目指す。本講義を理解することによって、最近話題になっている量子コンピュータや量子暗号の分野の理解が独力でできる程度の理解力を目指す。
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評価基準と評価方法
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期末試験:100点。判定基準は、A:80-100, B:60-79, C:40-59, D:20-39, F:0-19であるが、年によって難易度が変わるので、点数は幾分変動する。問題は、授業で説明した事項について、理解力や計算力を判断できる基本的な問題を出題する。また、参考のために毎回出席をとるが、基本的には成績には反映されない。
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履修条件
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解析力学,物理数学I,IIを履修していること。 初等量子力学、初等量子力学演習と物理数学IIIはできる限り同時に履修すること。
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授業計画
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授業内容の概略
(1)定期試験の復習 (2)前期量子論の復習 (3)量子化について (4)行列力学 (5)波動力学 (6)井戸型ポテンシャル1 (7)井戸型ポテンシャル2 (8)角運動量について (9)角運動量の合成と分解-クレプッシュ・ゴルダン係数- (10)スピン1 (11)スピン2 (12)摂動論1 (13)摂動論2 (14)散乱問題1 (15)散乱問題2 (16)定期試験
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事前学習
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事前学習によって、前回までの授業内容を自分でとったノートを基にして理解しておくこと。
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事後学習
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授業でとったノートを理解すること。また、自分の能力にあった適当な演習書を1冊購入し、授業内容にあった問題を自力で解くこと。また理解できない場合は、オフィスアワーか次回の授業の終わった後に、質問すること。
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教科書にかかわる情報
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4785322063
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江沢洋著
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裳華房
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2002
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BA56422087
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教科書全体備考
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参考書にかかわる情報
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参考書全体備考
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使用言語
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日本語
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メッセージ
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オフィスアワー
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部屋にいる時は、いつでも質問に来てもらって結構です。
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メールアドレス
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