授業の形態
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講義
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アクティブラーニング
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授業内容と方法
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巨視的な系(アボガドロ数程度の自由度を持つ系)の示す熱現象を,巨視的な系の構成要素(原子,分子など)の運動法則(古典力学や量子力学)に基づいて導き出す手法の理論体系が統計力学です。したがって,統計力学は,物性物理学など巨視的な系を扱う分野の理論的な基礎をなしています。講義では統計力学の基礎と応用について解説します。
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URGCC学習教育目標
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自律性、問題解決力、専門性
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達成目標
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統計力学の基礎的な原理を理解し,それを具体的な系に対して応用する能力を獲得することを目指します。 [自律性] [問題解決力] [専門性]
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評価基準と評価方法
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小テスト・中間・期末テスト、ノート提出、レポート提出、出席等の総合点で評価する。 上記の目標を達成できているかどうかを合格の基準とする。 学則に従い 60 点以上 70 点未満は「D」、70 点以上 80 点未満は「C」、80 点以上 90 点未満は「B」、90 点以上を「A」とする。
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履修条件
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1.熱力学を履修していることを原則にします。 2.統計力学演習を必ず並行して履修してください。
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授業計画
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新型コロナウィルス蔓延の社会状況をみながら、可能な場合には、対面での講義を行う予定です。 しかし、対面での講義が難しい状況の場合には以下のように対応します。
------- 新型コロナウィルス感染拡大防止のため、対面講義は行わず各テーマ毎に講義資料と講義課題がwebclassにて提供されます。 受講者の皆さんは、講義資料をもとに勉強し課題レポートを提出してください。 課題レポートの提出先は各担当教員へメールでの提出になりますので注意してください。 課題レポートの形式はpdfもしくはwordファイルで提出してください。 参考のために、手書きレポートをpdf形式に変更する方法をwebclass上にあげておきます。
0.確率統計の基礎 (1)確率の基礎 (2)2項分布,正規分布 (3)中心極限定理 1. 統計力学の基礎 (1)巨視的な系について (2)準備 (3)微視的な量と巨視的な量 (4)ミクロカノニカル分布 (4)カノニカル分布 (5)グランドカノニカル分布 (6)粒子の統計性 2. 統計力学の応用 (1)古典理想気体 (2)調和振動子の集団 (3)2原子分子気体 (4)理想量子気体 (5)磁場中の磁気モーメント
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事前学習
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次の授業に関する内容を教科書で必ず予習して授業に臨んでください。 ベクトル解析や微分積分の力が足りないと授業の理解が困難になるので、その点の予習も怠らないこと。
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事後学習
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前の授業でとったノートの内容を必ず復習してください。ノートに取った内容に、教科書などで自分で調べたことを加えるなど、より深く理解する工夫をしてください。分からないところは、自分で調べたり、仲間とディスカッションしたり、担当教員に質問するなどして、解決するように心がけてください。また、教科書の演習問題など多くの問題を自分で解いてください。
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教科書にかかわる情報
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教科書全体備考
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参考書にかかわる情報
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参考書全体備考
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使用言語
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日本語
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メッセージ
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目的意識をもって、主体的に取り組んでください。
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オフィスアワー
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いつでも遠慮なく
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メールアドレス
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URL
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