タイトル

科目番号 教室 登録人数 履修登録方法 対面/遠隔
電気205   [木1]工1-322 [木2]工1-322   50   抽選対象   対面授業  
開講年度 期間 曜日時限 開講学部等
2021 後学期 木1〜2前半 工学部工学科  
講義コード 科目名[英文名] 単位数
613009002 回路理論Ⅳ   2  
担当教員[ローマ字表記]
山本 健一  
授業の形態
講義、演習又は実験
 
アクティブラーニング
 
 
授業内容と方法
電気回路理論のうち,多相回路および分布定数回路について,原理および回路計算法を習得することを目的とする.
三相回路については,特に実用上重要である三相回路を中心として,平衡三相交流,Δ結線,Y結線,Δ-Y変換,対称座標法について講義する.
分布定数回路については,基礎方程式およびその解,種々の線路における特性インピーダンスおよび伝播定数,伝播ひずみ,線路における電圧・電流分布,位置角,反射・透過現象について講義する.
講義と併せて演習を行い,これらの理解を深めるための課題を出す.
 
URGCC学習教育目標
専門性
 
達成目標
本科目の達成目標は以下の通りである.
(多相交流回路)
(a)平衡三相交流の定義や用語,利便性を用いて回路動作の説明や計算ができる.
(b)各種結線法(Y-Y,Δ-Y,Y-Δ,Δ-Δなど)について,回路内の諸量の計算できる.
(c)簡単な不平衡回路の計算できる.
(分布定数回路)
(d)分布定数回路の原理,諸量の定義および計算できる.
(e)位置角を用いて計算できる.
(f)複合線路に関する計算ができる.
(g)反射を含む回路の計算ができる.
なお,本科目は本コース学習・教育目標(C)および(F)に関連する.
 
評価基準と評価方法
(評価基準)
1. 平衡三相回路の特徴を利用できる.(目標a)
2. 平衡三相回路の諸量をフェーザ図に表記できる.(目標a)
3. 平衡三相回路の諸量(電圧,電流,電力など)を計算できる. (目標b)
4. 電圧や電流を相分解できる.(目標c)
5. 簡単な不平衡回路について計算できる.(目標c)
6. 分布定数回路について基礎方程式の解を用いて回路内の諸量(電圧,電流,インピーダンスなど)を計算できる.(目標d)
7. 位置角およびそれを利用した回路内の諸量の計算ができる.(目標e)
8. 複合線路について,線路上の諸量を計算できる.(目標f)
9. 反射係数および定在波に関する計算ができる.(目標g)

(評価方法)
 評価項目および評価の割合(カッコ内の数字)は,(a)定期試験(50%),(b)演習,総合演習,質問内容(50%)とする. 評点は総合点を100とし, A:100-90, B:89-80, C:79-70, D:69-60, F(不可):60未満として判断する. 授業(定期試験を除く)に11回以上出席のない場合,F(不可)とする.なお, 出席は当該時間の講義資料(動画含む)閲覧による.
 
履修条件
回路理論IおよびIIを履修済みであることが望ましい.
 
授業計画
第1回(10/7) 回路理論の基礎事項, 三相交流電源
第2回(10/14) 平衡三相交流回路,回転磁界
第3回(10/21) Y-Y,Δ-Δ,Y-Δ,Δ-Y回路の各種回路計算
第4回(10/28) V結線,不平衡交流回路
第5回(11/4) 対称座標法(各種定義と基本的な取扱い法)
第6回(11/11) 対称座標法(発電機の取扱い)
第7回(11/18) 多相回路に関する総合演習とまとめ
第8回(11/25) 分布定数回路の基礎方程式
第9回(12/2) 特性インピーダンス,伝播定数
第10回(12/9) 端条件による電圧・電流計算
第11回(12/16) 位置角,等価二端子対回路
第12回(12/23) 複合線路
第13回(1/6) 反射と透過
第14回(1/13) スミス図
第15回(1/20) 分布定数回路に関する総合演習とまとめ
1/27 期末試験(三相交流回路, 分布定数回路)
 
事前学習
授業に関係する箇所について, 教科書およびweb掲載資料を予め読んでおくこと.
 
事後学習
(1) 演習は授業時間内に取り組み、レポートを授業日の13:00までにWebClassにて提出すること.
(2) 演習の解説動画をレポート返却後に公開する. 返却されたレポートを必ず見直し, 不明点はノートや教科書で補強しておここと.
(3) 積極的に質問するとともに, 科目ホームページに掲載するQ&Aを読んで復習に役立てること.
事前学習とあわせて授業と同程度の時間を確保すること.
 
教科書にかかわる情報
教科書 書名 ISBN
4886862659
備考
著者名
出版社
出版年
NCID
 
教科書全体備考
 
 
参考書にかかわる情報
 
参考書全体備考
 
 
使用言語
日本語
 
メッセージ
講義はwebClassを用いたオンライン(オンデマンド形式)とする.
演習(総合演習含む), 期末試験はwebClassを用いて指定時間内での実施とする.

演習に関する注意
(1) 授業時間内にWebClasの演習に取り組み、レポートをPdf形式で当日の13時までに提出のこと. その際に科目ホームページ掲載の作成手順を参照し、読み取り易くなるよう工夫のこと.
(2) レポート用紙の上部に,講義日,学籍番号,氏名を明記すること.
(3) 答のみ書かれたレポートは採点できない. 必ず導出過程も記述すること.
(4) WebClass〆切り後はe-mailにて yamamoto@eee.u-ryukyu.ac.jp 宛に送付のこと.

総合演習と期末試験は実施時間(提出〆切り)が通常の演習と異なるので注意のこと.WebClass記載の指示に従ってください。
 
オフィスアワー
月曜日 13:00--14:30, 工学部2号館 523-1室
 
メールアドレス
この項目は教務情報システムにログイン後、表示されます。
 
URL
科目ホームページ http://mag.eee.u-ryukyu.ac.jp/ecirc4/
ログイン方法は第1回目WebClass参照.
講義資料, 動画, 演習問題, QandAやコメント等を掲載.
 

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