授業の形態
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講義、演習又は実験、実務経験講師
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アクティブラーニング
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学生が議論する、学生が自身の考えを発表する、フィールドワークなど学生が体験的に学ぶ、学生が文献や資料を調べる
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授業内容と方法
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本科目は、現代人の社会的・職業的自立に必須の基盤となる能力の一つであるInformation and Communication Technology(ICT)の基礎と応用事例を学習し、さらに、具体的な課題解決の提案書の作成を通じて、従来の考え方に囚われずに物事を前に進めていく「基礎的・汎用的能力」、その中でも特に、様々な課題を発見・分析し、適切なビジョンを描き、その課題を解決に導く「課題対応能力」を育成し、受講者の社会的・職業的自立に向け、必要な基盤となる能力と態度を養成します。 また、本科目の「初級地域公共政策士」資格認証科目としての位置付けを踏まえ、提案書の作成対象分野として、地域社会が抱える様々な課題(地域経済の活性化、大規模災害対策、急速な高齢化等)の解決もテーマとし、地域公共人材育成を視野に入れます。 さらに、ICTの3本柱であるAI、Blockchain及びIoTを中心に各技術の基礎を理解した上で、これらを応用し、解決を行える人材を育成するため、対象分野におけるデジタル化による新しい世界観を踏まえ、課題解決に向けた提案書作成の手法を学習する総合的な内容を扱います。 具体的には、AI、Blockchain及びIoT技術内容と国内外におけるデジタル化の事例、先端技術を活用した業界ユースケースの講義を踏まえ、シビックテックやオープンデータの考え方や必要性について学び、ワークショップ形式でICTを活用した地域課題解決を検討し、企画提案書を作成します。 本科目の授業方法は、学生と社会人がグループでディスカッションやワーク(作業)に取り組むアクティブラーニングを基本とします。
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URGCC学習教育目標
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自律性、社会性、地域・国際性、コミュニケーション・スキル、情報リテラシー、問題解決力、専門性
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達成目標
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ICTの3本柱を構成するAI、Blockchain及びIoTとは何かについての専門的知識の修得に加え、これらを応用する課題解決及び提案書作成能力の獲得を目的とします。また、AI、Blockchain及びIoTのハンズオンを通じてICT提案の目利きが出来る力を養います。 1.ICTの3本柱を構成するAI、Blockchain及びIoTを中心に技術の基礎について理解し、それがもたらす無人化、ペーパーレス、キャッシュレス、ニューエコシステムについて説明・応用できるようになる。[専門性] [情報リテラシー] 2.行政・産業各分野における課題解決に向けICTの活用を踏まえた新たな世界観に基づくビジョンの構築ができるようになる。[地域・国際性] 3. 行政・産業の各分野におけるユーザを定義し、そのNeeds/Wantsを満たす為に必要なサービスを定義する。さらに必要なサービスを踏まえてインダストリープラットフォームを定義する。 [問題解決力] 4.行政・産業リーダーに向けた提案書を、他人の発想や自分とは異なる考え方を取り入れ作成して、これを円滑に作成発表できるようになる。[社会性] [コミュニケーション・スキル] 5.AI、Blockchain及びIoTのミニのハンズオンを経験してICTのテクノロジーレイヤーの基礎ついて理解し、デジタル化提案の目利きができるようになる。[情報リテラシー]
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評価基準と評価方法
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1.各演習における発言内容とビジョン提案の力を評価します。 2.各演習における説明と質問のコミュニケーション力を評価します。 3.調査・分析結果を提案書に取りまとめ、記述できる力をレポート、説明する力をプレゼンテーションによって評価します。 4.グループワークに積極的に参加し、チームに貢献する協働力を評価します(授業時間外のSlackも含む)。 5.「ICTの活用による課題の解決・ビジョン作り」ができる能力を上記1~4を含め総合的に勘案します。
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履修条件
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■5日の集中講義のため、全日程に出席することが最低条件です(特に初日とワークショップは重要)。 1.本科目を含む「初級地域公共政策士」資格対象8科目を受講することが望ましい(4月6日の説明会は下記Webページ参照)。 2.遠隔での高度なグループワークに取り組むため、必ずデスクトップパソコンかノートパソコンで受講すること(禁:スマートフォン・タブレット端末)。 3.グループワークに積極的に参加し、課題発見力・課題解決力を身につけようという意欲があること。 4.講義は社会人も参加する公開授業とするので、学生以外の方々とコミュニケーションをとることに意欲があること。 5.グループワーク、グループディスカッション、ファシリテーション、地域課題解決に関連する科目を受講していることが望ましい。
□「初級地域公共政策士」資格取得のための科目認証制度 https://chiiki.skr.u-ryukyu.ac.jp/?page_id=1053
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授業計画
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※Zoomの「招待URL」と「ミーティングID」をWebClassに掲示するので、履修登録学生は必ず確認の上受講してください(社会人へはメール送信します)。
□本科目は新型コロナウイルスへの感染対策として、遠隔授業(Zoomによる同時双方向型授業)を基本に開講します。 土曜日に開講する遠隔授業を基本に、ワークショップを組み合わせた「ハイブリッド型授業」です。 また、グループのコミュニケーションツールとして「Slack」を基本とし、「Googleスライド」や「Google Jamboard」も用います。
■沖縄セルラー電話(株)と本学の包括的連携協定に基づき「ワークショップ1、2」を開催します。
4月10日(土)【第3時限~第5時限】 第1回:オリエンテーション(シラバスの解説、遠隔授業ツールの解説)、受講生のアイスブレイク 第2回:Information and Communication Technology (ICT)概論 〜 人工知能、ブロックチェーン、インターネット・オブ・シングズ、クラウドを中心に 〜 第3回:オンラインとオフラインの融合 〜 On-Line merges with Off-line (OMO)、オンライン・ファーストの考え方を理解する 〜
5月8日(土)【第3時限~第5時限】 第4回:人工知能と機械学習 〜 考え方とユースケースを理解する 〜 第5回:ブロックチェーン、インターネット・オブ・シングズ、クラウド 〜 考え方とユースケースを理解する 〜 第6回:地域課題解決にICTをどう活用するか 〜 事例紹介と個人演習 〜
5月29日(土)【第3時限~第5時限】※Code for Kanazawa 第7回:シビックテックに関する講義・演習1 第8回:シビックテックに関する講義・演習2 第9回:オープンデータに関する講義・演習
6月19日(土)【第3時限~第5時限】※ワークショップ-1 第10回 ICTの活用による地域課題解決事例のレクチャー 第11回 対象課題及び解決方策の検討 第12回 提案事業の検討(中間報告)
7月10日(土)【第3時限~第5時限】※ワークショップ-2 第13回 提案事業の再検討 第14回 プレゼンテーションの資料等の準備 第15回 報告会の開催・講評
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事前学習
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■以下の「参考図書」に目を通しておいてください。
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事後学習
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講師の出す課題に取り組むこと。 学んだ内容について、授業後にどのように考え、個人が変化したか、振り返りを行ってください。
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教科書にかかわる情報
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教科書全体備考
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参考書にかかわる情報
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4140817712
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松尾豊, NHK「人間ってナンだ?超AI入門」制作班編著
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NHK出版
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2019
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4532357365
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翁百合, 柳川範之, 岩下直行編著
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日本経済新聞出版社
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2017
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4532114071
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日経文庫, 1407 ; B131
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亀井卓也著
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日本経済新聞出版社
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2019
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4526078999
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井熊均, 井上岳一, 木通秀樹著
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日刊工業新聞社
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2018
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参考書全体備考
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適宜授業内で紹介します。
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使用言語
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日本語
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メッセージ
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本科目は「初級地域公共政策士」資格取得のための科目認証制度の選択必修科目です。 また、本科目は地域創生副専攻の授業科目「地域創生理解科目」です。 さらに、本学が取り組む「アクティブシンクタンク」の社会人向けの人材育成プログラムでもあるため、自治体、NPO法人や企業等社会人等にも公開授業として社会人にも提供します。
※本科目は沖縄セルラー電話(株)との包括連携協定に基づき、同社との連携・協力のもとワークショップを開催します。
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オフィスアワー
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高畑明尚(研究室525) 畑中寛(地域国際学習センター305)※事前にメール連絡
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メールアドレス
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この項目は教務情報システムにログイン後、表示されます。
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URL
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「初級地域公共政策士」資格取得科目履修制度(学生向け) https://chiiki.skr.u-ryukyu.ac.jp/?page_id=1053
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