授業の形態
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講義
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アクティブラーニング
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授業内容と方法
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法社会学とは、法律学固有の思考様式をいったん離れ、社会学をはじめとする隣接諸学の理論や方法を援用しながら法に関わる諸事象について省察する、相対的に自由な、そして新しい、学問です。本授業では、法の社会学的理論、法文化論、紛争処理制度論、法曹制度、ジェンダーと法、都市と法など、法社会学のいくつかの分野の議論を講義形式で概観します。
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URGCC学習教育目標
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社会性、地域・国際性、専門性
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達成目標
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法社会学的考察を通じて、私たちの社会において法という規範制度が存在することの意味や機能についての理解を深めます。これは、法律学を学ぶ者がなぜあえて法社会学なる学問に触れることが望ましいかという、科目の存在理由に深く関わっています。
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評価基準と評価方法
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筆記試験の点数により評価します。
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履修条件
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特になし。狭い意味での法律学だけでなく、「文化」に関心を持ち、文芸・映画・音楽などに幅広く触れている人なら、授業内容を楽しめると思います(予備知識が必要ということではありません)。
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授業計画
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第1回 法社会学の基本視角 (概念法学批判と実証主義) 第2回 法と社会規範 第3回 法と近代化 第4回 法と強制力 第5回 ルールとしての法 第6回 法と社会変動 第7回 自律的システムとしての法 第8回 法と権力 第9回 法文化 第10回 民事紛争処理制度 第11回 司法制度改革 第12回 裁判官 第13回 弁護士 第14回 都市と法 第15回 ジェンダーと法 試験
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事前学習
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特に予習は求めません。ふだん法律学を学びながら感じている違和感があれば、それはいったいなにか思いをめぐらせておいてください。
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事後学習
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授業の復習。単なる知識の習得ではなく、法社会学的視角からの考察を自ら反芻するタイプの復習を心がけて下さい。
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教科書にかかわる情報
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教科書全体備考
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参考書にかかわる情報
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4589029774
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NJ叢書
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和田仁孝編
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法律文化社
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2006
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4595830262
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放送大学教材, 83026-1-0011, 1830260-1-0011
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六本佳平著
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放送大学教育振興会
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2000
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4535511411
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Series law in action, 3
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和田仁孝, 太田勝造, 阿部昌樹編
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日本評論社
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2002
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参考書全体備考
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使用言語
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日本語
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メッセージ
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※特定の教科書は用いません。上に挙げた参考書も無理に入手する必要はありません。授業で紹介した参考文献(場合によっては映画や小説)を適宜参照してください。
(受入担当教官からの補足事項:担当教員欄には「未定(法文), 戸谷 義治」と記載されていますが、戸谷は受入事務のみを担当し、実際の講義は尾崎一郎・北海道大学教授を招聘して実施します。また、受講登録については、下記URLを参照してください。)
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オフィスアワー
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集中講義期間中適宜質問に応じます。
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メールアドレス
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この項目は教務情報システムにログイン後、表示されます。
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URL
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http://www.cc.u-ryukyu.ac.jp/~hougaku/
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