科目番号
教室
登録人数
履修登録方法
対面/遠隔
環351
[水1]農202
50
抽選対象
対面授業
開講年度
期間
曜日時限
開講学部等
2017
前学期
水1
農学部亜熱帯農林環境科学科
講義コード
科目名[英文名]
単位数
701094001
森林水文学
2
担当教員[ローマ字表記]
井上 章二
授業の形態
アクティブラーニング
授業内容と方法
降雨や河川における水の流出は大気圏、地圏(水圏も含む)における水移動現象である。この水循環システムにおける森林(生態系、土壌)の果たす役割を理解し、地球あるいは地域環境と森林との相互関係について水循環をベースに学ぶ。適宜プリントを配付しながら主として講義形式による授業を進める。テーマによっては演習を実施し総合的理解を目指す。
URGCC学習教育目標
達成目標
(1)地球における水循環システムを説明できる
(2)水循環過程において森林の果たす役割を説明できる
(3)森林と地球環境の相互作用について森林水文学をベースに概説できる
この科目は農学部で提供する学士教育プログラム学習教育目標における「農学の安定的・持続的生物生産、環境保全及び生物資源の有効利用の役割を理解し、問題解決に対する責任を認識する能力」を身につけることに関連した授業である。さらに亜熱帯農林環境科学科で提供する学士教育プログラムの学習教育目標における「亜熱帯域の森林生態系の保全、修復と木材利用の双方が調和した流域管理を実戦するための専門的知識と応用力」を身につけることに関連した授業である。
評価基準と評価方法
講義内容に関する知識およびその応用力を問う試験(90%)を行い、URGCCの到達度も総合的に評価する。また、不定期に課すレポート(10%)により授業や学習に対する積極性等を評価する。
出席3分の2に満たない場合は受験資格なし
履修条件
特になし
授業計画
1.授業のガイダンス
2.世界の森林現況と水文学概説
3.降水特性
4.森林における降水の浸透
5.土壌水の移動(不飽和)
6.土壌水の移動(飽和)
7.河川・渓流における流出解析1
8.河川・渓流における流出解析2
9.流出解析演習
10.森林における蒸発散特性1
11.森林における蒸発散特性2
12.森林管理と水環境
13.森林の機能評価
14.水文統計
15. 試験
16.試験結果の講評と授業全体の総括
事前学習
授業には多く物理的な内容を含むので、予告された次回の内容に対して参考書等を利用して概略を予習しておくこと。
事後学習
講義で配付された資料と講義中の説明をリンクさせ、自らの理解を深めるるための復習を行う。
教科書にかかわる情報
教科書全体備考
特定の教科書は用いない
参考書にかかわる情報
参考書
書名
塚本編,森林水文学,文永堂,1992,ISBN 4-8300-4058-C3061
ISBN
4830040580
備考
著者名
出版社
出版年
NCID
BN07226346
参考書
書名
太田・服部監修,地球環境時代の水と森,J-FIC,2002,ISBN 4-88965-134-9
ISBN
4889651349
備考
著者名
出版社
出版年
NCID
BA56401043
参考書
書名
森林水文学 : 森林の水のゆくえを科学する
ISBN
9784627290914
備考
著者名
森林水文学編集委員会編
出版社
森北出版
出版年
2007
NCID
BA81382009
参考書全体備考
使用言語
日本語
メッセージ
理解度を深めるため,アンケートあるいは小テストを実施することがある
オフィスアワー
木曜日 15:00~17:00
メールアドレス
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URL
http://www.cc.u-ryukyu.ac.jp/~inoue416/
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