タイトル

科目番号 教室 登録人数 履修登録方法 対面/遠隔
物物322   [水2]理114   50   抽選対象   対面授業  
開講年度 期間 曜日時限 開講学部等
2018 後学期 水2 理学部物質地球科学科  
講義コード 科目名[英文名] 単位数
400861002 物理数学Ⅳ   2  
担当教員[ローマ字表記]
稲岡 毅  
授業の形態
講義、演習又は実験
 
アクティブラーニング
 
 
授業内容と方法
この授業科目の内容はフーリエ解析であり、「フーリエ級数」、「フーリエ積分」、「フーリエ変換」について学ぶ。教科書を中心に講義を行い、物理学への応用力を養うために,しばしば問題演習を行う。
 
URGCC学習教育目標
自律性、問題解決力、専門性
 
達成目標
各学習項目での達成目標は次のとおりである。[専門性]、[問題解決力]

フーリエ級数
(a)与えられた周期的な実関数を正弦波、余弦波のフーリエ級数で表すことができる。
(b)与えられた周期的な(複素)関数を複素フーリエ級数で表すことができる。
(c)パーセバルの恒等式を用いて、いろいろな無限級数の値を求めることができる。
フーリエ積分
(a)一定の条件を満たす非周期の実関数を、正弦波、余弦波のフーリエ積分で表すことができる。
(b)一定の条件を満たす非周期の(複素)関数を、複素フーリエ積分で表すことができる。
(c)パーセバルの恒等式を用いて、いろいろな定積分の値を求めることができる。
フーリエ変換
(a)一定の条件を満たす実関数の、フーリエ正弦変換、フーリエ余弦変換を求めることができる。
(b)一定の条件を満たす(複素)関数の、複素フーリエ変換を求めることができる。

授業内容の復習と課された問題演習を通して、自己学習する力を身につける。[自律性]、[問題解決力]
 
評価基準と評価方法
上記の達成目標に準じて評価する。
内訳は、期末試験75%、小テスト15%、出席10%。
授業に10回以上出席すること。遅刻1回は出席(2/3)回と数える。
 
履修条件
微分積分学ST I・ IIまたは自然科学のための数学I・II、物理学I・IIまたは物理学入門I・IIを履修していることが望ましい。
 
授業計画
第1回: 正規直交系と最小2乗近似
第2回: 三角関数の積分の復習
第3回: 周期関数のフーリエ級数
第4回: 周期関数のフーリエ級数の応用
第5回: 偶関数および奇関数のフーリエ級数、半区間展開
第6回: 偶関数および奇関数のフーリエ級数、半区間展開の応用
第7回: 複素フーリエ級数
第8回: 複素フーリエ級数の応用
第9回: フーリエ級数でのパーセバルの恒等式とその応用
第10回: フーリエ級数からフーリエ積分へ
第11回: フーリエ積分の応用
第12回: フーリエ余弦積分と正弦積分
第13回: 複素形式のフーリエ積分とフーリエ変換
第14回: 複素形式のフーリエ変換の応用
第15回: パーセバルの恒等式、たたみ込み(合成積)のフーリエ変換
第16回: 期末試験
(注)理解度向上のための復習などのため、若干計画が変更されることがあります。
 
事前学習
微積分、とりわけ三角関数の積分(置換積分、部分積分を含む)をよく復習し、フーリエ解析の学習が円滑に進むように準備しておくこと。
 
事後学習
授業内容の復習と課された問題演習を中心として、「能動的」な自己学習を行うこと。どこが理解できていないかを自分で診断し、どのように勉強すればよいかを自分で考え、実行し、効果を検証すること。
 
教科書にかかわる情報
教科書 書名 ISBN
4563011177
備考
著者名
出版社
出版年
NCID
BA64751958
 
教科書全体備考
 
 
参考書にかかわる情報
参考書 書名 ISBN
4563003115
備考
著者名
出版社
出版年
NCID
参考書 書名 ISBN
4061545205
備考
著者名
出版社
出版年
NCID
 
参考書全体備考
 
 
使用言語
日本語
 
メッセージ
三角関数の積分に習熟していることが望ましい。
 
オフィスアワー
支障がない限り、随時受け付けます。共通教育棟1号館502室
 
メールアドレス
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