タイトル

科目番号 教室 登録人数 履修登録方法 対面/遠隔
物物302   [金2]理313   60   抽選対象   対面授業  
開講年度 期間 曜日時限 開講学部等
2018 後学期 金2 理学部物質地球科学科  
講義コード 科目名[英文名] 単位数
400867002 量子力学   2  
担当教員[ローマ字表記]
小田 一郎  
授業の形態
講義
 
アクティブラーニング
 
 
授業内容と方法
初等量子力学で学んだ知識を土台にして、さらに量子力学の進んだ知識を解説する。具体的には、まず前期量子論の復習を行う。次に、シュレディンガー方程式を井戸型ポテンシャルに適用し、解析的に解く。さらに、角運動量やスピンについて理解すること。最後に、摂動論や散乱問題について学ぶ。
 
URGCC学習教育目標
問題解決力、専門性
 
達成目標
初等量子力学で学んだ基本的概念を基にして、量子力学の発展的な分野の理解を目指す。本講義を理解することによって、最近話題になっている量子コンピュータや量子暗号の分野の理解が独力でできる程度の理解力を目指す。
 
評価基準と評価方法
期末試験:100点。判定基準は、A:80-100, B:60-79, C:40-59, D:20-39, F:0-19であるが、年によって難易度が変わるので、点数は幾分変動する。問題は、授業で説明した事項について、理解力や計算力を判断できる基本的な問題を出題する。また、参考のために毎回出席をとるが、基本的には成績には反映されない。
 
履修条件
解析力学,物理数学I,IIを履修していること。
初等量子力学、初等量子力学演習と物理数学IIIはできる限り同時に履修すること。
 
授業計画
授業内容の概略

(1)定期試験の復習
(2)前期量子論の復習
(3)量子化について
(4)行列力学
(5)波動力学
(6)井戸型ポテンシャル1
(7)井戸型ポテンシャル2
(8)角運動量について
(9)角運動量の合成と分解-クレプッシュ・ゴルダン係数-
(10)スピン1
(11)スピン2
(12)摂動論1
(13)摂動論2
(14)散乱問題1
(15)散乱問題2
(16)定期試験
 
事前学習
事前学習によって、前回までの授業内容を自分でとったノートを基にして理解しておくこと。
 
事後学習
授業でとったノートを理解すること。また、自分の能力にあった適当な演習書を1冊購入し、授業内容にあった問題を自力で解くこと。また理解できない場合は、オフィスアワーか次回の授業の終わった後に、質問すること。
 
教科書にかかわる情報
教科書 書名 ISBN
4785322063
備考
著者名
江沢洋著
出版社
裳華房
出版年
2002
NCID
BA56422087
 
教科書全体備考
 
 
参考書にかかわる情報
 
参考書全体備考
 
 
使用言語
日本語
 
メッセージ
 
 
オフィスアワー
部屋にいる時は、いつでも質問に来てもらって結構です。
 
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