タイトル

科目番号 教室 登録人数 履修登録方法 対面/遠隔
物物328   [月2]理313   40   抽選対象   対面授業  
開講年度 期間 曜日時限 開講学部等
2018 後学期 月2 理学部物質地球科学科  
講義コード 科目名[英文名] 単位数
400884002 波動論   2  
担当教員[ローマ字表記]
柳澤 将 [Yanagisawa Susumu]  
授業の形態
講義
 
アクティブラーニング
学生が自身の考えを発表する、学生が文献や資料を調べる
 
授業内容と方法
・物理学の様々な分野に現れる振動・波動現象の基礎を学習する。振動・波動は量子力学の中心的問題であると同時に、光学、電磁気学などに登場する。振動・波動現象を理解するのは現代物理学にとって重要といえる。

・振動・波動に関する基本的な講義と、理解を深めるためのタブレットを使用した動画に触れる時間も取って進める。

・講義内容は、基本的に指定教科書に沿って進める。毎回、次回の内容を伝えるので予習してくるのが望ましいが、特に復習に時間を取ってほしい。
[2018/9/6現在、注意: 教科書の生協への注文が遅くなってしまったが、序盤の講義では講義内容をまとめた資料を配布するので、すぐに手に入らなくても問題はない。]

・数式の処理が長いところ、またはじっくり考えて理解してほしい箇所がある場合、特に前もって資料を配布するなどし予習を指示することがある。

・レポート・課題を三回程度、講義中の小テストまたは期末テストを計二回程度予定。レポートについては、講義中に学生同士で議論・考察しながら進める時間も設ける。
 
URGCC学習教育目標
自律性、情報リテラシー、問題解決力、専門性
 
達成目標
物理学における振動・波動現象について、最低限、以下のような基本知識・方法論を習得することを目標とする。
・いくつかの質点からなる連成振動に関する運動方程式を立て、解けるようにする。
・重ね合わせの原理や、基準振動(モード)に基づき、一般的な振動の記述の仕方を理解する。

 
評価基準と評価方法
原則、レポート、小テスト、学期末テストにより評価する。
 
履修条件
力学を履修または同時履修していることが望ましい。
 
授業計画
第1-3回 単振動,単振動の例,重ね合わせの原理
第4回 基準モード
第5,6回 連成振動
第7,8回 連続体の振動,波動方程式
第9,10回 減衰振動,強制振動,共鳴
第11,12回 位相速度と群速度
第13回 波束,フーリエ変換
第14,15回 平面波,球面波,電磁波
第16回 期末試験(予定)
授業はアニメーションなどを使い、視覚的に波動現象を理解できるように進める予定です。
 
事前学習
よくわからない場合は、いつでも相談に応じます。
 
事後学習
講義で学習した内容を、受講した週のうちに復習してほしい。

数式を解くことが少なからずあるが、一通り、自分でも手を動かして再現してみるのがよい。
予習も合わせてできれば、よい勉強のサイクルができる。
 
教科書にかかわる情報
教科書 書名 ISBN
9784785320881
備考
著者名
出版社
出版年
NCID
 
教科書全体備考
 
 
参考書にかかわる情報
参考書 書名 ISBN
9784061572027
備考
著者名
出版社
出版年
NCID
参考書 書名 ISBN
4130626078
備考
著者名
出版社
出版年
NCID
 
参考書全体備考
 
 
使用言語
日本語
 
メッセージ
3年次以降の履修内容(量子力学、物性論)や卒業研究にもつながりうるので、意欲を持って学習することが望ましい。
 
オフィスアワー
随時(特に、昼食時間)。いつでも可能な限り対応する(共1-511)。
 
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