タイトル

科目番号 教室 登録人数 履修登録方法 対面/遠隔
物物303   [金4]理313   60   抽選対象   対面授業  
開講年度 期間 曜日時限 開講学部等
2019 前学期 金4 理学部物質地球科学科  
講義コード 科目名[英文名] 単位数
400864001 熱力学   2  
担当教員[ローマ字表記]
前野 昌弘  
授業の形態
講義
 
アクティブラーニング
 
 
授業内容と方法
熱力学は我々が諸々のエネルギーを利用しようとするときに重要な役割を果たす、物理学の基盤と言っていい学問分野である。しかしその中心となる「熱」は目に見えた現象そのものと直接に結びつかない為に、取っ付きが悪く難解であるとよく言われる。
本講義では「仕事」という目に見える量、正確に言えば外部から行う操作によって定義され計算できる量から、目に見えない量である「熱」や(さらに難解と言われる)「エントロピー」の概念を説明していくという方向で講義を行う。
コンピュータシミュレーションやインタラクティブコンテンツなども授業に取り入れた授業にする予定である。
 
URGCC学習教育目標
問題解決力、専門性
 
達成目標
1.エントロピーなどの熱力学的概念を説明できるようになる。
2.実際に起こる熱現象に対して熱力学を使って計算できるようになる。
 
評価基準と評価方法
達成目標が達成されているかを確認するため、学期末試験を行い、試験の点数のみで評価する。

学則に従い
60点以上 70点未満は「D」、
70点以上 80点未満は「C」、
80点以上 90点未満は「B」、
90点以上を「A」とする。
 
履修条件
1.力学を履修していることが望ましい。
2.熱力学演習を並行して履修することを強く推奨する。
 
授業計画
第1回 第1章 はじめに 熱力学とはなにか
第2回 第2章 熱力学の準備としての力学(前半)
第3回 第2章 熱力学の準備としての力学(後半)
第4回 第3章 熱力学の状態と操作
第5回 第4章 断熱仕事と内部エネルギー
第6回 第5章 等温仕事と熱の定義
第7回 第6章 熱力学第2法則(前半)
第8回 第6章 熱力学第2法則(後半)
第9回 第7章 Carnotの定理とCarnotサイクル
第10回 第8章 エントロピー(前半)
第11回 第8章 エントロピー(後半)
第12回 第9章 完全な熱力学関数としてのUとF
第13回 第10章 いろいろな熱力学関数
第14回 第11章 相転移
第15回 学期末試験
第16回 期末試験の解説と講評

学期末試験は、通常より一週早い7月26日に行う予定。
 
事前学習
授業では教科書の内容を解説するが、事前・事後に教科書を熟読しておくこと。授業中に使用するインタラクティブコンテンツは下記ホームページにて公開するので、携帯やコンピュータなどでアクセスして自習すること。
 
事後学習
授業では教科書の内容を解説するが、事後に教科書を熟読し、演習問題を解いていくこと。授業中に使用するインタラクティブコンテンツは下記ホームページにて公開するので、携帯やコンピュータなどでアクセスして自習すること。
 
教科書にかかわる情報
 
教科書全体備考
教科書は印刷した冊子を配布する。
 
参考書にかかわる情報
参考書 書名 ISBN
9784563024321
備考
新物理学シリーズ / 山内恭彦監修, 32
著者名
田崎晴明著
出版社
培風館
出版年
2000
NCID
参考書 書名 ISBN
9784130626095
備考
著者名
出版社
出版年
NCID
参考書 書名 ISBN
9784320033474
備考
著者名
出版社
出版年
NCID
 
参考書全体備考
 
 
使用言語
日本語
 
メッセージ
 
 
オフィスアワー
居室(理A307号室)の前に授業やゼミ、会議等の予定表を貼ってあるので、それ以外の時間ならいつでも質問に来てかまわない。
 
メールアドレス
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