タイトル

科目番号 教室 登録人数 履修登録方法 対面/遠隔
物物303   [火4]理313   60   抽選対象   対面授業  
開講年度 期間 曜日時限 開講学部等
2020 前学期 火4 理学部物質地球科学科  
講義コード 科目名[英文名] 単位数
400864001 熱力学   2  
担当教員[ローマ字表記]
柳澤 将 [Yanagisawa Susumu]  
授業の形態
講義
 
アクティブラーニング
 
 
授業内容と方法
熱力学は我々が諸々のエネルギーを利用しようとするときに重要な役割を果たす、物理学の基盤と言っていい学問分野である。しかしその中心となる「熱」は目に見えた現象そのものと直接に結びつかない為に、取っ付きが悪く難解と言われる。
本講義では「仕事」という、外部から行う操作によって定義され計算できる量から、目に見えない量である「熱」や(さらに難解と言われる)「エントロピー」の概念を説明していくという方向で講義を行う。
コンピュータシミュレーションやインタラクティブコンテンツなども授業に取り入れた授業にする予定である。

重要!!
【2020年4月8日掲載】
1. 授業開始の延期
新型コロナウィルス感染拡大を受け、理学部提供科目の開始が5月7日以降に延期されることになりました(http://www.sci.u-ryukyu.ac.jp/index.php?id=52#571)。
これを受け、熱力学の講義開始を5月12日(火)とします。
2. 登録調整
登録、取消など許可コードが必要な場合には、直接、柳澤までメールで連絡してください(メールアドレスは下段に)。
3. その他
・登録者が確定した後は教務情報システムに登録されているメールアドレス(e******@eve.u-ryukyu.ac.jp)に連絡することになりますので、メールを定期的に確認するようにしてください。
・今後、新型コロナウィルス感染拡大防止の対応状況によって、授業日程・内容についての急な変更も予想されることから、シラバスも定期的に確認するようにしてください。

【2020年4月10日掲載】
・4/8に上述したように、当面、対面講義は行いませんが、そのあいだ、各自で自習できるよう教科書をアップロードしましたので、各自、勉強してみてください。
URL:
http://www.phys.u-ryukyu.ac.jp/~maeno/td2020.pdf
・当初、3回は講義が休講になるので、まず、教科書の第一章と二章が、これまでの学習内容の復習にもなっているのでしっかり読んでみてください。余裕があれば、ぜひ第三章以降も読んでみてください。
・質問がある場合、下段のメールアドレスにて受けます。直接面談して相談したい場合、大学が閉鎖されない限りは、少数なら受け入れられる可能性があるので、相談してください。
・教科書の印刷版は、リスク回避のため、いまのところ、対面講義開始まで一斉に配布しませんが、どうしても欲しい場合、相談してください。
・今後の講義予定など、状況に応じ、シラバスを通じて知らせるので、週に一回毎週火曜日にはシラバスを見ること。

【2020年4月27日掲載】
・教科書のpdfを、WebClassにもアップロードしました。見やすくなるよう、章別に分けてもアップロードしています。今後のwebclassの使用にも慣れるために、ぜひアクセスしてみてください。

【2020年5月8日掲載】
すでにお伝えしたように、5月12日(火)よりオンライン講義を開始します。

今後、講義の仕方は変わる可能性はありますが、当面は、特に火曜日4限時にアクセスしなくてもいつでも好きな時に学習できる形の教材準備をします。
したがって、5月12日も特に4限時にWebClassなどにアクセスしている必要はありません。

ただし、週に少なくとも1回はWebClassにアクセスし、学習するペースをつかんでください。

・これまで配布した教科書関係は、すべてWebClassにて「熱力学教科書」「熱力学各章別」としてまとめています。
【以下、重要】
・配布した教科書に基づく「講義:熱力学(○月○日)」という講義資料を週1回、講義の日の火曜4限までにWebClassの教材として置きます。5/12以降は、これに少なくとも週1回はアクセスし学習してください。すでに、アップされた教科書の方で学習を進めている学生さんには、再度確認する内容になります。
・5/12の分の「講義:熱力学(5月12日)」にて簡単な課題というか、アンケートを課します。成績には関係しない、登録した学生さんのアクセス状況確認が主な理由のアンケートです。一応、提出締切は翌週講義の5月19日の4限までとしますが、確認のためのアンケートなので、それを過ぎて提出してもらってもかまいません。ただし、早く提出してもらえると助かります。

【2020年5月29日掲載】
受講者のみなさんに、6/2 14時40分からのリアルタイムのオンライン講義の案内のメールを送っています。確認してください。
 
URGCC学習教育目標
問題解決力、専門性
 
達成目標
1.エントロピーなどの熱力学的概念を説明できるようになる。
2.実際に起こる熱現象に対して熱力学を使って計算できるようになる。
 
評価基準と評価方法
達成目標が達成されているかを確認するため、学期末試験を行い、試験の点数のみで評価する。

学則に従い
60点以上 70点未満は「D」、
70点以上 80点未満は「C」、
80点以上 90点未満は「B」、
90点以上を「A」とする。

【2020年5月8日掲載】
現状では、通常の試験を行うのは難しいと考えられます。レポート提出を中心に評価する予定です。
 
履修条件
1.力学を履修していることが望ましい。
2.熱力学演習を並行して履修することを強く推奨する。
 
授業計画
第1回 第1章 はじめに 熱力学とはなにか
第2回 第2章 熱力学の準備としての力学(前半)
第3回 第2章 熱力学の準備としての力学(後半)
第4回 第3章 熱力学の状態と操作
第5回 第4章 断熱仕事と内部エネルギー
第6回 第5章 等温仕事と熱の定義
第7回 第6章 熱力学第2法則(前半)
第8回 第6章 熱力学第2法則(後半)
第9回 第7章 Carnotの定理とCarnotサイクル
第10回 第8章 エントロピー(前半)
第11回 第8章 エントロピー(後半)
第12回 第9章 完全な熱力学関数としてのUとF
第13回 第10章 いろいろな熱力学関数
第14回 第11章 相転移
第15回 学期末試験
第16回 期末試験の解説と講評

学期末試験は、通常より一週早い7月28日に行う予定。

【2020年5月8日掲載】
予定通りの日程で進んでいないため、上記の内容をすべてカバーするのは難しいかもしれませんが、できるだけカバーしたいと思います。
 
事前学習
授業では教科書の内容を解説するが、事前・事後に教科書を熟読しておくこと。授業中に使用するインタラクティブコンテンツは物理系ホームページでも公開するので、携帯やPCなどでアクセスして自習すること。
 
事後学習
授業では教科書の内容を解説するが、事後に教科書を熟読し、演習問題を解いていくこと。授業中に使用するインタラクティブコンテンツは物理系ホームページでも公開するので、携帯やPCなどでアクセスして自習すること。
 
教科書にかかわる情報
 
教科書全体備考
教科書は印刷した冊子を配布する。
 
参考書にかかわる情報
参考書 書名 ISBN
9784563024321
備考
新物理学シリーズ / 山内恭彦監修, 32
著者名
田崎晴明著
出版社
培風館
出版年
2000
NCID
参考書 書名 ISBN
9784130626095
備考
著者名
出版社
出版年
NCID
参考書 書名 ISBN
9784320033474
備考
著者名
出版社
出版年
NCID
 
参考書全体備考
 
 
使用言語
日本語
 
メッセージ
 
 
オフィスアワー
【2020年5月21日掲載】
質問があれば、メールにてお願いします。
 
メールアドレス
この項目は教務情報システムにログイン後、表示されます。
 
URL
 
 

ページの先頭へ