タイトル

科目番号 教室 登録人数 履修登録方法 対面/遠隔
先31   [金2]共2-301   100   抽選対象   対面授業  
開講年度 期間 曜日時限 開講学部等
2021 前学期 金2 共通教育等科目先修科目  
講義コード 科目名[英文名] 単位数
100408061 物理学Ⅰ 06組   2  
担当教員[ローマ字表記]
辺土 正人  
授業の形態
講義
 
アクティブラーニング
 
 
授業内容と方法
・高等学校で物理学を履修した理科系学生を対象に,力学の基礎について概説します。
・高等学校までに履修した物理学の基本概念をベクトル,微分積分学を基に系統的に解説します。
・高校物理で天下り的に学習した概念について,ベクトルや微分積分学を使って,そうなった「理由」について解説します。
・教科書の掲載順ではなく,似た概念はひとまとめにして取扱い,力学全体を体系化,整理して解説します。

・「Webclass」を活用した「オンライン(オンデマンド型)講義」でおこないます。
 Webclass: http://rais.skr.u-ryukyu.ac.jp/dc/?page_id=9871
・各回の講義ごとに,講義内容を記した「講義ノート(PDFで配布)」,講義内容を補う「Webページ(動画付)」,講義後の「ミニテスト(Webclass内で選択肢選択型)」,「リアクションシート(感想や質問等)」,質問への回答(Webページ)を1セットとしておこないます。
・講義日までに,上記セットを Webclass で公開します。
・柔軟な受講ができるように,受講期限は講義日を含んで3日以内に設定します。
 ただし,
 * 受講期間とは,ミニテストとリアクションシートへのアクセス期間を意味しています。
 * 第1講終了後に登録された方は,期限を延長しますの連絡を下さい。
 * 講義ノート,講義補足Webページは講義期間中(9月末まで)はいつでも閲覧できるようにします。
・中間テスト(第9講 6/11)と期末試験(8/6)を行い,評価します。
・他に WebClass のタイムラインへ教材更新の案内をします。
・加えて,質問用の掲示板を設置してありますので,随時質問を受け付けます。

※なお,新型コロナ感染症感染拡大に伴って授業計画を修正することがあります。(Zoom を使っての追加解説,質疑応答または対面授業への移行もありえます。)
その際には,事前に受講生と議論し,速やかにシラバスを更新,連絡をします。
 
URGCC学習教育目標
自律性、コミュニケーション・スキル、問題解決力、専門性
 
達成目標
・力学の基本法則を学び、力が働いたとき物体がどのような運動をするかを導くことができる。 [専門性][問題解決力]
・自然界に現れるいろいろな物体の運動を理解し,数学的に表現できる。[専門性][問題解決力]
・上記の事柄について,論理的に説明することができる。[コミュニケーション・スキル]
・問題演習を通して、自己学習することができる。[自律性][問題解決力]

※[ ] 内は本授業が対応する URGCC学習教育目標
 
評価基準と評価方法
・授業に10回以上出席すること。[琉球大学各学部共通細則 第15条の2]
・出欠の確認は,Webclass の「リアクションシート」をもって行います。ただし,コメントのないもの(またはコメントとして認められないもの)は欠席とみなします。

・ミニテストの総計,中間試験,期末試験がそれぞれ100点満点になるように計算し,ミニテスト(30%),中間試験(30%),期末試験(40%) の割合で評価します。
・試験やレポート等の各問は,教科書の例題や演習問題集とかによく掲載されている一般的な問題を題材にしていますので,「答えのみ」の解答は評価対象になりません。
 その解に至った「説明」を求め,記載している内容によって「理解度」を測りますので,できるだけ多くの説明を記すように留意して下さい。
・試験等で獲得した点を上記比率で評価した点数の総計を評価点とし,60点以上に単位を与えます。評価ランク(A, B, C, D)は、前述の合計評価点を標準的な区分で評価します。
 [琉球大学各学部共通細則 第16条]
 
履修条件
・高等学校で線形代数学(ベクトル),微分積分学,物理学(力学)を学んでいることが望ましい。
(すでに上記のことは理解しているという前提で授業を進めて行きますので,理解の不足しているところは自習して下さい。)

・共通教育科目 微分積分学STI(またはADI)を受講している(または受講済)ことが望ましい。
 
授業計画
第1回 序論(授業計画,``物理学''とは)(4月9日)
第2回 数学的準備(ベクトル,微分積分学など)(4月16日)
第3回 速度と加速度(4月23日)
第4回 運動の法則と座標系(5月7日)
第5回 等速円運動と極座標(5月14日)
第6回 平面極座標(5月21日)
第7回 力積と仕事(5月28日)
第8回 回転運動(1) 角運動量と力のモーメント(6月4日)
第9回 中間テスト(6月11日)
第10回 回転運動(2) 面積速度と万有引力(6月18日)
第11回 単振動と単振り子(6月25日)
第12回 摩擦力 粘性抵抗と慣性抵抗(7月2日)
第13回 質点系(1) 二体問題(7月9日)
第14回 質点系(2) 三体以上への拡張(7月16日)
第15回 剛体と慣性モーメント(7月30日)
第16回 期末試験(8月6日)

※学習効果を考慮して,多少変更することがあります。
 
事前学習
事前学習:教科書を熟読し,内容の不足する点は参考書等を参考に予習をする。(30分程度)

 
事後学習
事後学習:授業の復習と,ミニテスト,講義ノートの演習問題に取り組む。(90分程度)
 
教科書にかかわる情報
教科書 書名 ISBN
4808220423
備考
著者名
出版社
出版年
NCID
 
教科書全体備考
 
 
参考書にかかわる情報
参考書 書名 ISBN
4489021496
備考
著者名
出版社
出版年
NCID
参考書 書名 ISBN
4785320206
備考
著者名
出版社
出版年
NCID
 
参考書全体備考
 
 
使用言語
日本語
 
メッセージ
この授業は,理学部物質地球科学科(物理系,地学系)の指定クラスになっており,「物理学」を専門的に学ぶ学生を対象にしています。
 基礎的なことから始めますが,高校物理を理解していることを前提にしているので,受講を判断するときには留意して下さい。

・受講を希望する方は,教務システムから仮登録,本登録を申請下さい。(この授業は「Web 教員許可制」を採用しています)
 ※指定クラス以外の学生で受講を希望する方は,前段記載の「このクラスの対象学生」についての記述を「十分理解して」早めに担当教員にメールを下さい。(アドレスは下記に記載)
 講義に関するすべての内容は Webclass に記載しますので,登録完了後にしか確認できないことになります。
 受講・登録に関して,不安なことがあれば,下記のメールアドレスへ連絡を下さい。

・理解できなかったことは,リアクションシートへ書くか,掲示板やメールなどを積極的に活用して,質問をして下さい。
・レポート等の提出物は,スキャナまたはスキャナアプリ(Webclass に掲載)を使って,自身が書いた文章,数式等が「鮮明な PDF ファイル」をWebclass にて提出して下さい。
・試験の実施方法等に変更がある場合は,実施日の2週間前までに Webclass にて公示します。

※なお,新型コロナ感染症感染拡大に伴って授業計画を修正することがあります。その際には,速やかにシラバスを更新し,受講生へ連絡します。
 
オフィスアワー
・Webclass の掲示板,教員宛のメールで質問は随時受け付けます。
・対面での対応を希望する場合は,メールにてアポイントメントを取って下さい。
 Zoom 等のオンラインでの質問も可能です。(その場合もアポイントメントは必須です。)
 
メールアドレス
この項目は教務情報システムにログイン後、表示されます。
 
URL
WebClass 「物理学I 06組」
https://webclass.cc.u-ryukyu.ac.jp/webclass/login.php?group_id=21F100408061
 

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