タイトル

科目番号 教室 登録人数 履修登録方法 対面/遠隔
物物328   [月4]理313   40   抽選対象   対面授業  
開講年度 期間 曜日時限 開講学部等
2021 前学期 月4 理学部物質地球科学科  
講義コード 科目名[英文名] 単位数
401319001 波動論   2  
担当教員[ローマ字表記]
柳澤 将 [Yanagisawa Susumu], 辺土 正人, 前野 昌弘  
授業の形態
講義
 
アクティブラーニング
学生が議論する、学生が自身の考えを発表する、学生が文献や資料を調べる
 
授業内容と方法
・物理学における振動・波動現象の基礎を学習する。振動・波動は量子力学の中心的問題でもあり、振動・波動現象を理解するのは現代物理学にとって重要といえる。
・振動・波動に関する基本的な講義と、理解を深めるためのインタラクティブ教材を使用した、波動現象の動画に触れる時間も取って進める。
・講義内容は、基本的に指定教科書に沿って進める。毎回、次回の内容を伝えるので予習してくるのが望ましいが、特に復習に時間を取ってほしい。
・数式の処理が長いところ、またはじっくり考えて理解してほしい箇所がある場合、特に前もって資料を配布するなどして、予習を指示することがある。
・レポート・課題を3-4回予定しており、できれば、講義中に学生同士で議論・考察しながら進める時間も設ける。

【注意】
【2021年3月掲載、4月7日加筆】
1. 登録調整
登録、取消などはWeb教員許可制にて行います。

2. その他
・登録者が確定した後は教務情報システムに登録されているメールアドレス(e******@eve.u-ryukyu.ac.jp)に連絡することになりますので、メールを定期的に確認するようにしてください。

・今後、新型コロナウィルス感染拡大防止の対応状況によって、授業日程・内容についての急な変更も予想されることから、シラバスも定期的に確認するようにしてください。

・第一回目の2021/04/12には、Zoomにてオンラインのみの講義を行います。その後、様々な状況や、受講者の声を聞いて、講義形式を調整したいと思います。
【2021/04/07加筆】 Zoomのアクセス先をWebClassに掲示します。全講義で同じアクセス先になります。メールでもお知らせします。

・講義内容で何か質問がある場合は、下段のメールアドレス宛てか、WebClassの匿名質問掲示板へ。直接、対面で相談したい場合は相談してください。

・今後、講義の仕方は変わる可能性はありますが、当面は、特に月曜日4限にアクセスしなくてもいつでも好きな時に学習できる形の教材(pdf、動画)準備をします。したがって、特に4限時にWebClassにアクセスしている必要はありません。ただし、週に少なくとも1回はWebclassにアクセスし、学習するペースをつかんでください。

【重要】
・配布した資料に基づく「講義:波動論第○講」という講義資料を週1回、講義日の前日の日曜日朝までに置きます。これに少なくとも週1回はアクセスして学習してください。教科書で学習・予習している学生さんには、再度確認する内容になります。
・2021/04/12の分の「講義:波動論第一講」にて簡単な課題を課します。難易度は低く、成績には関係しない、登録した学生さんのアクセス状況確認のための課題です。一応、提出締切は翌週講義4月19日の4限までとしますが、確認のための課題なのでそれを過ぎて提出してもらってもかまいません。ただし、早く提出してもらえると助かります。
 
URGCC学習教育目標
自律性、問題解決力、専門性
 
達成目標
物理学における振動・波動現象について、最低限、以下のような基本知識・方法論を習得することを目標とする。
・いくつかの質点からなる連成振動に関する運動方程式を立て、解けるようにする。
・重ね合わせの原理や、基準振動(モード)に基づき、一般的な振動の記述の仕方を理解する。
・波動方程式の導出の簡単な例について理解し、そこに現れる波数の意味、波数と振動数の関係、および位相速度・群速度の物理的意味やイメージをつかむ。
 
評価基準と評価方法
【2021年3月現在】
通常の対面講義が実施可能にならない限り、以下の内容によって評価をする。
レポート・課題(3-4回)


 全得点を100点満点とし、それぞれ10〜40点程度を占めるものとする。
力学のような統一的な方程式・法則の理解に比べ、個別の現象の理解を求める傾向にあるため、数回に分けて理解・考察を問うことにする。
[注意]特に3または4回目を未受験・未提出となると、単位の取得は難しくなる。ある程度の高得点を取るには、1-4回目のすべてを提出する必要がある。

[2021/07] 第一講からWebClassで取っている出欠は、
参考のために取っているもので、成績には影響ありません。
 
履修条件
力学を履修または同時履修していることが望ましい。
 
授業計画
【2021年3月現在】
第1-3回 単振動,単振動の例,重ね合わせの原理
第4回 基準モード
第5,6回 連成振動
第7,8回 連続体の振動,波動方程式
第9,10回 減衰振動,強制振動,共鳴
第11,12回 位相速度と群速度
第13回 波束,フーリエ変換
第14,15回 平面波,球面波,電磁波
第16回 予備日
授業はアニメーションなども使い、視覚的に波動現象を理解できるように進める予定です。第16回目は、期末試験を行わず「予備日」としていますが、講義を行う可能性があります。
 
事前学習
よくわからない場合は、いつでも相談に応じます。
 
事後学習
講義で学習した内容を、受講した週のうちに復習してほしい。

数式を解くことが少なからずあるが、一通り、自分でも手を動かして再現すること。予習も合わせてできれば、よい勉強のサイクルができる。
 
教科書にかかわる情報
教科書 書名 ISBN
9784785320881
備考
著者名
出版社
出版年
NCID
 
教科書全体備考
 
 
参考書にかかわる情報
参考書 書名 ISBN
9784061572027
備考
著者名
出版社
出版年
NCID
参考書 書名 ISBN
4130626078
備考
著者名
出版社
出版年
NCID
 
参考書全体備考
 
 
使用言語
日本語
 
メッセージ
3年次以降の履修内容(量子力学、物性論)や卒業研究にもつながりうるので、意欲を持って学習することが望ましい。
 
オフィスアワー
質問があれば、メール宛て、またはWebClassの匿名掲示板にてお願いします。
 
メールアドレス
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