タイトル

科目番号 教室 登録人数 履修登録方法 対面/遠隔
物物303   [火4]理313   60   抽選対象   対面授業  
開講年度 期間 曜日時限 開講学部等
2022 前学期 火4 理学部物質地球科学科  
講義コード 科目名[英文名] 単位数
400864001 熱力学   2  
担当教員[ローマ字表記]
椎名 亮輔  
授業の形態
講義
 
アクティブラーニング
学生が文献や資料を調べる
 
授業内容と方法
熱力学は、我々の身の回りで起こる(いわば身近な)熱現象を扱う学問分野の総称で、力学や電磁気学とならんで、物理学の屋台骨の一つになっています。一方、熱力学には、力学や電磁気学における数学的扱いとは一線を画した独特の論理形式があり、それに慣れ親しむことが熱力学の習得の必須事項となります。本授業では、こうした熱力学の理論的枠組みを深く学び、熱、温度、エントロピー、自由エネルギーなどの捉えどころのない概念が如何に定義導入され、如何なる意味を持つかを理解することを主内容とします。それに基づいて、原子レベルの力学と熱現象の直接的関係を扱う統計力学との密接な繋がりを理解することまでを目指します。

【注意】
1. 当面はオンライン授業を考えていますが、詳細は追ってお知らせします。
2. メールアドレス(e******@eve.u-ryukyu.ac.jp)を定期的に確認するようにしてください。


 
URGCC学習教育目標
問題解決力、専門性
 
達成目標
1.エントロピーなどの熱力学的概念を説明できるようになる。
2.実際に起こる熱現象に対して熱力学を使って計算できるようになる。
 
評価基準と評価方法
中間テスト2回(50点)、期末試験(50点)を行い、総合点にて評価する。

 
履修条件
熱力学演習を並行して履修することを強く推奨する。
 
授業計画
第1回 授業のガイダンス、および序論
第2回 熱力学の基礎1
第3回 熱力学の基礎2
第4回 熱と分子運動1
第5回 熱と分子運動2
第6回 平衡状態と状態量
第7回 第一法則1
第8回 第一法則2
第9回 第二法則1
第10回 第二法則2
第11回 第二法則3
第12回 熱力学ポテンシャル1
第13回 熱力学ポテンシャル2
第14回 統計力学の基礎1
第15回 統計力学の基礎2
第16回 期末試験
 
事前学習
授業で講義ノートの内容を解説するが、事前に講義ノートに目を通してくること。
 
事後学習
授業では講義ノートの内容を解説するが、事後に講義ノートの計算チェックをすること。事後に演習問題を自習すること。

 
教科書にかかわる情報
 
教科書全体備考
講義ノートを配布する。
 
参考書にかかわる情報
参考書 書名 ISBN
9784785321369
備考
基礎物理学選書
著者名
押田勇雄、藤城敏幸著
出版社
裳華房
出版年
NCID
 
参考書全体備考
熱力学の教科書は、山ほど出版されているので、授業と並行して、自分に合った教科書を自習することが望ましい。
 
使用言語
日本語
 
メッセージ
初回(4/12)を含め、当面はZoomによるオンライン形式での授業を予定しています。
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Zoomミーティングに参加する
https://zoom.us/j/3765657593?pwd=eUxBbXo0R2dTUU5GdmxEZXdQN0JpQT09
ミーティングID: 376 565 7593
パスワード: 3OrHg5
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感染状況により対面式に切り替える可能性もありますので、ご了承ください。
中間試験、期末試験は、出来るだけ対面式で行ないたいと思います。

授業開始に当たって、不明な点がある人は下記メールアドレスまで連絡下さい。
 
オフィスアワー
月、火5限以降、理学部棟309
(それ以外でも出来るだけ対応します。)
 
メールアドレス
この項目は教務情報システムにログイン後、表示されます。
 
URL
http://www.phys.u-ryukyu.ac.jp/~shiina/index.html
 

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