タイトル

科目番号 教室 登録人数 履修登録方法 対面/遠隔
転11   [火2]共2-101   70   抽選対象   対面授業  
開講年度 期間 曜日時限 開講学部等
2021 前学期 火2 共通教育等科目転換科目  
講義コード 科目名[英文名] 単位数
100435021 物理学入門Ⅰ 02組   2  
担当教員[ローマ字表記]
安田 千寿  
授業の形態
講義
 
アクティブラーニング
 
 
授業内容と方法
高校で物理を履修していない理科系学生を対象とし、物理学における力学の基本的事項を「オンデマンド型の遠隔授業」で実施する。「物理学I」に比べてより基本的事項に重点をおく。高校で微分積分を習っていない学生も多いので、数学の基礎的事項についても留意する。

教材を WebClass を用いて提供し、毎回、小テスト(またはレポート課題)を課す。
小テストの内容は教材で説明した内容と同程度のものであり、通常の授業時間内に解答できる程度の量と難易度である。
(教材のアップロードの日程は下記の「授業計画」を見ること)

また、受講者の習熟度の確認や受講者へのフィードバックのため、小テスト(またはレポート課題)には〆切をもうけるので、必ず期限内(1週間程度)に受験(または提出)すること。
期限内に受けていないテスト(または提出していない課題)は0点となる。
教材の実行は、ネット環境に配慮し、必ずしも授業時間内に実施する必要はない(一方、小テストや課題の〆切は厳守とする)。
しかし、学習習慣を付けることや学習の効果を考えると、できるだけ授業時間内に実施することを強く推奨する。

さらに、必要に応じて、授業時間内に Zoom による質問受付や教材内容の補足などを行う。

以上の予定は、新型コロナウイルス感染拡大状況によって変更する場合がある。対面授業に変更する場合もあり得る。
授業に関する連絡は WebClass のタイムライン、シラバス、教務システムからのメールで連絡するので、定期的に確認すること。
 
URGCC学習教育目標
自律性、問題解決力、専門性
 
達成目標
以下のような力学の基本的事項を理解し、基本的な物理現象を論理的に考察して説明できる。[自律性] [問題解決力] [専門性]
(1)科学的方法や基本量を説明できる。
(2)変位、速度、加速度を理解し、グラフで運動を読み取り、説明できる。
(3)力と慣性の概念、運動の第1法則を説明できる。
(4)運動の第2法則、第3法則、作用・反作用の力とつりあいの力の違いを説明できる。
(5)まさつがある場合の運動を考察できる。
(6)慣性力、向心力、万有引力を説明できる。
(7)「運動量保存の法則」と「角運動量保存の法則」を説明できる。
(8)物理学における仕事やエネルギーを説明できる。
 
評価基準と評価方法
WebClass の各教材で説明した項目の理解度を、各教材の小テスト(またはレポート課題)により確認する。
小テスト(またはレポート課題)の点数をすべて足し合わせた点数が100点になるように得点を換算して成績を評価する。
100 点満点中 60 点以上を合格とする。学則に従い 60 点以上 70 点未満は「D」、70 点以上 80 点未満は「C」、80 点以上 90 点未満は「B」、90 点以上を「A」とする。

また、教材の学習状況を確認し、教材の学習をしていないと判断される場合は、そのことにより減点をする場合がある。

以上の予定は状況によって変更する場合がある。
 
履修条件
高校で「物理」(旧教育課程においては「物理II」)を履修していない学生
高校で「物理」を履修した学生が履修を希望する場合は、各学科系の指導教員の許可をもらうこと(ただし、許可された場合でも、履修希望者数が定員を超える場合、履修できない場合がある)
 
授業計画
日にちはWebClass への教材のアップロード予定日。
(教材の分量の調整などのため、下記の予定が変更されることもあります)

第1回 科学的方法 [p.3~5](4/13)
第2回 基本量と誘導量 [p.5~17](4/20)
第3回 変位と距離 [p.23~25](4/27)
第4回 速さと速度 [p.25~30](4/27)
第5回 加速度 [p.31~33](5/11)
第6回 変位、速度、加速度のグラフの関係 [p.23〜33](5/11)
第7回 重力下での運動 [p.33~38](5/18)
第8回 運動の第1法則 [p.43~46](5/25)
第9回 運動の第2法則 [p.46~50](6/1)
第10回 運動の第3法則 [p.57~59](6/8)
第11回 まさつ力 [教科書にはありません](6/15)
第12回 慣性力 [教科書にはありません](6/22)
第13回 向心力 [p.51~53](6/29)
第14回 万有引力 [p.54~57](6/29)
第15回 運動量 [p.60~62](7/6)
第16回 角運動量 [p.63~64](7/6)
第17回 エネルギー [p.85~87](7/13)
第18回 仕事 [p.71~76](7/20)
第19回 運動エネルギーと位置エネルギー [p.77~84](7/27)
[ ] 内は教科書における該当する箇所のページ番号です。

第19回までありますが、これはオンデマンド型であるためで、
実際の内容の量は従来の授業の内容の量と同じです。
(この予定は状況によって変更する場合があります)
 
事前学習
教科書は主に予習、復習に用います。次の授業に関する内容(授業計画のページを参照)を教科書で予習して授業(教材)に臨んでください。例えば、教科書を読んで、疑問に思った内容を書き出すなどしてください。
 
事後学習
授業(教材)で勉強した内容をノート等にまとめ、さらに、教科書などで自分で調べたことをノート等に加えるなど、より深く理解する工夫をしてください。目標を達成するために重要なことは、授業の内容を単に記憶することだけではなく、理解することです。分からないところは、自分で調べたり、仲間とディスカッションしたり、担当教員に質問するなどして、解決するよう心がけてください。
 
教科書にかかわる情報
教科書 書名 ISBN
4873619300
備考
著者名
J. T. Shipman著 (勝守,吉福訳)
出版社
学術図書
出版年
NCID
 
教科書全体備考
 
 
参考書にかかわる情報
 
参考書全体備考
特になし
 
使用言語
日本語
 
メッセージ
指定学部学科は工学部、農学部、海洋自然科学科です。
海洋自然科学科の登録可能人員には20名の制限があることに注意してください。
受講希望者が定員を超える場合、履修できない場合があります。
この授業は一般市民や高校生に公開する公開授業にもなっています。

登録の方法は共通教育科目の登録方法にしたがってください。

この「物理学入門」は高校で「物理」を履修した人は履修できません。
高校で「物理」を履修した人が受講しても、自分のためにはなりません。
高校で「物理」を履修した人がどうしも履修したい場合は、年次指導教員と担当教員(安田)の許可が必要です。
許可が必要な人は、4月12日(月)までに「指導教員に確認したということ」と「履修したい理由」をメールで担当教員(安田)に伝えてください。

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新型コロナウイルス感染拡大防止の対応状況によって、上記のことや授業日程などを急に変更することもあります。教務システムからのメールやシラバスを定期的に確認してください。
 
オフィスアワー
メールで質問してください。必ず返信します。
しばらくしても返信がない場合は、私に届いていない可能性がありますので、再度、連絡をください。
 
メールアドレス
この項目は教務情報システムにログイン後、表示されます。
 
URL
特になし
 

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