タイトル

科目番号 教室 登録人数 履修登録方法 対面/遠隔
情315   [水4]工1-321   75   抽選対象   対面授業  
開講年度 期間 曜日時限 開講学部等
2018 前学期 水4 工学部情報工学科  
講義コード 科目名[英文名] 単位数
601569001 情報セキュリティ   2  
担当教員[ローマ字表記]
谷口 祐治  
授業の形態
講義、実習
 
アクティブラーニング
学生が議論する
 
授業内容と方法
 ブロードバンドインターネットの急速な普及に伴い、新しい時代のインターネットとデジタルテクノロジを生み出す私たちの情報環境は急激に進化している。しかし、このような情報環境に対する不安と警戒の議論が高まっているのも現実である。
 本授業では、インターネット等の情報通信技術が急激に発展する時代における情報セキュリティをどのように捕らえるか、具体的な対処法を中心に授業を展開する。また、正しい要素技術の理解と様々な最新モデルを通して受講者個人の考え方を重視し議論を深める。この議論の成果から、次世代情報化社会の情報セキュリティへの具体的な課題と課題解決への共通理解を確率することを目的とする。
 
URGCC学習教育目標
自律性、専門性
 
達成目標
1. セキュリティリスクの対象となる情報分析の手法を理解し、実践できる。
2. 情報システムに関する脅威の最新動向を取得でき、対応策を示せる。
3. ネットワークの防御の要素技術と対応策を理解し、実践できる。
4. コンピュータの防御の要素技術と対応策を理解し、実践できる。
5. 情報の防御に関する要素技術の基本的なものを実装できる。
6. 情報セキュリティマネージメントの在り方を理解し、実践できる。
7. コンプライアンス(法令・規格)の動向を理解し、順守できる。
  [自律性][実践性][課題解決能力と創造性][専門性]
 
評価基準と評価方法
課題(80%)と自習問題(20%)から評価する。
課題提出状況は順次講義用Webページで公開する。
 
履修条件
情報工学科システムを使うため、情報工学科学生のみ履修可能である。
 
授業計画
第1回 ガイダンス(情報システムの定義、情報倫理)
第2回 脅威(情報とシステム、リスク)
第3回 脅威(攻撃の対象・手法)
第4回 ネットワークの防御(要素技術)
第5回 ネットワークの防御(ファイウォール)
第6回 ネットワークの防御(攻撃の検知と防御)
第7回 コンピュータの防御(要素技術)
第8回 コンピュータの防御(OS)
第9回 コンピュータの防御(アプリケーション)
第10回 情報の防御(暗号)
第11回 情報の防御(認証、電子署名、PKI)
第12回 情報の防御(セキュリティプロトコル)
第13回 情報システムの管理・開発・運用
第14回 情報セキュリティガバナンス・マネジメント
第15回 コンプライアンス(法令・規格)
第16回 期末試験
 
事前学習
・講義用Webページで予習しておくこと。
 
事後学習
・講義で実習したことを復習し、時間内にできなかった課題は次の授業を受講前までに行うこと。
 
教科書にかかわる情報
 
教科書全体備考
 
 
参考書にかかわる情報
参考書 書名 ISBN
9784048677820
備考
著者名
日本ネットワークセキュリティ協会教育部会著
出版社
角川グループパブリッシング (発売)
出版年
2009
NCID
BA89724332
 
参考書全体備考
 
 
使用言語
日本語
 
メッセージ
課題に対する考察の課程が分るような表現法を考え、レポートとしてまとめること。
 
オフィスアワー
水曜 8:30~10:00(総合情報処理センター2F教員室)
いつでもメールでの質問等に応じる。
 
メールアドレス
この項目は教務情報システムにログイン後、表示されます。
 
URL
http://s150001.skr.u-ryukyu.ac.jp/lectures/
 

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