タイトル

科目番号 教室 登録人数 履修登録方法 対面/遠隔
医503       5   調整期間登録   対面授業  
開講年度 期間 曜日時限 開講学部等
2023 前学期 月5前半 医学部医学科  
講義コード 科目名[英文名] 単位数
502051061 医学外国語 06組   1  
担当教員[ローマ字表記]
黒柳 秀人  
授業の形態
講義、演習又は実験
 
アクティブラーニング
学生が議論する、学生が自身の考えを発表する
 
授業内容と方法
・医学外国語のうち本06組では、医学科に学士編入学したM2学生を対象とする。
・M1で履修する「分子細胞生物学」の自主学習を支援することを主要な目的とする。
・英語教科書や配布資料を利用して小テストや例題の解説をし、学修する上での要点を教授する。
・講義場所や時間帯は担当教員によって変わるので、毎回よく確認すること。
 
URGCC学習教育目標
自律性、コミュニケーション・スキル、問題解決力、専門性
 
達成目標
1. 医療の質の向上のために絶えず省察し同僚と共に研鑽しながら生涯にわたり自己研鑽を続ける意欲をもって、事前学習、講義、事後学習、試験、実習・演習に臨むことができる。
[U.自律性]『C I.プロフェッショナリズム』
2. 適切な自己評価ができ、自分に必要な課題を自分の力で発見し、重要性・必要性に照らして順位付けして、改善のための具体的方策を立て、自己学習によってそれを解決することができる。
[U.自律性][U.情報リテラシー][U.問題解決力]『C I.プロフェッショナリズム』
3. 自分の能力の限界を認識し、他の学修者や教員と協力して、よりよい解決方法を見出すことができる。
[U.自律性][U.コミュニケーション・スキル][U.問題解決力]
『C I.プロフェッショナリズム』『C IV.コミュニケーション能力』
4. 医学・医療の進歩と改善に資するために研究を遂行する意欲と基礎的素養を身に付け、講義・実習で得られた情報を統合し、客観的・批判的に整理して、課題の解決に向けて自分の考えを論理的に分かりやすく表現できる。
[U.コミュニケーション・スキル][U.情報リテラシー][U.問題解決力][U.専門性]
『C I.プロフェッショナリズム』『C IV.コミュニケーション能力』『C VII.科学的探究』
5. アミノ酸、単糖類、ヌクレオチド、脂質、ビタミン等の低分子や、タンパク質、多糖、核酸等の高分子の種類、構造、機能について説明できる。
[U.問題解決力][U.専門性]『C II.医学知識』
6. 生体内における低分子から高分子、あるいはその逆の化学的変化の過程を説明できる。
[U.問題解決力][U.専門性]『C II.医学知識』
7. 核、ミトコンドリア、小胞体、ゴルジ体、リボソーム、リソソーム、ペルオキシソームの構造、機能、形成過程について説明できる。
[U.問題解決力][U.専門性]『C II.医学知識』
8. ゲノムの構造と遺伝子発現機構について、分子レベルで説明できる。
[U.問題解決力][U.専門性]『C II.医学知識』
9. 分子細胞生物学の研究方法の原理を説明でき、実験結果を正しく解釈して説明できる。
[U.問題解決力][U.専門性]『C II.医学知識』『C VII.科学的探求』
10. 細胞膜の物理学的性質を理解し、静止膜電位を説明できる。
[U.問題解決力][U.専門性]『C II.医学知識』
11. 生体のエネルギー源やエネルギーの産生方法について、分子レベルで説明できる。
[U.問題解決力][U.専門性]『C II.医学知識』
12. 細胞間および細胞内の情報伝達機構と細胞の機能変化を、分子レベルで説明できる。
[U.問題解決力][U.専門性]『C II.医学知識』
13. 筋肉の収縮機構について、分子レベルで説明できる。
[U.問題解決力][U.専門性]『C II.医学知識』
14. 細胞間接着の形態や機能の特徴を、関与する分子と関連づけて説明できる。
[U.問題解決力][U.専門性]『C II.医学知識』
15. 細胞周期を、形態や細胞内分子の変化と関連づけて説明できる。
[U.問題解決力][U.専門性]『C II.医学知識』
16. 幹細胞の性質や分化時の形態や機能の変化を、細胞内分子と関連づけて説明できる。
[U.問題解決力][U.専門性]『C II.医学知識』
17. 神経系の細胞の種類と機能を説明できる。
[U.問題解決力][U.専門性]『C II.医学知識』
18. 免疫系の細胞の種類と機能を説明できる。
[U.問題解決力][U.専門性]『C II.医学知識』
19. 癌細胞の特徴を、遺伝子変異や細胞内分子の変化と関連づけて説明できる。
[U.問題解決力][U.専門性]『C II.医学知識』
20. 分子細胞生物学の実験をグループで共同して実施し、結果を解釈して結論を論理的に説明できる。
[U.コミュニケーション・スキル][U.問題解決力][U.専門性]
『C II.医学知識』『C IV.コミュニケーション能力』『C VII.科学的探求』
21. バイオインフォマティクスのツールを有効に活用できる。
[U.自律性][U.情報リテラシー][U.専門性]『C II.医学知識』『C VII.科学的探求』
22. 分子細胞生物学に関連する英語の原著論文をグループで共同して読解し、内容を正確に理解して、スライドを用いて論理的にプレゼンテーションし、討論できる。
[U.社会性][U.情報リテラシー][U.問題解決力][U.専門性][U.地域・国際性]
『C II.医学知識』『C IV.コミュニケーション能力』『C VI.国際性』『C VII.科学的探求』
23. 分子細胞生物学の研究成果が今日の医学・生命科学に与えている影響をグループで共同して調査し、聴衆にわかりやすく説明できる。
[U.社会性][U.情報リテラシー][U.問題解決力][U.専門性][U.地域・国際性]
『C II.医学知識』『C IV.コミュニケーション能力』『C VI.国際性』
 
評価基準と評価方法
・毎週行われる講義に出席し講義を受けることとする。欠席の場合は事前に連絡すること。
・夏期に行われるM1「分子細胞生物学」の生命科学論文演習の5本の論文のうち1つを選んで、自身で論文をダウンロードし、論文を読み、M1学生の発表スライドを視聴して、論文の概要をA4用紙1枚のレポートにまとめて、指定の期限までに提出することとする。
 
履修条件
・M1「分子細胞生物学」の中間試験を受けて、自身の理解度を把握するものとする。
 
授業計画
月日 曜日 時限 該当するM1講義回 講義内容 場所 時間 履修学年 担当講座
4月10日 月 7 分生1-3 オリエンテーション・MCB第1章:分子,細胞,モデル生物・生化学第1章:序論 基礎研究棟5階医化学講座セミナー室 60分 M2 学士編入学 医化学(鈴木健夫)
4月17日 月 7 分生4-10 MCB第2章:化学的基礎・MCB第3章:タンパク質の構造と機能 基礎研究棟5階生化学講座セミナー室 60分 M2 学士編入学 生化学(黒柳)
4月21日 金 7 分生13-15 MCB第4章:細胞の培養と観察 基礎講義実習棟 206室 60分 M2 学士編入学 分子解剖学(高山)
4月27日 木 7 分生11, 12, 16-21 MCB第5章:分子遺伝機構の基礎・MCB第7章:遺伝子,ゲノミクス,染色体 第二基礎研究棟1階・セミナー室 60分 M2 学士編入学 ゲノム医科学(小田)
4月28日 金 7 分生22-24 MCB第6章:分子遺伝学技術 基礎研究棟5階医化学講座セミナー室 60分 M2 学士編入学 医化学(鈴木健夫)

これ以降は随時調整する
 
事前学習
・WebClass「分子細胞生物学」の前年度および当該年度の講義資料と小テストを参照して事前学習し、「医学外国語」の講義時間を問題解決のために有効に活用すること。
 
事後学習
・講義時間だけでは、M1「分子細胞生物学」教科書の単元をすべてはカバーできないので、WebClass「分子細胞生物学」の講義資料、小テスト、例題集等を参照して事後学習し、学修内容の定着を図ること。
 
教科書にかかわる情報
教科書 書名 ISBN
9781319208523
備考
ルーズリーフ版ISBN: 9781319365493
E-book版ISBN: 9781319365028
Achieve版ISBN: 9781319365059・9781319426729
著者名
Harvey Lodish ... [et al.]
出版社
W.H. Freeman
出版年
2021
NCID
教科書 書名 ISBN
978-4-621-30169-2
備考
電子書籍(日本語・英語版)付
原書は第6版あり
著者名
John W.Baynes, Marek H.Dominiczak原著 ; 谷口直之 [ほか] 監訳
出版社
エルゼビア・ジャパン
出版年
2018
NCID
 
教科書全体備考
 
 
参考書にかかわる情報
参考書 書名 ISBN
978-0-393-88485-2
備考
Ebook
https://digital.wwnorton.com/mboc7
著者名
Bruce Alberts ... [et al.] ; with problems by John Wilson, Tim Hunt
出版社
W.W. Norton & Company
出版年
2022
NCID
参考書 書名 ISBN
9780323834506
備考
eBook ISBN: 9780323834513
著者名
John W. Baynes, Marek H. Dominiczak
出版社
Elsevier
出版年
2022
NCID
 
参考書全体備考
 
 
使用言語
日本語
 
メッセージ
・たいへんタイトなスケジュールになりますが、多くの教員の協力をいただいていますので、この講義の時間を有効に活用してください。
 
オフィスアワー
平日:9:00~17:00
基礎研究棟5階553号室(生化学講座事務室)
 
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