タイトル

科目番号 教室 登録人数 履修登録方法 対面/遠隔
物物305   [月3~4]理103 [木3~4]理103   50   抽選対象   対面授業  
開講年度 期間 曜日時限 開講学部等
2024 前学期 月3,木3 理学部物質地球科学科  
講義コード 科目名[英文名] 単位数
400878001 物理実験Ⅲ   2  
担当教員[ローマ字表記]
阿曽 尚文 [Aso Naofumi], 仲宗根 桂子  
授業の形態
演習又は実験、TA有り
 
アクティブラーニング
学生が自身の考えを発表する、フィールドワークなど学生が体験的に学ぶ、学生が文献や資料を調べる
 
授業内容と方法
 本授業は「対面授業」として実施します。

 主に、光および物質の特性に関する基礎実験を行う。
 実験テーマは以下の通りである.
(1)光(屈折率、光速度、干渉、波長、分光)
(2)電子(β線、エネルギー準位、光電効果)
(3)回折現象(光、電子線)
(4)物性(結晶、合金、誘電率、電気伝導度)
(5)エレクトロニクス(基本回路、パソコン)
(6)熱(仕事当量、熱電対)
(7)真空
 
URGCC学習教育目標
自律性、社会性、コミュニケーション・スキル、情報リテラシー、問題解決力、専門性
 
達成目標
 実験を通して多くの物理現象を実際に体験して、物理学の理解度を高めることを目的とする。また、誤差を伴う実験結果を正しく評価し、その中から得られる真実の結果を見出すことの大切さを学ぶ。更に、いくつかの実験手法を身につけ、その測定原理について正しく理解する。[情報リテラシー][問題解決力][専門性]
 各実験テーマについて自主的・主体的に勉強し、誤差の処理を行って得られた実験結果から真の値を導き出す能力を修得する。また、実験結果に対する質問などを通じて自らの考えを他の人に正確に伝える能力を学ぶ。[自律性][社会性][コミュニケーション・スキル]
 
評価基準と評価方法
 出席点(レポート評価点に含む)、実験ノート(10%)、レポートの内容(目的、原理、実験結果、解析、考察など、90%)により評価する。

・出席点:実験の開始時と終了時刻を含む、TAの人による1日複数回の出席確認があります。
・実験ノート:レポートの最終締切日までに提出すること。締め切りは厳守すること。
・レポート:全てのレポートを提出すること。未提出のものが1つでもあれば単位は与えられない。今年度の最終締切は,8月8日木曜日22時00分とする。なお、レポートはウェブクラスの該当箇所から、pdfファイルで提出すること。課題1から8は阿曽尚文先生が、課題9から16までは仲宗根桂子先生がレポートの採点を行う。なお、レポートにおけるコピーペーストは厳禁です。

 
履修条件
特になし。
 
授業計画
 本授業は「対面授業」として実施します。

 半期に15週間、30回開講され、毎週月曜日と木曜日の12時50分~15時30分までです。
 下記の実験課題の中から個別に7~8テーマの実験を行う。実験は1テーマあたり1~4名のグループに分かれて、1~2週間をかけて行う。

実験課題
1.OPアンプ
2.電気回路
3.NaCl単結晶作成
4.β線
5.金属及び合金の融点
6.位相差検出による光速測定
7.真空装置
8.パソコン
9.マイケルソン干渉計
10.フランク・ヘルツの実験
11.アッベの屈折計
12.電子線回折
13.光電効果
14.ジュール熱・熱起電力
15.誘電率・電気伝導度測定
16.高速回転鏡による光速測定

 
事前学習
1.「安全衛生マニュアル」の熟読:
安全対策として、入学時に配布された「安全衛生マニュアル」を熟読すること。特に、「レーザー」、「電気」、「火」、「地震」、「工作機械」に関する諸注意に特に留意すること。

2.「実験ノート」の準備:
自分専用の「実験ノート」を購入して、実験に関するノートを作ること。なお、ルーズリーフ等に書くと散逸するので、ノートを義務づける。ノートは後日提出し、評価の対象となる。

3.実験テキスト塾読:
割り当てられた各自の実験テーマについて、事前にウェブクラスより実験テキストを入手し、できるだけ短時間で実験するために実験内容を把握しておく。特に、実験器具の使い方や実験手順を確認しておくこと。
 
事後学習
1,レポート
・実験終了後直ちに測定した実験結果をまとめて、その結果についての考察を行い、実験レポートを完成させること。実験終了日から7日後(1週間後)の締め切りとし,厳守すること.
・1テーマ毎に,1レポートの提出を行い,A4サイズのレポートを作成すること.(別のサイズ にしないこと)
・レポートの表紙には,実験課題番号,実験課題名,実験日,本人の氏名, 共同実験者名を書きいれること.
・レポートの内容として,実験の目的,原理,方法,実験結果, 解析,考察について記述すること.なお,手書きでもパソコンで作成しても,どちらでもよい.
・レポートはウェブクラスの該当箇所から,pdfファイルで提出すること.メールでは送付しないこと.課題1から8は阿曽尚文先生が,課題9から16までは仲宗根桂子先生がレポートの採点を行う.

2,実験ノート
 実験ノートの内容も評価の対象とするため,全てのレポートの提出後に実験ノートも提出すること.提出の際には,手書きのノートからpdfファイルを作り,ウェブクラスの該当箇所から,pdfファイルで提出すること.メールでは送付しないこと.締め切りは厳守すること.
 
教科書にかかわる情報
 
教科書全体備考
 実験内容に関するテキストをウェブクラスで事前配布します。
 実験当日には紙媒体でも配布予定です。
 
参考書にかかわる情報
 
参考書全体備考
特になし
 
使用言語
日本語
 
メッセージ
1)事前に準備するもの
 受講学生は,以下のものを事前に準備してするようにして下さい。
• 実験ノート(物理学実験のノートの残りを使ってもよい。)
• 計算機
• 定規(グラフ作成用)
• パソコン(データ処理のため、ある方が望ましい。)
• マスク(必要がある場合)

2)その他
・登録が確定した後は教務情報システムに登録されているメールアドレス(e******@eve.u-ryukyu.ac.jp)に連絡することになりますので、メールを定期的に確認するようにして下さい。
 
オフィスアワー
月曜日・木曜日15:30~16:00
理学部本館A210-1(阿曽)
理系複合棟508(仲宗根)
 
メールアドレス
この項目は教務情報システムにログイン後、表示されます。
 
URL
ウェブクラス
https://webclass.cc.u-ryukyu.ac.jp/webclass/course.php/24F400878001/manage/?acs_=74cb370e
 

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