2025/5/28 6:35:28
 
タイトル

科目番号 教室 登録人数 履修登録方法 対面/遠隔
BC31   [火6]使用しない   30   抽選対象   遠隔授業  
開講年度 期間 曜日時限 開講学部等 主要授業科目
2023 前学期 火6 共通教育等科目キャリア関係科目    
講義コード 科目名[英文名] 単位数
101500001 地域企業(自治体)お題解決プログラム   2  
担当教員[ローマ字表記]
畑中 寛 [Hiroshi Hatanaka]  
主授業科目は、令和7年度からの表示項目です。
授業の形態
講義、演習又は実験、実務経験講師
 
アクティブラーニング
学生が議論する、学生が自身の考えを発表する、フィールドワークなど学生が体験的に学ぶ、学生が文献や資料を調べる
 
授業内容と方法
 国内における人口減少や高齢化等に伴い、これからの地域社会は大きく変化することが予想されます。その社会変化は「未だかつて日本が経験をしたことがない未曽有の時代」とも表現され、これからは企業や自治体もその未曽有の様々な課題に対応しながら存続や生き残りをかけていくことが求められます。企業においても、今後は益々地域社会との結びつきが求められるようになると予想されます。そのような中では当然のことながら、人材に求められる能力や資質も変わり、いかに変化の中で課題を見つけ、多様な人材を結びつけながら解決に向けた行動ができるかということが、これまで以上に求められています。
 本科目は、受講生が県内市町村(自治体)、団体、企業等が取り組んでいる課題解決を調査し、実際に課題解決に向けてグループで活動することで、これからの社会に求められる社会人基礎力を培い、キャリア観の醸成を図ることを目的とします。また、県内市町村が実際に取り組む課題解決のためのプロジェクトからテーマを選択し、ワーキンググループとして活動することで、これからの社会に求められる次世代を担うリーダーとして意識や課題発見力・課題解決力を育むことも狙いとします。
 授業では、選択したプロジェクト(テーマ)に関わる自治体・企業・学校・コーディネーターなどの指導の下、課題解決等についての知識や情報を得るための座学と実践(フィールドワーク)とを組み合わせて進め、最終的に課題解決に向けた提案を行います。
 なお、本科目はシンクタンクでの地域課題解決やまちづくり等の調査研究の経験のある教員が授業を担当します。また、本科目の授業方法は、学生と社会人が協働でディスカッションやグループワークに取り組むアクティブラーニングを基本とします。
 この授業は毎週火曜日第6時限(18:00~19:30)のオンライン授業(Zoom)を基本に、フィールドワーク(日曜日)を組み合わせた「ハイブリッド型授業(ブレンド型)」です。また、グループのコミュニケーションツールとして「Slack」を基本とし、「Googleスプレッドシート」や「Google Jamboard」も用います。
 担当教員によるショートレクチャーのほか、小グループに分かれた受講生同士のディスカッションに多くの時間を割いて授業を行います。そのため、授業時間中はカメラをオンすることにご協力ください。
 初回の前日までに、担当教員より本授業のZoomのURLを教務情報システムのメッセージ(学生)又はe-mail(社会人)で送信しますので、必ず確認の上受講してください。
本科目は、2023(令和5)年度「つながる離島・広がる沖縄」教育未来基金の助成のもと、「離島地域の課題解決に向けたオンラインPBLの開発と展開 -多様なステークホルダーによる本島と離島の連携-」に取り組みます。
 
URGCC学習教育目標
自律性、社会性、地域・国際性、コミュニケーション・スキル、情報リテラシー、問題解決力、専門性
 
達成目標
1.地域の課題を発見し、その結果を口頭・文章で明確に表現することができる。【自律性、社会性、地域・国際性】
2.課題の原因が何かを分析することができ、その結果を口頭・文章で明確に表現することができる。【自律性、コミュニケーション・スキル、情報リテラシー、問題解決力、専門性】
3.分析結果をもとに、課題を解決するための、実現性が高く効果的な行動計画を立て、その結果を口頭・文章で明確に表現することができる。【自律性、コミュニケーション・スキル、情報リテラシー、問題解決力、専門性】
4.地域の課題解決に関わる他者と積極的にコミュニケーションを取り、課題解決における自分の役割を認識し、取り組むことができる。【自律性、コミュニケーション・スキル、問題解決力】
5.行動計画を実行し、改善を繰り返しながら問題解決に向けて取り組み、その結果を口頭・文章で明確に表現することができる。【問題解決力】
6.本科目の調査・研究活動そのものが、自らが住み・学び・働く沖縄地域への貢献となる。[地域貢献力]
 
評価基準と評価方法
1.授業中のディスカッションへの参加度、毎回の授業の最後の振り返りシート(相手の意見に耳を傾けているか、自分の意見を言えるか)
2.プレゼンテーションとレポート(授業で経験したことや成果をまとめ、発信できるか)
3.Slack及びZoom(ブレークアウトルーム)でのワークやディスカッションへの協力と貢献
4.自らが住み・学び・働く沖縄への地域貢献
5.沖縄本島と離島(宮古島)の交流と連携に貢献
 
履修条件
1.本科目を含む「初級地域公共政策士」資格対象9科目を受講することが望ましい(下記Webページ参照)。
2.オンライン(Zoom)でグループワーク・ディスカッションに取り組むため、原則カメラは常時ONで受講すること。
3.グループワークに積極的に参加し、課題発見力・課題解決力を身につけようという意欲があること。
4.講義は社会人も参加する公開授業とするので、学生以外の方々とコミュニケーションをとることに意欲があること。
5.グループワーク、グループディスカッション、ファシリテーション、地域課題解決に関連する科目を受講していることが望ましい。
6.本科目の調査・研究活動そのものが、自らが住み・学び・働く沖縄地域への貢献となること。
7.沖縄本島と離島(宮古島)の交流と連携に貢献できること。

※本科目の登録は「調整期間登録(教員許可制)」になります。

※本科目の受講を希望する学生は、必ず下記Webを参照の上登録するようにしてください。
□「初級地域公共政策士」資格取得のための科目認証制度
  https://chiiki.skr.u-ryukyu.ac.jp/?page_id=3054
 
授業計画
①10/ 3(火)オリエンテーション(シラバスの解説、遠隔授業ツールの解説)、受講生のアイスブレイク
②10/10(火)自治体・団体等による講演①②、そのテーマの深堀
③10/17(火)自治体・団体等による講演③④、そのテーマの深堀
④10/24(火)自治体・団体等による講演⑤⑥、そのテーマの深堀
⑤10/29(日)フィールドワーク(地域における実践活動)①【午前の部】
⑥同   上 フィールドワーク(地域における実践活動)②【午後の部】
⑦10/31(火)収集した情報の整理(チーム編成、KJ法の講義、Jamboardの使い方)
⑧11/ 7(火)地域課題の抽出①(原因分析の講義、Jamboardで整理)
⑨11/14(火)地域課題の抽出②(問題点、課題を整理して図示化の講義)
⑩11/21(火)課題解決に向けた方向性の検討①(発表の基本構成、5W1Hの講義)
⑪11/28(火)課題解決に向けた方向性の検討②(ステークホルダーに関する講義)
⑫12/ 5(火)プレゼンテーション資料の作成①
⑬12/12(火)中間報告(各チームの発表、各チームへ質問、提案など)
⑭ 1/16(火)プレゼンテーション資料の作成②
      各グループで、自主活動(企画内容のブラッシュアップ・プレゼンテーションの資料等の準備)
⑮ 1/30(火)最終発表会の開催・講評 ※日時変更の可能性あり

※10月29日のフィールドワークに参加する学生の渡航費(那覇-宮古)は、「離島地域の課題解決に向けたオンラインPBLの開発と展開 -多様なステークホルダーによる本島と離島の連携-」プロジェクトから支出されるため自己負担はありません。
※1課題当り4~5名のチーム編成を想定しています。
※チームが取組むテーマによっては、指定日時以外にも活動に取り組む可能性があります。
 
事前学習
事前学習:本科目の学習管理・支援プラットフォームは「Slack」になります。
Slack内の「講義資料」に資料があれば、事前学習に活用してください。
対象地域(宮古島市)について、その事業内容等を予め調べるとともに、問題の背景についても資料やWebなどで事前に把握しておいてください。
 
事後学習
事後学習:本科目の学習管理・支援プラットフォームは「Slack」になります。
毎回の授業終了後、Slack内で振り返りを行います(ミニレポートに相当)。
Slack内の「講義資料」に資料があれば、事後学習に活用してください。
グループメンバーと協力して地域課題解決プロジェクトをSlack内で検討します。
講義日以外についても、チーム内で学習、情報交換等を積極的に行い、特に授業時に未解決の問題については翌週までに解決させておいてください。
 
教科書にかかわる情報
 
教科書全体備考
 
 
参考書にかかわる情報
 
参考書全体備考
 必要に応じて紹介します。
 
使用言語
日本語
 
メッセージ
※本科目は「初級地域公共政策士」資格取得のための科目認証制度の対象科目(選択必修)です。(下記URL参照)
 また、本学が取り組む社会人向けの人材養成プログラムでもあるため、自治体、NPO法人や企業等の社会人にも公開授業として提供します。
 さらに、本学と沖縄県教育委員会との協定に基づく高大連携事業(高校生を対象とした公開授業)として高校生にも授業を公開します。
 なお、本科目は地域創生副専攻の授業科目<地域創生理解>です。

※本科目は宮古島市との連携・協力のもと離島(宮古島)をフィールドに開講します。

※遠隔授業受講に関する支援
令和4年度入学の学生から、ノートパソコン等を必携することをお願いしています。経済的理由等により購入が困難な場合や故障等による一時借用等については、所属学部・研究科の窓口または教育支援課まで相談するようにしてください。
また、学内で遠隔授業を受講することができるように Wi-Fi アクセスポイントが整備された教室等(附属図書館や共通教育棟の空き教室等)が準備されています。
 
オフィスアワー
研究室は以下の通り。
畑中 寛:地域国際学習センター305(事前にメールで連絡)
 
メールアドレス
この項目は教務情報システムにログイン後、表示されます。
 
URL
「初級地域公共政策士」資格取得科目履修制度(学生向け)
https://chiiki.skr.u-ryukyu.ac.jp/?page_id=3054
 

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