科目番号
教室
登録人数
履修登録方法
対面/遠隔
GA15
[金2]共2-301
70
抽選対象
対面授業
開講年度
期間
曜日時限
開講学部等
主要授業科目
2025
前学期
金2
共通教育等科目アカデミックスキル科目
講義コード
科目名[英文名]
単位数
107715051
物理学Ⅰ 05組
2
担当教員[ローマ字表記]
辺土 正人
主授業科目は、令和7年度からの表示項目です。
授業の形態
講義
アクティブラーニング
授業内容と方法
・高等学校で物理学を履修した理系学生を対象に,力学の基礎について大要をつかむ。
・高等学校までに履修した物理学の基本概念をベクトル,微分積分学を基に系統的に学ぶ。
・高校物理で天下り的に学習した概念について,ベクトルや微分積分学を使って,そうなった「理由」について理解する。
・教科書の掲載順ではなく,似た概念はひとまとめにして取扱い,力学全体を体系化,整理して学ぶ。
・講義は,「対面授業」で行い,講義資料などの掲示・配布は「Webclass」を活用します。
・講義内容を記した「講義ノート」をWebClass にてPDFで配布し,感想や質問等を書いてもらう「リアクションシート」は紙媒体として配布します。
・中間試験(第8講 6/6)と期末試験(7/25)を行い,評価します。
【期末試験は,試験期間中の前週になっているので,気をつけること。】
・加えて,質問用の掲示板を設置してありますので,随時質問を受け付けます。
URGCC学習教育目標
自律性、コミュニケーション・スキル、問題解決力、専門性
達成目標
・力学の基本法則を学び、力が働いたとき物体がどのような運動をするかを導くことができる。 [専門性][問題解決力]
・自然界に現れるいろいろな物体の運動を理解し,数学的に(数式として)表現できる。[専門性][問題解決力]
・スカラー量とベクトル量を明確に区別することができる。[専門性]
・上記の事柄について,論理的に説明することができる。[コミュニケーション・スキル]
・問題演習を通して、自己学習することができる。[自律性][問題解決力]
※[ ] 内は本授業が対応する URGCC学習教育目標
評価基準と評価方法
・授業に10回以上出席すること。[琉球大学各学部共通細則 第15条の2]
・出欠の確認は,「リアクションシート」をもって行います。授業開始時に受け取り,授業終了後に提出してもらいます。ただし,未提出のもの,コメントのないもの(またはコメントとして認められないもの)は欠席とみなします。遅刻限度時間を超えた場合は,欠席とします(リアクションシートは配布しない)。
・中間試験,期末試験の得点を,中間試験(40%),期末試験(60%) の割合で評価します。
・試験やレポート等の各問は,教科書の例題や演習問題集とかによく掲載されている一般的な問題を題材にしていますので,「答えのみ」の解答は評価対象としません。
その解答に至った「説明」を求め,試験の解答内容によって「理解度」を測りますので,できるだけ多くの説明や図などを記すように留意して下さい。
・試験等で獲得した点を上記比率で評価した点数の総計を評価点とし,60点以上に単位を与えます。評価ランク(A, B, C, D)は、前述の合計評価点を標準的な区分で評価します。
[琉球大学各学部共通細則 第16条]
履修条件
・高等学校で線形代数学(ベクトル),微分積分学,物理学(力学)を学んでいることが望ましい。
(すでに上記のことは理解しているという前提で授業を進めて行きますので,理解の不足しているところは自習して下さい。)
・共通教育科目 微分積分学STI(またはADI)を受講中(または受講済)であることが望ましい。
授業計画
第1回 序論(授業計画,``物理学''とは)(4月11日)
第2回 数学的準備(ベクトル,微分積分学など)(4月18日)
第3回 速度と加速度(4月25日)
第4回 運動の法則と座標系(5月9日)
第5回 等速円運動と極座標(5月16日)
第6回 平面極座標(5月23日)
第7回 力積と仕事(5月30日)
第8回 中間試験(6月6日)
第9回 回転運動(1) 角運動量と力のモーメント(6月13日)
第10回 回転運動(2) 面積速度と万有引力(6月20日)
第11回 単振動と単振り子(6月27日)
第12回 摩擦力 粘性抵抗と慣性抵抗(7月4日)
第13回 質点系(1) 二体問題(7月11日)
第14回 質点系(2) 三体以上への拡張(7月18日)
第15回 期末試験(7月25日)
第16回 試験解説(8月1日)
※学習効果を考慮して,多少変更することがあります。
事前学習
事前学習:教科書を熟読し,内容の不足する点は参考書等を参考に予習をする。(30分程度)
事後学習
事後学習:授業の復習と,講義ノートの演習問題に取り組む。(90分程度)
教科書にかかわる情報
教科書
書名
「物理の基礎」(長岡洋介著,東京数学社)
ISBN
4808220423
備考
著者名
出版社
出版年
NCID
教科書全体備考
講義ノートを WebClass で配布します。
講義時間中は,手元において,講義内容をメモをすることを勧めます。
参考書にかかわる情報
参考書
書名
「よくわかる初等力学」(前野昌弘著,東京書籍)
ISBN
4489021496
備考
著者名
出版社
出版年
NCID
参考書
書名
「力学」(原島鮮著, 裳華房)
ISBN
4785320206
備考
著者名
出版社
出版年
NCID
参考書全体備考
特になし。
使用言語
日本語
メッセージ
・この授業は,理学部物質地球科学科(物理系,地球環境系)の指定クラスになっており,「物理学」を専門的に学ぶ学生を対象にしています。
基礎的なことから始めますが,高校物理を理解していることを前提にしているので,受講を判断するときには留意して下さい。
・受講を希望する方は,教務システムから仮登録,本登録を申請下さい。(この授業は「Web 教員許可制」を採用しています)
※指定クラス以外の学生で受講を希望する方は,前段記載の「このクラスの対象学生」についての記述を「十分理解して」早めに担当教員にメールを下さい。(アドレスは下記に記載)事前連絡がない場合は許可しません。
講義に関するすべての内容は Webclass に記載しますので,登録完了後にしか確認できないことになります。
よって,講義開始前までの早い段階で登録を完了してください。
受講・登録に関して,不安なことがあれば,下記のメールアドレスへ連絡を下さい。
・理解できなかったことは,リアクションシートへ書くか,掲示板やメール等などを積極的に活用して,質問をして下さい。
・試験の実施方法等に変更がある場合は,実施日の2週間前までに Webclass にて公示します。
オフィスアワー
・オフィスアワー:木曜日・10:00-11:30・理系複合棟506室(ただし,要アポイントメント)
・講義後に質問を受け付けます。
・Webclass の掲示板,教員宛のメッセージ等で質問は随時受け付けます。
メールアドレス
この項目は教務情報システムにログイン後、表示されます。
URL
WebClass 「物理学I 05組」
https://webclass.cc.u-ryukyu.ac.jp/webclass/login.php?group_id=25F107715051
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