タイトル

科目番号 教室 登録人数 履修登録方法 対面/遠隔
国404   [火2]教102   16   抽選対象   対面授業  
開講年度 期間 曜日時限 開講学部等
2020 前学期 火2 教育学部  
講義コード 科目名[英文名] 単位数
305407001 国語科教育研究Ⅰ   2  
担当教員[ローマ字表記]
村上 呂里  
授業の形態
講義
 
アクティブラーニング
学生が議論する、学生が自身の考えを発表する、学生が文献や資料を調べる
 
授業内容と方法
学校現場では、全ての子どもに学びを保障するために、ますます教材研究力と授業実践力が求められている。本講義では、小学校国語の授業づくりの基礎的力量の形成を目的とする。
①小学校学習指導要領国語の各領域「話すこと・聞くこと」「書くこと」「読むこと」「伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項」について、それぞれ授業実践に基づき、教材研究や授業づくりの基本的視点を学ぶ。
②小学校国語授業の先行の優れた実践について、ビデオや実践記録に基づき、省察する。
③文学教材、説明文教材の教材研究の仕方やそれぞれの特質に応じた授業づくりについて学ぶ。
④教材研究から授業づくり、学習指導案作成を体験してみる。
⑤模擬授業を行い、授業研究会で省察する。
 
URGCC学習教育目標
自律性、社会性、コミュニケーション・スキル、情報リテラシー、問題解決力、専門性
 
達成目標
①小学校学習指導要領国語の各領域「話すこと・聞くこと」「書くこと」「読むこと」「伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項」について、それぞれ授業実践に基づき、教材研究や授業づくりの基本的視点を習得する。(知識・理解)
②小学校国語授業の先行の優れた実践について、ビデオや実践記録に基づき、子どもの学びの質を省察することができる。(思考・判断)
③文学教材、説明文教材の教材研究の仕方やそれぞれの特質に応じた授業づくりについて理解する。(知識・理解)
④教材研究から授業づくりを踏まえ、学習指導案を作成できる。(技能・表現)
⑤模擬授業を行い、授業研究会で省察する基礎的授業実践力を身に付ける。(技能・表現)
 
評価基準と評価方法
①毎回の講義と学び合いに積極的に参加し、出された課題について的確にその意味を把握し、創造的に自己の思考を表現できる。(4割)
②講義内容をしっかり受けとめ、教材研究から授業づくり、学習指導案作成、模擬授業の一連のプロセスについて仲間と協力しながら取り組むことができる。(4割)
教材研究の確かさ・深さに基づき、児童が主体的対話的に学ぶ国語の授業づくりをデザインできている。(2割)
 
履修条件
国語概説を受講していることが望ましい。
 
授業計画
対面とTeamsによるオンライン講義を組み合わせて実施します。小学校学習指導要領国語解説編、教科書『小学校国語科教育研究』のⅡ章1/2/3/4について読んでおいてください。なお、新型コロナウイルスの影響により対面式授業が再び延期になる場合は、シラバス上で指示します。
1*2 クラスの半分ずつで対面式:授業びらき(「話すこと・聞くこと」「書くこと」)クラスうぃ分けて、対面で行います。指定のあった方のみ出席してください。対面講義に出された課題に取り組み、提出することで2回分の出席になります。10月6日 国語科教育研究Ⅰの受講生のみ対面 10月13日 初等国語科教育法の受講生のみ対面
 「小学校時代のわたし」をテーマにインタビューと編集作業を体験してみよう
課題1  雑誌または新聞記事「○○さんの小学校時代」作成
3.Teams:前時の振り返りと小学校で実践されたの先生の工夫に学ぶ
      学習指導要領の解説 ~歴史的変遷と新学習指導要領~
4.Teams:北野純子先生の1年生入門期国語指導のビデオ「あいうえおのひみつ 見つけたよ」を視聴し、省察する(「我が国の言語文化と国語の特質に関する事項」)
5 対面式(2教室で半分ずつ):課題提示 「薫風」より随筆の書き方を学ぶ~季節感に敏感になろう
  助詞「は」「を」「へ」を学ぶ実践記録の省察
5.Teams:善元幸夫先生の漢字学習に関するビデオ視聴(同上)
6.Teams:漢字で自己紹介ー卯月啓子先生の実践に学んで  
  *必ず、漢字の成り立ちについて解説された辞典を持ってきてくださいね!
7.Teams:文学教材の教材づくり
8.Teams:文学教材の授業づくり
9.Teams:文学の授業ワークショップ
9.対面式(2教室で) 「歳時記づくりと鑑賞会~季節に敏感になろう」を通して  
10.Teams:説明文教材の教材研究
11.Teams:説明文教材の授業づくりと実践記録の省察
12.Teams:学習指導案の作成について
13.対面式:文学教材の模擬授業と省察(同上)
14.対面式:説明文教材の模擬授業と省察(同上)
15.まとめ
 
事前学習
ファイルとノートを作成し、小学校学習指導要領国語解説と教科書の各領域を熟読し、講義がどの部分に相当するか、確認しておく。
 
事後学習
ポートフォリオを作成し、毎回整理する。小学校学習指導要領国語解説と教科書を熟読し、本日の講義についてもう一度振り返る。関連する文献を読み、見識を深める。
 
教科書にかかわる情報
教科書 書名
小学校学習指導要領解説国語編
ISBN
備考
著者名
文部科学省
出版社
東洋館出版
出版年
NCID
教科書 書名 ISBN
9784491037660
備考
新たな時代の学びを創る / 全国大学国語教育学会編
著者名
全国大学国語教育学会編
出版社
東洋館出版社
出版年
2019
NCID
 
教科書全体備考
教科書については、生協で購入してください。また「国語概説」で購入した「小学校国語授業のあじまー」を指示したときに持ってきてください。
 
参考書にかかわる情報
参考書 書名 ISBN
978470346601
備考
著者名
沖縄 八重山学びのゆいまーる研究会
出版社
明石書店
出版年
NCID
参考書 書名
おきなわ小学校国語授業のあじまー
ISBN
備考
著者名
出版社
フォレスト社
出版年
NCID
 
参考書全体備考
 
 
使用言語
日本語
 
メッセージ
教育実習や教師になったとき、最も悩むのは国語の授業だそうです。それだけ奥深い内容を持っています。半年という短い期間でできることは限られています。講義をきっかけに多くの文献を読み込み、この機会にしっかり基本的な見識を養い、子どもたちにとって楽しく豊かで深みのある国語の授業ができる力を身に付けてくれることを心から願っています。
 
オフィスアワー
火曜日昼休み 531室
 
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