授業の形態
|
演習又は実験、TA有り
|
|
アクティブラーニング
|
学生が自身の考えを発表する、フィールドワークなど学生が体験的に学ぶ、学生が文献や資料を調べる
|
|
授業内容と方法
|
・力学,電磁気学,波動,物性などの11種の実験を通して,物理の基礎概念の把握,測定法,データ解析・分析法を思考的に学びます。 ・受講生をまず2班に分け,(基本的に)2名のグループで,2回の授業時間をかけて1テーマの実験を行います。 ・実験テーマごとに,終了後にレポートを提出します。 ・学期末には最後の実験テーマについて,プレゼンテーションを行います。 ・講義資料の配布・閲覧,質問のための掲示板を,Webclass を活用して行います。
※ 8月中に詳細を決定します。(8月末までにシラバスを変更します。)
|
|
URGCC学習教育目標
|
自律性、コミュニケーション・スキル、情報リテラシー、問題解決力、専門性
|
|
達成目標
|
授業は,指示されたことをただ実験するのではなく,自ら良く考え,良く調べ,良く工夫することを通して,物理的能力を養成することを目的とする。[自律性] [問題解決力] [専門性]
この科目は「物理系 学士教育プログラム」の学習教育目標の (1) 力学的な現象や電磁気学的な現象,原子などのミクロな振舞いを基礎法則に基づいて理解できる能力を身につけること,(2) 基本的な計測技術、計算機利用技術を身につけること,(3) 基本的なプレゼンテーション能力を身につけること,(4) 現代物理学の知識に基づいて自然現象や物質の性質を探求する能力を身につけること,に関連した授業である。
|
|
評価基準と評価方法
|
・実験への取組姿勢,測定法やデータ解析の整理と理解度,レポート内容,プレゼンテーション内容を総合的に評価する。 ・すべての実験課題レポートの提出と,ガイダンスや発表会を含め授業への出席が 2/3 以上であることを,必須条件とする。 特に実験回に5回以上,欠席した場合は評価の対象にしない。(各週の実験回において,初回で実験を終えたとしても次回を欠席する理由にはならない。)
※ 例年,レポートが提出できずに単位を得られない学生が多々いる。 毎回締め切り期限を守り,溜め込まずに,必ず提出すること。
|
|
履修条件
|
物理学I・II,物理学実験,物理実験学を履修済みであること。
|
|
授業計画
|
[第1講] 授業オリエンテーション,授業登録(10月2日) [第2講〜第13講] 以下の実験テーマを順次,グループごとに行う(10月6日〜1月8日) A. 金属の比熱 B. RC回路の時定数 C. マイクロ波 D. 電気抵抗の温度依存 E. ケーターの振り子 F. 電磁力と電磁石の吸引力の測定 G. 磁気ヒステリシス H. プランク定数の決定 I. 液体の表面張力 J. 衝撃検流計の仕組みと感度 K. 万有引力定数の測定 [第14講] プレゼンテーションのガイダンス及びその準備(1月13日,15日) [第15講] プレゼンテーション(1月19日,22日,26日) プレゼンテーション予備日(1月29日)
|
|
事前学習
|
・実験内容,方法について事前に確認し,十分に理解しておくこと。 ・グループ内のメンバーとの連絡が十分に行えるように備えておくこと。
|
|
事後学習
|
・実験テキストに記載されていることだけでなく,そのテーマに関する事項(実験原理や実験法,歴史的背景,実験テキストの「深い理解のために」等)の詳細を調べ,整理して,レポートにすること。 ・実験テーマ終了後には期限内にレポートを提出すること。 ・実験中,実験後に疑問,質問があれば,速やかに Webclass の掲示板,教員へのメール等で連絡すること。
|
|
教科書にかかわる情報
|
|
|
教科書全体備考
|
・実験テキストを第1回講義(10月2日)に印刷物として配布します。 ・教科書は指定しませんが,下記の参考書等も活用して下さい。
|
|
参考書にかかわる情報
|
|
9784385341460
|
|
吉田卯三郎 [ほか] 共著
|
三省堂
|
1979
|
BN01277118
|
|
9784842703411
|
|
中井浩二 著,
|
吉岡書店
|
2007
|
|
|
9784774180694
|
わかる基礎入門シリーズ
|
吉村忠与志 著,
|
技術評論社
|
2016
|
|
|
|
|
参考書全体備考
|
特になし。
|
|
使用言語
|
日本語
|
|
メッセージ
|
・第1回講義(10月2日)に理学部本館 C114教室にて,この授業のガイダンス,実験テキスト等配布を行います。 授業登録に関しては,9月30日までに完了してください。 それまでに登録を終えていない受講希望者は,その後に登録しても登録順にグループ配置をします。 登録調整期間に登録を考えている方は,担当教員へ早めに連絡を下さい。
・実験ノート(A4,方眼タイプ)を2冊,1mm 方眼紙,片対数グラフ用紙を1冊,準備してください。 ・実験の際には,自身のコンピュータを持参し,データ整理しながら実験に取り組むことを推奨します。
|
|
オフィスアワー
|
・実験時間中に質問を随時受け付けます。 ・Webclass の掲示板,教員宛のメールで質問は随時受け付けます。
|
|
メールアドレス
|
この項目は教務情報システムにログイン後、表示されます。
|
|
URL
|
物理実験II WebClass: https://webclass.cc.u-ryukyu.ac.jp/webclass/login.php?group_id=25S400877002
|
|
|