タイトル

科目番号 教室 登録人数 履修登録方法 対面/遠隔
LAW311           調整期間登録   対面授業  
開講年度 期間 曜日時限 開講学部等 主要授業科目
2023 前学期 集中 人文社会学部国際法政学科    
講義コード 科目名[英文名] 単位数
h00507001 法学特殊講義 K   2  
担当教員[ローマ字表記]
戸谷 義治, 未定(法文)  
主授業科目は、令和7年度からの表示項目です。
授業の形態
講義
 
アクティブラーニング
 
 
授業内容と方法
法社会学とは、法律学固有の思考様式をいったん離れ、社会学をはじめとする隣接諸学の理論や方法を援用しながら法に関わる諸事象について省察する、相対的に自由な、そして新しい、学問です。本授業では、法の社会学的理論、法文化論、紛争処理制度論、ジェンダーと法、都市と法など、法社会学のいくつかの分野の議論を講義形式で概説します。
 
URGCC学習教育目標
自律性、社会性、地域・国際性、問題解決力、専門性
 
達成目標
法社会学的考察を通じて、私たちの社会において法という規範制度が存在することの意味や機能についての理解を深めます。これは、法律学を学ぶ者がなぜあえて法社会学なる学問に触れることが望ましいかという、科目の存在理由に深く関わっています。
 
評価基準と評価方法
筆記試験の点数により評価します。
 
履修条件
特になし。狭い意味での法律学だけでなく、「文化」に関心を持ち、文芸・映画・音楽などに幅広く触れている人なら、授業内容を楽しめると思います(予備知識が必要ということではありません)。
 
授業計画
第1回 法社会学の基本視角 (概念法学批判と実証主義)
第2回 法と社会規範(エールリッヒ)
第3回 法と近代化(メイン・デュルケム)
第4回 法と強制力(ヴェーバー)
第5回 ルールとしての法(ハート)
第6回 法と社会変動(セルズニック)
第7回 自律的システムとしての法(ルーマン)
第8回 法と権力
第9回 法文化
第10回 民事紛争処理制度
第11回 司法制度改革
第12回 裁判官
第13回 弁護士
第14回 都市と法
第15回 ジェンダーと法
試験
 
事前学習
特に予習は求めません。ふだん法律学を学びながら感じている違和感があれば、それはいったいなにに起因するか思いをめぐらせておいてください。
 
事後学習
授業の復習。単なる知識の習得ではなく、法社会学的視角からの考察を自ら反芻するタイプの復習を心がけて下さい。
 
教科書にかかわる情報
 
教科書全体備考
特になし
 
参考書にかかわる情報
参考書 書名 ISBN
4762831840
備考
著者名
佐藤岩夫, 阿部昌樹編著
出版社
北大路書房
出版年
2022
NCID
参考書 書名 ISBN
4641221243
備考
有斐閣アルマ, Specialized
著者名
村山眞維, 濱野亮著
出版社
有斐閣
出版年
2019
NCID
 
参考書全体備考
※特定の教科書は用いません。上に挙げた参考書も無理に入手する必要はありません。授業で紹介した参考文献(場合によっては映画や小説)を適宜参照してください。
 
使用言語
日本語
 
メッセージ
(受入担当教官からの注意事項)講師の欄には「戸谷義治、未定(法文)」と書かれていますが、戸谷は受入事務のみを担当し、講義は尾崎一郎・北海道大学教授(法社会学)が担当します。
 
オフィスアワー
集中講義期間中適宜質問に応じます。
 
メールアドレス
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