タイトル

科目番号 教室 登録人数 履修登録方法 対面/遠隔
知能225       65   抽選対象   遠隔授業  
開講年度 期間 曜日時限 開講学部等
2024 後学期 水4 工学部工学科  
講義コード 科目名[英文名] 単位数
617019002 言語理論とオートマトン   2  
担当教員[ローマ字表記]
河野 真治  
授業の形態
講義
 
アクティブラーニング
学生が文献や資料を調べる
 
授業内容と方法
この授業では、
計算機科学の基礎であるオートマトンとチューリングマシンについて学ぶ。
オートマトンはCPUなどの状態を持つハードウェアを数学的に定義したもの。
正規表現を実際に使う場合の問題点に付いて調べる。
可能な状態遷移を一度に調べる非決定性オートマトン、 非決定性Turing Machine、
それらに基づく計算量のクラスであるNPを調べる。
Turing Machineの停止性を判定できないことを証明する。
無限の入力に対するオートマトンの性質の時相論理により記述する方法を学ぶ。

Zoom/MatterMost automaton 上でのonline授業
 
URGCC学習教育目標
情報リテラシー、問題解決力、専門性
 
達成目標
証明支援系であるAgda を使って、automaton を形式的に定義し性質を証明できるようになる。
オートマトンには
文字列の検索に使うキーワードの組合せや繰り返しを表す正規表現と同等の能力が
あることを理解する。
インタラクティブシステムの検証方法に付いて理解し、検証ツールを使えるようになる。
 
評価基準と評価方法
課題について文献、資料を自ら調べたレポートにより判定する
Agdaでオートマトンの課題を記述できる
簡単な証明を型検査することができる
 
履修条件
 
 
授業計画
(1) オートマトンの概要
(2,3) Agdaによる数学的構造の定義と証明
(4)決定性オートマトン
(5)非決定性オートマトン
(6)正規表現
(7)正規表現とオートマトン
(8)非決定性オートマトンから決定性オートマトンへの変換
(9)push donwオートマトンと文法クラス
(10)Turing Machine
(11)Turing Machine と計算量の理論
(12)ω オートマトン
(13,14)時相論理とCTL
(15)モデル検査とSAT
 
事前学習
特になし。
Webの資料を前もって公開する。
 
事後学習
Web上に公開されたレポートについて解答する。
 
教科書にかかわる情報
教科書 書名
「やさしい Haskell 入門 (バージョン98)」
ISBN
備考
http://www.sampou.org/haskell/tutorial-j/index.html
著者名
出版社
出版年
NCID
教科書 書名 ISBN
0-534-95097-3
備考
https://en.wikipedia.org/wiki/Introduction_to_the_Theory_of_Computation
著者名
Michael Sipser
出版社
出版年
NCID
 
教科書全体備考
 
 
参考書にかかわる情報
参考書 書名 ISBN
978-1970001242
備考
ACM books, #9
著者名
Aaron Stump
出版社
Association for Computing Machinery : Morgan & Claypool Publishers
出版年
2016
NCID
 
参考書全体備考
 
 
使用言語
日本語
 
メッセージ
 
 
オフィスアワー
MatterMost で随時
 
メールアドレス
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URL
http://www.ie.u-ryukyu.ac.jp/%7Ekono/automaton/
 

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