科目番号
教室
登録人数
履修登録方法
対面/遠隔
知能230
[金4]工1-321 [金5]工1-321
70
抽選対象
対面授業
開講年度
期間
曜日時限
開講学部等
主要授業科目
2026
第1クォーター
金4〜5
工学部工学科
○
講義コード
科目名[英文名]
単位数
617064001
知能情報演習Ⅲ
2
担当教員[ローマ字表記]
城間 政司
主授業科目は、令和7年度からの表示項目です。
授業の形態
演習又は実験、TA有り
アクティブラーニング
フィールドワークなど学生が体験的に学ぶ
授業内容と方法
情報系の学生にとって、ネットワークやサーバの知識は開発・研究の基盤となるものだが、座学で概念を学んだだけでは実際のシステムに直面したときに活用しにくいという問題がある。本授業では、TCP/IPの仕組みからサーバ構築・運用までを、実機を使った演習を通じて体系的に習得することを目指す。全8回の授業は以下の3つのまとまりで構成される。
第1〜3回では、ネットワークの基本的な仕組みを体験する。
第1回では、IPアドレス・MACアドレス・スイッチ・ルータの役割を概説したのち、学生が各機器の役割を演じてパケットカードを受け渡す「パケットリレー」を実施し、その後ターミナルコマンド(ping・tracerouteなど)で同じ通信の流れを確認する。
第2回では、パケットキャプチャツール(Wireshark)の仕組みと使い方を解説し、実際の通信(ARP・DNS・HTTP等)を観察する演習を行う。
第3回では、DNS・HTTP・HTTPSの動作をコマンドラインツール(dig・curl・openssl)を用いて詳しく確認し、暗号化通信の基礎を説明する。
第4〜7回では、コースサーバ上に作成した各自の仮想マシン(VM)を使い、本格的なサーバ構築に取り組む。
第4回では仮想マシンの作成・SSH接続・Nginxウェブサーバの構築を通じてパッケージ管理とサービス管理を説明する。
第5回ではNginxの設定ファイル構造・バーチャルホスト・リバースプロキシを解説したのち、意図的に誤った設定を診断・修正するトラブルシューティング演習を行う。
第6回ではDockerコンテナの概念と基本操作を説明し、手動で構築したサーバとコンテナによる構築を比較させる。第7回ではファイアウォール設定・SSH設定強化などのセキュリティ対策を概説し、コースサーバのGPU環境をコンテナから利用する方法を紹介する。
第8回は総合演習として、「仮想マシン上にコンテナを使ってウェブサーバを立て、ファイアウォールを設定し、コマンドやWiresharkで動作を検証する」という課題に各自で取り組む時間を設ける。演習後は全体で振り返りを行い、今後の研究・開発への応用についても解説する。
授業の形式は、各回の前半に概念の解説(講義)、後半に実機を使った演習(ハンズオン)を行う対面授業とする。
演習は個人作業を基本とし、複数のTAが巡回してサポートにあたる。
毎回、演習の結果と考察をまとめたレポートを課す。
URGCC学習教育目標
情報リテラシー、問題解決力、専門性
達成目標
ネットワーク基礎
- TCP/IPの各レイヤーの役割を実感として理解している(専門性)
- トラブル発生時にping、traceroute、Wireshark等で原因を切り分けられる(問題解決力、専門性)
- DNS、HTTP、HTTPS/TLSの仕組みを理解している(専門性)
サーバ構築のノウハウ
- SSHでリモートサーバに接続し、鍵認証を設定できる(専門性)
- VMの作成と基本管理ができる(専門性)
- VMのパッケージ管理、サービス管理ができる(専門性)
- コンテナの起動・管理ができる(専門性)
- ファイアウォールやSSH堅牢化など基本的なセキュリティ対策ができる(専門性)
- コースサーバのGPU環境をコンテナ経由で活用できる(専門性)
評価基準と評価方法
レポート(10点x7回、30点x1回)を評価する
履修条件
情報ネットワークIを履修済みであることが望ましい。
※IPアドレスやMACアドレスやルーティングなど、TCP/IPの基本的な内容を前提として説明を行うため、同等の知識があることが望ましい。
授業計画
第1回 ネットワークの全体像とパケットリレー
第2回 Wiresharkによるパケット観察
第3回 DNS・HTTP・HTTPSの仕組み
第4回 仮想マシンの作成とWebサーバ構築
第5回 Nginx設定とトラブルシューティング
第6回 Dockerによるコンテナ入門
第7回 セキュリティ設定とGPU環境活用
第8回 総合演習と振り返り
事前学習
インストール大会で構築した環境を整えること。
事後学習
各自振り返り、レポートを作成、提出すること。
教科書にかかわる情報
教科書全体備考
特になし。適宜、資料を配布する。
参考書にかかわる情報
参考書全体備考
特になし。適宜、資料を配布する。
使用言語
日本語
メッセージ
オフィスアワー
メールやDMでの連絡を随時受け付けています
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