タイトル

科目番号 教室 登録人数 履修登録方法 対面/遠隔
生子104   [月3]教533   30   調整期間登録   対面授業  
開講年度 期間 曜日時限 開講学部等
2016 後学期 月3 教育学部子ども地域教育コース  
講義コード 科目名[英文名] 単位数
30566600 子ども文化論   2  
担当教員[ローマ字表記]
吉田 悦治, 望月 道浩 [mochizuki michihiro]  
授業の形態
 
 
アクティブラーニング
 
 
授業内容と方法
「子ども」という文化はどのような世界を持っているのか。その文化をこどもたちがどのように獲得・創造し、日々成長していくのかを探求していきます。大人が仕組んだ価値観(子ども像)や大人が注ぐ従来の発達感・適応感に立つものではなく、子どもの視点から創出される文化・世界を、柔軟な眼差しで捉え直していきます。また、かつて「子ども」であった自分自身をも相対化させながら、子どもに注がれる眼差しを更新するような視点を築きたいと考えています。それらを考察する切り口の一つとして、子どもの遊びを取り上げます。遊びはあらゆる文化の萌芽であり、学びと創造の宝庫でもあります。遊びを通して見えてくる子どもたちの多様な文化、そして生活体験の場・環境の変化も含めて探っていきます。さらに、遊びや悪戯を表現として捉え、日常生活の中で表出される名も無き行為やつぶやき等(内面の表出・表現行為)からも子ども理解・子どもの文化創造の在処に迫りたいと考えています。
 今年度は、実践フィールドとして公共図書館を予定しています。地域の図書館は人々に読書をはじめとする情報サービスを提供するとともに、子どもたちにとっても本の魅力と出会う「学びの場」「想像力を豊かに育てる場」として、子どもの育ちを支えています。そんな地域の図書館を舞台に「遊び/学び」をシンクロさせたワークショップの実践演習を実施します。

※ 図書館でのフィールドワーク及びワークショップ実践の日程については、正規の授業時間以外に設定しているため、月曜3限以外での活動日が数回あります。

 
URGCC学習教育目標
 
 
達成目標
1.遊びの中から子どもの多様な姿を見つけ出すことができる。 [コミュニケーション・スキル]
2.遊びの中にある子どもの創造性に気づく。 [地域性]
3.場所性・遊戯性・創造性の視点を大切にし、自ら発見した「場の個性」をもとに、子どもの遊びを柔軟な発想で創造することができる。 [問題解決力] [社会性]

※この科目は学校教育学士プログラムの(1)子ども理解および、(5)幅広い教養に関連した授業です。
※この科目は生涯教育学士プログラムの1.学校内外にまたがる教育課題を支援する能力に関連した授業です。
 
評価基準と評価方法
1.講義やワークショップ実践を通して、遊びの文化に積極的に関わることが出来たか。
2.自ら発見した「場の個性」をもとに、自らの創作活動・実施するワークショップの中で表現・協働することが出来たか。
3.実践活動を通して得た成果・課題を振り返り、横断的・越境的視点も含め深く考察することが出来たか。
以上の観点に加え、出席状況、受講態度、演習課題への参加態度、レポート等により総合的に評価します。
 
履修条件
本科目は、教育学部生涯教育課程子ども地域教育コースの必修科目であるため、当該コース所属以外の受講については、受講者定員との関係で受け入れられません。
 
授業計画
第1回 オリエンテーション子どもが遊びと出会うとは(10/3)
第2回 遊び「場の個性」を活かす①リサーチ(10/17)
第3回 遊び「場の個性」を活かす② プランニング(10/24)
第4回 遊び「場の個性」を活かす③ プレンゼン・デモンストレーション(10/31)
第5回 「           」ゲスト:○○○○(布絵本作家) <さわる絵本ボランティア>(11/7)
第6回 フィールドワーク「図書館ツアー」 (西原町図書館にて) (11/17)
第7回 本に描かれた世界で遊ぶ①(11/21)
第8回 本に描かれた世界で遊ぶ②「作品発表」(西原町図書館にて)(11/30)
第9回 「子ども地域の先輩(卒業生)と語る会」ゲスト:○○○○ (12/5)
第10回 遊びと創造性のWS プラン作成(12/12)
第11回 遊びと創造性のWS 第一次プレゼンテーション(12/19)
第12回 遊びと創造性のWS プラン再検討(12/21)
第13回 遊びと創造性のWS第二次プレゼンテーション<各グループのプラン確定>(1/10 *月曜日振替)
第14回 遊びと創造性のWS 準備・試作(1/16)
第15回 遊びと創造性のWS 準備・試作(1/23)
* 第13回〜第15回の週は授業の空き時間も利用し、必要に応じて図書館にて準備のためのリサーチ及びシュミレーションを行う。
第15回 ワークショップ実施 (1/28 or 1/29)
第16回 リフレクション 実践成果と課題について検討(1/30)
第17回 リフレクションレポート提出(2/6)
 
事前学習
・遊びの文化に対して理解を深めておくこと。
・「本・書籍メディア」、また「読書」に宿る「学びの創造性」について理解を深めておくこと。
 
事後学習
主体的に実践フィールドに赴き、新鮮な眼差しで「場の個性」を捉えること。
授業外の時間にも、フィールドワーク・リサーチを継続すること。
 
教科書にかかわる情報
 
教科書全体備考
 
 
参考書にかかわる情報
参考書 書名
ISBN
493889422X
備考
著者名
出版社
出版年
NCID
参考書 書名
ISBN
9784894641174
備考
著者名
出版社
出版年
NCID
 
参考書全体備考
 
 
使用言語
日本語
 
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