タイトル

科目番号 教室 登録人数 履修登録方法 対面/遠隔
生子322       10   調整期間登録   対面授業  
開講年度 期間 曜日時限 開講学部等
2016 後学期 木5 教育学部子ども地域教育コース  
講義コード 科目名[英文名] 単位数
30572300 学習環境デザイン論   2  
担当教員[ローマ字表記]
望月 道浩 [mochizuki michihiro]  
授業の形態
 
 
アクティブラーニング
 
 
授業内容と方法
授業内容:本科目は、学習環境としての地域の図書館に焦点をあてながら展開する。主として、学習者の能動的な学びを支援するための情報資源等を活用した「空間」や「活動」のあり方について、対象となる地域の図書館(現在調整中)の実態にねざした検討を行う。また、学習環境をデザインするにあたっては、学習者同士の「共同体」という観点からも検討を行い、いわゆる協調学習空間としての図書館のあり方についても考察を深める。関連するキーワードとして、「ラーニングコモンズ」や「アクティブラーニングスペース」に代表されるような、昨今の図書館内スペースの構築状況などの情報提供を通して考察を加えていきたい。

授業方法:教室内での講義にとどまらず、図書館へ出向きながら多様な学習者のニーズに応える協調学習空間の形成のための情報収集(調査・分析等)を行うとともに、それらの分析から対象館に望まれる学習環境デザインについて企画・提案を行うとともに、その実践に取り組み、その成果・効果/社会的インパクトについて省察する。とくに、2016年度は、「子ども文化論」(1年次配当)科目との共同による授業展開を予定している。本科目履修者は、社会教育主事資格取得希望者(3年次での社会教育実習終了者)も想定していることから、「子ども文化論」履修者として想定される1年次学生へのメンター的役割、及び、今後の学修活動における地域の図書館とのコーディネーターとしての役割も果たしてもらう予定である。「子ども文化論」との共同による学修活動を通して、遊びや学びが営まれる<空間>や<活動>のあり方について、実践的検討を通した理論化をはかり、学習環境をデザインすることの意義を明らかとすることをめざしたい。
 
URGCC学習教育目標
 
 
達成目標
(1)対象となる図書館における学習者のニーズを的確に把握することができる。[地域性]
(2)学習者のニーズに基づいた協調学習空間の創出へ向けて分析的視点を持つことができる。[問題解決力][専門性]
(3)本科目で取り組んだ成果・効果/社会的インパクトについて、検討・省察を踏まえたうえで報告/発表することができる。[コミュニケーション・スキル]
※(3)については、2017年2月19日-20日にて開催予定の図書館問題研究会主催の「第43回研究集会in沖縄」での実践発表をめざします。
 
評価基準と評価方法
(1)想定される「(学びの)コミュニティ」についての分析と考察を踏まえた理解度(50%)【達成目標1,3】
・授業における発言、提案レポート(25%)
・授業時に指示した課題への回答(25%)
(2)「学習環境デザイン」の実践度(50%)【達成目標2,3】
・学外での活動状況(25%)
・最終レポート及びプレゼンテーション(25%)
 
履修条件
・本科目は、教育学部生涯教育課程子ども地域教育コースの専門選択科目、及び、社会教育主事資格選択科目であるため、当該コース所属及び社会教育主事資格取得希望者以外の受講については、受講者定員との関係で受け入れられません。
・今年度、本科目の履修登録にあたっては、「子ども文化論」(月曜3限)科目との共同での学修活動も予定しているため、木曜5限以外(例えば、月曜3限、水曜日や土・日曜日など)での活動に参加できることも登録の条件となります。
 
授業計画
第1回(10/6:登録調整)オリエンテーション:本科目の概要、履修条件の確認など
第2回(10/13:登録調整)これまでの取り組み紹介
第3回(10/20)学びをデザインする「空間」「活動」「共同体」
第4回(10/27)図書館訪問(調整中)
第5回(11/10)「子ども文化論」との共同WSにかかわる図書館の事前調査準備
        ・調査の趣旨、調査方法、調査項目の検討
第6回(11/17)図書館ツアー(「子ども文化論」と合同:15:30以降で調整中)
第7回(11/24)図書館の事前調査Ⅰ
   (11/30水・10:00~調整中)「子ども文化論」作品発表
第8回(12/8) 図書館の事前調査Ⅱ
第9回(12/15)図書館の事前調査にかかわる結果分析、及び、「子ども文化論」受講生への報告準備
第10回(12/22変更可能性有)「子ども文化論」受講生への報告
第11回(1/5変更可能性有)「子ども文化論」との共同WSにかかわる検討Ⅰ
第12回(1/12変更可能性有)「子ども文化論」との共同WSにかかわる検討Ⅱ
第13回(1/19変更可能性有)「子ども文化論」との共同WSにかかわる準備Ⅰ
第14回(1/26変更可能性有)「子ども文化論」との共同WSにかかわる準備Ⅱ
    (1/28土-29日)WS予定日
    (1/30月3限)「子ども文化論」との共同WSリフレクション
第15回(2/2)「子ども文化論」との共同WSリフレクション
第16回(2/9) リフレクションレポート提出

※2017年2月19日-20日にて開催予定の図書館問題研究会主催の「第43回研究集会in沖縄」での実践発表をめざします。
※授業計画は、「子ども文化論」との共同実施を予定しているため、進捗状況により変更となる場合もあります。
 
事前学習
次回の授業内容にかかわり求められる調査・分析・検討事項について、各自取り組む。
 
事後学習
各回の授業内容にかかわり求められる調査・分析・検討事項について、各自考察し次回の準備につなげる。
 
教科書にかかわる情報
 
教科書全体備考
適宜資料を配付します。
 
参考書にかかわる情報
 
参考書全体備考
適宜紹介します。
 
使用言語
日本語
 
メッセージ
・今年度、本科目の履修登録にあたっては、「子ども文化論」(月曜3限)科目との共同での学修活動も予定しているため、木曜5限以外(例えば、月曜3限、水曜日や土・日曜日など)での活動に参加できることも登録の条件となります。
 
オフィスアワー
火曜日1限・教育207研究室であれば概ね在室していますが、事前にメールにてアポイントを取ることが望ましい。
 
メールアドレス
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