タイトル

科目番号 教室 登録人数 履修登録方法 対面/遠隔
教職235   [木5]教育実践棟AB教室   70   抽選対象   対面授業  
開講年度 期間 曜日時限 開講学部等
2016 後学期 木5 教育学部共通  
講義コード 科目名[英文名] 単位数
30593200 特別活動に関する研究(小)   2  
担当教員[ローマ字表記]
丹野 清彦  
授業の形態
 
 
アクティブラーニング
 
 
授業内容と方法
 学習指導要領の目標と内容を理解し、実践記録をもとに理論と実践をつなぐ音を意図する。
そのため、特別活動の実践を中心に、次の3つの視点を入れて授業を展開する。

1 指導要領に基づき概要を解説し、各自の小学校や中学、高校時代を思い出し特別活動の授業を構想する
2 授業における技術や考え方を説明し、ワークショップ的に、授業場面や子どもとの対話を構想し実際にやってみる
3 保護者の置かれている状況について学び、どのように保護者や子どもとの関わりを行えばよいのか、解説する。
4 毎時間レポートを書き、振り返りを行う
 そのため、
  講義をベースに実践の続きや子どもへの取り組みを、グループによるデイスカッションを取り入れ構想し、全体の前で発表する。そのことによって、より主体的にし  興味を持って、授業に参加できるだろう。場合によっては、ビデオの視聴等を行い、感想を交流する。
 
URGCC学習教育目標
 
 
達成目標
●授業内容の学習達成事項は次のように考えている
1 学習指導要領の4つの領域について理解できる
2 特別活動の授業の基本的な流れを理解し、指導プランをつくることができる
3 様々な子どもたちが抱えている課題から、子ども理解の大切さを知り、各子どもについて背景を推理し述べることができる。
4 課題を抱える子ともの原因を類別でき、指導方法を主体的に考えることができる。
5 保護者の置かれている社会状況を理解し、関わり方や対話の仕方に関心を持つ

 
 
評価基準と評価方法
1 講義を領域ごとに行い、関連したミニレポートを提出してもらいます。達成目標と照らし合わせて、レポートの内容や視点を講義の中で説明し評価します。(60)
2 特別活動の意義を理解できたか、講義の中での班ごとの発表会や個人で発言するなど活躍を評価します。(各1ポイントで8点まで)          
3 子どもの抱えている課題を理解できるためにワークショップや追体験を行います。その活動の様子をもとに、詩や通信を2回作成してもらい、それを評価します。
( 詩と通信で2ポイント)
4 特別活動の意義や保護者や子どもたちの置かれている状況についてどれくらい理解できたか、レポートにまとめてもらいます(30)

 
 
履修条件
 
 
授業計画
第1回:学習導要領「特別活動」のめざす子ども像 ・・・・・・・学習指導要領を読み、どんな時間かイメージを持つ(メダカの王様))
第2回:学習指導要領の目標を読み学級目標をつくろう ・・・・・領域ごとの目標を読み、それをもとにクラスの歌をつくろう(ノン太)
第3回:特別活動の基本的な性格と教育的な意義・・・・・・・・・特別活動の授業のモデルプラン(シンデレラ)
第4回 学級活動とは何か ・・・・・・・・・・・・・・・・・・あったらいいなこんな係り、委員会(プライドが高いお嬢様)
第5回 学級活動と教師の評価・・・・・・・・・・・・・・・・・朝の会や帰りの会でどんなことを話すのか&行事の後の評価の仕方(十兵衛)
第6回 非行、問題行動、発達障害に対応する・・・・・・・・・・困った子は困っている子とみよう (廊下から参加するガンちゃん)
第7回 クラブ活動の良さ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・クラブ活動や学級クラブ活動の特性を理解しよう(フックン)
第8回 学校行事と地域連携 ・・・・・・・・・・・・・・・・・卒業式や運動会、文化祭等、行事に地域の人を呼び関わる(ミーコ)
第9回 生徒と教師の関係性 ・・・・・・・・・・・・・・・・・信頼関係をつくるための対話の技術 (ごみと暮らす姉妹)
第10回 自分の思いを表現できる生徒に ・・・・・・・・・・・・生徒たちの書いた詩から背景を読み取ろう (林くん)
第11回 生徒会活動と小中連携・・・・・・・・・・・・・・・・・自主性を育て、小・中学校で共通したい学校行事合唱、朗読大会 (静香の嘆き)
第12回 保護者との連携、通信 ・・・・・・・・・・・・・・・・保護者の置かれている状況を理解しはげます通信を出そう (お店を選んだお母さん)
第13回 いじめ不登校問題への対応 ・・・・・・・・・・・・・・いじめや不登校が起こった時の対応法 (冬子)
第14回 保護者との関わりと理解・・・・・・・・・・・・・・・・保護者とどのように対話し、対応したらいいのか、背景を理解しよう(怖いお父さん)
第15回 感動的な学年終わりの会とまとめ ・・・・・・・・・・・講義を振り返り、自分の変容をレポートにまとめよう
※まとめのレポートを提出する
 
事前学習
 ●事前にテキストの中で指定したところを読んできてもらい、こういう子どもがいたら、どんな特別活動の授業を構想するか、考えてきてもらいます。
  事前にしてもらうことは
  ① テキストを読んでくる
  ② 中心人物の背景を想像し、子ども理解を進める
  ➂ どんな特別活動の授業を構想するか、イメージする
 
事後学習
 主にすることは次の通りです。
 ① 講義の感想を授業の終わりに書いてもらいます。それで終わらなければ、ミニレポートとして提出してもらいます。
 ② あらためて、テキストを読みなおしてもらいます。
 ③ もう一度講義の振り返りを講義の資料をもとに行ってもらいます。
 
教科書にかかわる情報
教科書 書名
子どもをハッとさせる教師の言葉
ISBN
備考
1000円
著者名
溝部 清彦
出版社
高文研
出版年
2006
NCID
 
教科書全体備考
子どもをハッとさせる教師の言葉 高文研 溝部清彦著 (1000円)
 
参考書にかかわる情報
 
参考書全体備考
学習指導要領 特別活動 (文部科学省)
 
使用言語
日本語
 
メッセージ
 
 
オフィスアワー
水曜日 11時から 共通教育棟4号館406号室(研究室)
 
メールアドレス
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URL
由布院桃太郎 こぎつねカフェ
 

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