タイトル

科目番号 教室 登録人数 履修登録方法 対面/遠隔
全教235   [金4]教育実践棟AB教室 [金5]教育実践棟AB教室   30   抽選対象   対面授業  
開講年度 期間 曜日時限 開講学部等
2016 後学期 金4〜5 教育学部共通  
講義コード 科目名[英文名] 単位数
30598001 特別活動に関する研究 01組   2  
担当教員[ローマ字表記]
浅野 誠  
授業の形態
 
 
アクティブラーニング
 
 
授業内容と方法
[授業の目的]
中学高校生を対象にする「特別活動」の指導について学ぶ。
学級(ホームルーム)内外で生徒が展開する自主的活動の指導を中心にして。
[授業で扱う内容(課題・領域)]
1)つながり
    ・孤立からつながりへ
    ・悩みを抱える生徒への働きかけ
2)組織・結社
    ・グループ
    ・部活動・サークル
3)学級の取り組みと事件解決
    ・仕事、係活動など
    ・規律 校則・遅刻・服装など
    ・対立解決
   ・学級討論、学級共同調査・研究
4)学級行事
    ・節目の行事
    ・修学旅行・宿泊研修
    ・文化行事・体育行事
5)生き方創造、社会的取り組み
    ・進路創造、職業体験
    ・ジェンダー、家族
    ・ボランティア、社会的活動
 これらの活動を生徒が展開する中での、生徒・生徒集団の成長ができる指導について検討し、発見創造していく。
[授業方法]
授業は、ワークショップ型で進行する。
クラスを、中学高校の学級に見立てて、模擬的実践として展開することが多い。
受講生でつくるグループが共同で企画を立て、他の受講生を生徒に見立てて実践することが、授業後半の中心的展開となる。
 
URGCC学習教育目標
 
 
達成目標
授業内外での体験と結びついた発見創造を通して、教師として、中学高校のクラス(含む部活・学年全校組織)を中心とした特別活動にかかわる企画を立て、実践できる基礎的力量を獲得すること。
 
評価基準と評価方法
評価方法は、ポイント方式をとる。獲得したポイント1つを4点に換算して、琉球大学の評価基準に合わせて、学期末評価をする。たとえば、28ポイント取得→112点→A,18ポイント取得→72点→C
ポイントの獲得機会と評価基準は以下の通り
1)毎回のミニメモ提出(事前事後学習と体験を通して、発見創造していく)
   0~2ポイント
2)グループ企画と実施(受講生たちでグループを作り、企画を立て実施する活動の評価) グループで合計30~80ポイント(それをグループ内で配分する) 採点基準・・・次の項目について、現場で通用する水準であれば各10ポイント 1.生徒の現実と課題への対応 2.企画の創造性 3.実行可能にする具体性 4.プレゼン 
3)特別メニュー。100~1000字。おのおのについて、0~2ポイント
無提出でもいいし、いくつ提出してもよい。提出は、授業時。期限後提出は採点対象外
a. 「テキストを通覧して、この授業でやってみたい・使ってみたいアイデア5ケ条」 2回目授業に提出。
b. 「テキスト第6章を読んで発見したこと、考えたこと」 3~5回目授業に提出。
c. 「参考書欄」に示した4つの文献(一部のみでも可)を読んで、レポートを書く。4~7回目授業に提出。
d. 「『沖縄南城・人生創造・浅野誠』ブログの授業内容に関連する記事」を読んで、授業内容・授業展開で行ったことと、照らし合わせてレポートを書く。2~7回目授業に提出。(記事公開から一週間以内)
e.「この授業で得た特活のイメージ・アイデア・ワザ」5~7回目授業に提出。
4)運営進行などの世話役 活動に対応して0~3ポイント
 
履修条件
授業外における事前事後学習、とくにグループでの共同制作活動が多いので、その意欲・行動力が必要。
 このシラバスに沿って進行するので、正確に読んでおくこと。
 
授業計画
1回目
導入 授業の特徴と概要
  特別活動とは
 テキスト第一章№3、5、2、13、10
2回目
 テキスト第二章№12、16、第三章№19、21,25
3回目
第四章№29、第一章№8、第五章№37,36
4回目
受講生相互の名前覚え大会
取り組みアイデア大会 №35参照
№39をもとに企画案・作成グループづくり
テキスト№39を参照しつつ、企画概要の作成。さらに、一連の文書セット作成へ
※対象は、以下から選ぶ
・特別支援学校高等部または中等部 ・定時制高校 ・高校総合科 ・実業高校 ・受験校 ・就職進学志望が混じる普通科高校 ・部活 ・中三の2学期のクラス ・中二の夏休みクラス ・中一5月のクラス ・全校行事(学園祭・体育祭・合唱大会など) ・旅行行事 
5回目
 前回の継続。企画実施日の相談 
6回目 
 グループが主導して、担当企画の実施
 持ち時間は、1グループ20~25分 終了後検討会を行う。
7回目
 担当企画の実施
8回目
 担当企画の実施(予備)
 自己評価・他者評価
 
事前学習
上記「授業計画」欄からわかるように、事前事後学習、とくにグループ作業にかなりの時間が必要。
 
事後学習
上記「授業計画」欄からわかるように、事前事後学習、とくにグループ作業にかなりの時間が必要。
 
教科書にかかわる情報
 
教科書全体備考
浅野誠『浅野誠ワークショップシリーズ№7 楽しいワークショップ』(\900)
 
参考書にかかわる情報
参考書 書名
浅野誠『学校を変える 学級を変える』(青木書店)
ISBN
備考
著者名
出版社
出版年
NCID
参考書 書名
浅野誠『沖縄おこし 人生おこしの教育』(アクアコーラル企画)
ISBN
備考
著者名
出版社
出版年
NCID
参考書 書名
浅野誠『<生き方>を創る教育』(大月書店)
ISBN
備考
著者名
出版社
出版年
NCID
参考書 書名
浅野誠『ワークショップガイド』(アクアコーラル企画)
ISBN
備考
著者名
出版社
出版年
NCID
 
参考書全体備考
浅野誠『学校を変える 学級を変える』青木書店ほか
 
使用言語
日本語
 
メッセージ
この授業は、多様な受講生と共に、多様な取り組みをする体験重視型で、大変だが、それだけに楽しい授業だ。「待っていては進まない。自分たちから取り組んでいくこと」
 
オフィスアワー
授業の前後 随意
 
メールアドレス
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URL
http://makoto2.ti-da.net
 

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