授業の形態
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アクティブラーニング
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授業内容と方法
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野外地質調査に基づき岩石学的・構造地質学的見地から地殻形成の過程や物質循環に関する研究を行います. 研究テーマの設定,先行研究の把握,野外での調査,室内分析,データ解析・考察などについて指導を行い,学生個人が基礎データを得る.これに基づき課題研究論文指導を行う.
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URGCC学習教育目標
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達成目標
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野外地質調査法,記載岩石学,構造岩石学の基礎知識を習得する, 野外で収集したデータ,各種分析により得たデータを解析し,自らの力で考察する能力を培う. 論理的に論文を作成する能力を身につける.
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評価基準と評価方法
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セミナー(20%),野外地質調査の資質(20%),日常的な研究への取り組み態度(30%),論文作成能力(30%)どから,それぞれの割合で評価を行う.
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履修条件
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地学に関連する講義を習得しておくこと
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授業計画
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これまで研究課題の例 1)島弧地殻の形成過程や地殻内部構造についての研究(沖縄の島々・近畿地方など) 例1)渡嘉敷島における地質構造の解析 (平成16年度卒論) 例2)沖縄本島北部,佐手川周辺の変形変成作用 (平成16年度卒論) 例3)石垣島於茂登岳に分布する捕獲岩と地殻内部構造の推定(平成20年度卒論) 例4)中琉球に分布する基盤岩類の全岩化学組成と形成場(平成21年度進行中) 2)変成作用の解析に基づく大陸地殻形成過程とダイナミクス.高度変成岩類の原岩形成場と古環境の推定<スコットランド,南極などから採取した岩石の室内解析を行う> 例1)東南極中央ドローニングモードランドに産する塩基性片麻岩類の全岩化学組成 (平成19年度卒論) 例2)SPTを用いたジルコンの重液分離と組成像観察(平成20年度卒論) => 薄片作成・観察,鉱物分離,鉱物化学組成分析,全岩化学組成分析などを行い,20~5億年前の岩石がどのように形成したかを考えます。分析を行う場合は理学部や国立極地研究所などで行う.
3)亜熱帯地域における岩石の風化・流出による環境汚染・土砂災害に関する基礎研究<まだ,発展途上の分野> 例1)沖縄島北部基盤岩類の風化過程(平成18年度卒論) =>自ら進んで研究を進めることができること。全岩化学分析を行う予定なので地道な作業をいとわないこと
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事前学習
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与えられた課題や作業については期限内に行うこと.
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事後学習
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与えられた課題や作業を期限内におこなうこと
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教科書にかかわる情報
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教科書全体備考
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参考書にかかわる情報
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地学事典 / 地学団体研究会地学事典編集委員会編集 -- 平凡社, 1981 -- ()
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変成岩と変成帯 / 都城秋穂著 -- 岩波書店, 1965 -- ()
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Microtectonics / C.W. Passchier, R.A.J. Trouw -- Springer, c1996 -- ()
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付加体地質学 / 小川勇二郎, 久田健一郎著 ; 日本地質学会フィールドジオロジー刊行委員会編 -- 共立出版, 2005 -- (フィールドジオロジー ; 5)
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変成・変形作用 / 中島隆 [ほか] 著 ; 日本地質学会フィールドジオロジー刊行委員会編 -- 共立出版, 2004 -- (フィールドジオロジー ; 7)
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参考書全体備考
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使用言語
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日本語
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メッセージ
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常に連絡が取れるようにしておくこと.
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オフィスアワー
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昼休みを除く研究室在室時
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メールアドレス
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URL
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