タイトル

科目番号 教室 登録人数 履修登録方法 対面/遠隔
物物202   [火3]理複202   60   抽選対象   対面授業  
開講年度 期間 曜日時限 開講学部等
2018 後学期 火3 理学部物質地球科学科  
講義コード 科目名[英文名] 単位数
400857002 解析力学   2  
担当教員[ローマ字表記]
椎名 亮輔  
授業の形態
講義
 
アクティブラーニング
学生が文献や資料を調べる
 
授業内容と方法
ニュートンの古典力学を概観し、ラグランジュおよびハミルトンによる力学の一般的定式化、およびそこに登場する新概念について講義する。講義は主に次の3つのステップからなる。
・まず、質点運動の基礎を復習し、それに基づいて剛体運動の解析法を身につける。
・次に、極座標などの一般化された座標による力学の定式化を理解し、ラグランジュの運動方程式について、その意味と効用を学ぶ。
・最後に、量子力学の基礎となったハミルトン形式の力学について学ぶ。
 
URGCC学習教育目標
自律性、情報リテラシー、問題解決力、専門性
 
達成目標
・ニュートン力学に基づき、剛体の運動を解析できること。
・ラグラジアンが書け、ラグランジュの運動方程式を導けること。
・基本的な問題に対して、一般化座標、束縛条件の意味を理解し、解を求めることができること。
・ハミルトン形式の力学の基礎について理解すること。
・全般に、基礎原理からの論理展開を、暗記に頼らず、臨機応変に行えるようになること。
 
評価基準と評価方法
期末テスト、中間テスト、レポートの総合点で評価する。
 
履修条件
前期「力学」を履修していること。
 
授業計画
第1週     ガイダンス
第2−5週   ニュートン力学の復習、剛体の力学
第6−7週   座標変換、一般化された物理量
第8−10週  ラグランジュ方程式と例題
第11−13週 変分原理、未定乗数法 
第14−15週 ハミルトン形式と量子論 
第16週    期末テスト
 
事前学習
あらかじめ、プリントを配布するので、予習してくること。

 
事後学習
自分に合った参考書をよく読んで、授業を補うこと。
なお、「解析力学演習」を同時履修しながら理解を深めることが望ましい。
 
教科書にかかわる情報
 
教科書全体備考
講義ノートを配布する。
 
参考書にかかわる情報
参考書 書名 ISBN
4785320206
備考
著者名
原島鮮
出版社
裳華房
出版年
NCID
参考書 書名 ISBN
4000076426
備考
著者名
小出昭一郎
出版社
岩波書店
出版年
NCID
 
参考書全体備考
 
 
使用言語
日本語
 
メッセージ
 
 
オフィスアワー
月、火5限以降、理学部棟309
(それ以外でも出来るだけ対応します。)
 
メールアドレス
この項目は教務情報システムにログイン後、表示されます。
 
URL
http://www.phys.u-ryukyu.ac.jp/~shiina/index.html
 

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