タイトル

科目番号 教室 登録人数 履修登録方法 対面/遠隔
体411   [月4]武道場   10   抽選対象   対面授業  
開講年度 期間 曜日時限 開講学部等
2019 前学期 月4 教育学部  
講義コード 科目名[英文名] 単位数
304097021 空手   1  
担当教員[ローマ字表記]
豊見城 あずさ [Tomisiro Azusa]  
授業の形態
実習
 
アクティブラーニング
 
 
授業内容と方法
沖縄発祥の地空手は今や、世界へ普及し185カ国約1億人の愛好者がいるといわれています。2020年東京オリンピック競技種目に採用されたことで更に注目されています。
その空手の形(普及形Ⅰ、ニセーシ)、その場基本、移動基本、ミットを使用しての組手基本を通して体幹、下肢、メンタル強化等の身体機能向上を図ります。
また、技、形の意味、呼吸法を理解、習得することで護身法を学びます。
初心者の皆さんでも楽しく行えます。
 
URGCC学習教育目標
自律性、社会性、地域・国際性、コミュニケーション・スキル、専門性
 
達成目標
1.空手道に関する基礎的な知識を習得する。〔専門性〕
2.座礼、立礼、立ち振る舞い等の礼法を身につける。〔社会性〕
3.ペアで教え合いながら練習を行う事で円滑な対人関係を構築できるにする。〔コミュニケーション・スキル〕
4.基礎・基本・形の流れを習得したら、個人技術を高める為に個人練習を行う。〔自律性〕
5.中間・期末テストは基本・形を一人で行い、人前に出て動じない精神力を養う。〔社会性〕〔自律性〕〔専門性〕
 
評価基準と評価方法
【評価基準】
1.出席状況
2.授業に対する意欲があるか。
3.立ち方.その場基本の習得ができているか。
4.移動基本の習得ができているか。
5.形を習得できているか。

【評価方法】
1.9回目の授業で中間テストを行います。一人で発表する。
   内容:《立ち方(5点)・基本・・・正拳突き・前蹴り・上・中・下受け(10点)・形・・・普及形Ⅰ(20点)》
       立ち方の名称を覚えているか・基本の正確さ・形の順番・技の正確さ・力強さ・スピード・バランスをみます。
 
2.16回目の授業で期末テストを行う。一人で発表する。
   内容:《移動基本・・・順突き・逆突き・前蹴り・回し蹴り(8点) 
       正確な姿勢で移動しながら技を出すことが出来るか。
       
       形・・・ニセーシ(20点)
       形の順番・リズム、技の正確さ・力強さ・スピード・バランス・キメ・キレ・目線が一定に保たれているか
       形の意味を理解し相手をイメージしながら闘っている雰囲気、気迫が出せているかをみます。》

3.出席
  無遅刻・無欠席を基本とます。
  出席1回を2点とし32点満点です。
  1回休むと2点減点とし、遅刻は1減点とします。
  出席確認が終わるまでに、いなかった場合は遅刻とみなす。

授業を受けていても、理由なく期末テストを受けなかった場合は不可とします。


捻挫・怪我等で動けない場合は、見学で出席扱いとします。
捻挫・怪我等で中間テストが受けられなかった場合は、後日受ける事が出来ます。
期末テストの場合はレポート(400字×5枚 空手の歴史・流派の出現と特徴・空手道の現状について)提出を行って下さい。
インフルエンザ・結膜炎等で休む場合は公欠とするが、医師の診断書コピーの提出を行って下さい。

4.意欲点・・・5点 (服装・声だし・真剣さ)


       
   
  
 
履修条件
1.大学が実施している定期健康診断を受診していること。
2.学生教育研究災害傷害保険に加入していることを望みます。
3.ジャージで空手着で受講すること。ジーンズ、スカートでの受講は行わないで下さい。
4.アクセサリー類ははずし、髪が長い場合は結んで下さい。
5.素足での受講です。
6.水分補給が出来るように、準備を行ってください。
7.ノート・筆記用具を準備してください。
 
授業計画
第1回 オリエンテーション 授業内容・目標・授業計画及び受講に関する諸注意(私服可能)
第2回 礼法・歴史的背景
    立ち方・基本の基礎(正拳突き・前蹴り・上段・中段・下段受け)

第3回 立ち方、その場基本、普及形Ⅰ 形の方向・運足を覚える・普及形1~12動作の習得

第4回 立ち方、その場基本、運足法の習得
    普及形Ⅰ 1~12動作の復習。普及形Ⅰ13~21動作の習得。 
 
第5回 立ち方、その場基本、移動基本、ミットを使用しての基本。普及形Ⅰ 1~20動作の反復練習。
    (形の意味を理解し、リズムを覚える。)

第6回 立ち方、その場基本、移動基本、普及形Ⅰ(呼吸法を用い技に力強さ、スピード、キメ、キレをつける。バランスに注意する。) 

第7回 ペアを組み、立ち方・基本・普及形Ⅰのミニテストを行う
    発表する事で、緊張と向き合い精神力向上につなげる。
    互いに評価アドバイスを受けることで、良い部分、修正点が見えて、形を見る力を養える。
    
第8回 中間テスト・まとめ
 
第9回 組手移動基本(順突き、逆突き、回し蹴り)
    ニセーシ(形)1~32動作の習得    

第10回 移動基本(順突き・逆突き・前蹴りからの順突き・前蹴りからの逆突き)
    ミットを使っての組手基本突き・蹴りの練習・移動基本(順突き・逆突き・前蹴り・回し蹴り)
    ニセーシ(1~48動作の習得)
     
第11回 移動基本(順突き・逆突き・前蹴りからの順突き・前蹴りからの逆突き)
    四方突き(逆突き・運足・バランス感覚の習得)
    約束組手、ニセーシ(1~48動作 立ち方を意識しながら、力強さ、キメ、キレを表現できる様に行う)

第12回 移動基本(順突き・逆突き・前蹴りからの順突き・前蹴りからの逆突き)
    組手ステップ・ミットを使用しての打ち込み
    ニセーシ(形のリズムを習得し、緩急を表現できる様に行う)

第13回 移動基本(順突き・逆突き・前蹴りからの順突き・前蹴りからの逆突き)
    約束組手、三段技(対人で攻撃・防御法を習得する)
    ニセーシ(技に力強さ、スピード、キメ、キレ、リズム、気迫が表現できるよう行う)

第14回 移動基本(順突き・逆突き・前蹴りからの順突き・前蹴りからの逆突き)・ニセーシのミニテストを行う
    互いに評価しあいアドバイスを受け修正を加える。

第15回 移動基本(順突き・逆突き・前蹴りからの順突き・前蹴りからの逆突き)突く位置・蹴る位置・頭の上下運動を行わず移動する
    ニセーシ 前回の授業での修正ポイントを重点的に行い改善し、形全体的の流れがスムーズに行くようにする。

第16回 期末テスト・まとめ

 
事前学習
第3回 礼法、立ち方の復習
第4回 立ち方、その場基本の復習、運足の復習 
第5回 立ち方、その場基本、普及形Ⅰ 1~20までの形動作が正確に行えるように復習する
第6回 立ち方、その場基本、普及形Ⅰ 1~20までの形動作のリズムの復習。形の流れが途切れないように行う。
第7回 立ち方、その場基本、普及形Ⅰ 1~20までの形動作の呼吸法を用い強い技が出せるよう復習する
第8回 立ち方、その場基本、普及形Ⅰ 1~20までの形動作の呼吸法、リズムを意識し技の強さ、速さキメ、キレが出せるよう復習する
第9回 移動基本 運足がスムーズに運べるよう意識し行う。頭の高さを変えず移動する。
第10回 ニセーシ1~32動作の意味を理解し、正確に行えるよう復習する
第11回 移動基本(順突き・逆突き・前蹴りからの順突き・前蹴りからの逆突き)ニセーシ1~48動、正確に行えるよう復習する 
第12回 移動基本(順突き・逆突き・前蹴りからの順突き・前蹴りからの逆突き)・組手ステップ・ニセーシの立ち方、リズムを意識し1~48動作を行う
第13回 四方突き・移動基本(順突き・逆突き・前蹴りからの順突き・前蹴りからの逆突き)
     ニセーシ1~48動作の技の強さ、速さキメ、キレが出せるよう復習する
第14回 移動基本(順突き・逆突き・前蹴りからの順突き・前蹴りからの逆突き)ニセーシ1~48動作の形のリズム・緩急・技の強さ、速さ
     キメ、キレが出せるよう復習する
第15回 移動基本(順突き・逆突き・前蹴りからの順突き・前蹴りからの逆突き)ニセーシ1~48動作の技の強さ、速さキメ、キレが出せるよう復習する

 
 
事後学習
事後学習
1週間1回の授業だけでの技の習得が困難なので技術向上の為に、反復練習を行って下さい。

第2回 礼法、正確な立ち方、その場基本(正確な一位置への突き・蹴り)の復習
第3回 立ち方(呼称しながら行う)、その場基本の復習、運足の復習、普及形Ⅰの1~12動作の復習
第4回 立ち方(正確な立ち方になっているか確認)、その場基本(力強さ・スピードを意識する)、普及形Ⅰ 1~20までの形動作が正確に行えるように復習する
第5回 立ち方、その場基本、普及形Ⅰの形の意味を理解し技に対するリズムをとりながら全体を行う。
第6回 立ち方、その場基本、普及形Ⅰ1~20までの形動作のリズム及び呼吸法を用い技に力強さ、スピード、キメ、キレ、
    バランスに注意しながら復習を行う
 
第7回 ミニテストの修正点の見直し及び立ち方、その場基本(正確な基本、技の力強さ、スピード武道的な基本になっているかの確認)、
    普及形Ⅰ1~20までの形動作のリズム及び呼吸法を用い技に力強さ、スピード、キメ、キレ、バランスに注意しながら復習を行う

 
第8回 移動基本 運足がスムーズに運べるよう意識し行う。頭の高さを変えず移動する。
第9回 組手移動基本の復習及びニセーシ1~32動作の意味を理解し、正確に行えるよう復習する
第10回 移動基本(順突き・逆突き・前蹴りからの順突き・前蹴りからの逆突き)ニセーシ1~48動、正確に行えるよう復習する  
第11回 四方突き、移動基本(順突き・逆突き・前蹴りからの順突き・前蹴りからの逆突き)
     ニセーシ(1~48動作 立ち方を意識しながら、力強さ、キメ、キレを表現できる様に行う)

第12回 組手ステップ、移動基本(順突き・逆突き・前蹴りからの順突き・前蹴りからの逆突き)
     ニセーシ(形のリズムを習得し、緩急の表現法の復習)
 
第13回 三段技・移動基本(順突き・逆突き・前蹴りからの順突き・前蹴りからの逆突き)
     ニセーシ(技に力強さ、スピード、キメ、キレ、リズム、気迫が表現できるよう行う)

第14回 移動基本、ニセーシの修正ポイントをまとめる

第15回 移動基本(順突き・逆突き・前蹴りからの順突き・前蹴りからの逆突き):正確な突き・蹴り、運足、頭の高さを変えず行う
     ニセーシ形の意味を理解しそれを表現できるように行う:技の力強さ、速さ、キメ、キレ、バランス、緩急、気迫(目力、気合の大きさ)が出せるよう
     復習する



 
教科書にかかわる情報
 
教科書全体備考
特にありません
 
参考書にかかわる情報
 
参考書全体備考
 
 
使用言語
日本語
 
メッセージ
講師プロフィール

・2000年~2006年 元日本代表選手(ナショナルチーム)
・沖縄県空手道連盟 国体選手強化コーチ
・全日本空手道連盟 公認六段

流派:沖縄劉衛流空手・古武道龍鳳会(おきなわりゅうえいりゅうからて・こぶどう りゅうほうかい)

戦歴

2004年 第16回 世界空手道選手権大会 団体形 優勝
2004年 第59回 国民体育大会 個人形 優勝
2005年 第4回 東アジアオリンピック大会 団体形 優勝
2005年 第33回 全日本空手道選手権大会 個人形 優勝
2006年 第34回 全日本空手道選手権大会 個人形 優勝
 
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