科目番号
教室
登録人数
履修登録方法
対面/遠隔
技211
[月4]技109
10
抽選対象
対面授業
開講年度
期間
曜日時限
開講学部等
2019
前学期
月4
教育学部
講義コード
科目名[英文名]
単位数
304118001
木材材料学
2
担当教員[ローマ字表記]
福田 英昭
授業の形態
講義
アクティブラーニング
学生が議論する、学生が自身の考えを発表する、学生が文献や資料を調べる
授業内容と方法
木材および木質材料の性質および木質環境について学習する。主に,木材が人間の視覚・聴覚・臭覚・触覚等にどのような影響を与えるかについて検討する。これに関連する計15テーマそれぞれについて,毎回1人が20分程度の研究発表を行い,全員で討論する。また,初心者向けに書かれた木材に関する図書の回覧を毎回行うので,計23冊各々についてレポートを提出する。課題図書『木のはなし』については,問題4問を解いてレポートを提出する。さらに,学校給食用木製食器セットの貸出を約2ケ月間行うので,その使用体験レポートも提出する。
URGCC学習教育目標
情報リテラシー、問題解決力、専門性
達成目標
1.木材および木質材料の物理的・化学的性質を説明できる。
2.木材および木質材料を用いた木質環境が人間の五感に与える影響について科学的に説明できる。
評価基準と評価方法
40%:学期末テスト 60点未満は追試あり
20%:回覧図書レポート(計23冊)
20%:課題図書『木のはなし』レポート
10%:研究発表(各人1テーマ以上)
10%:講義ノート等
履修条件
特になし。木材に興味のある他専修の学生の受講も歓迎する。
技術教育専修の学生は選択科目である。
授業計画
第1回:講義内容の説明,緑の小宇宙(樹木の生命)について
第2回:やさしい木材の識別
第3回:木とにおい-においの建材への利用-
第4回:木目はなぜ「なごむ」のか
第5回:木材の接触温冷感と官能検査
第6回:木はどうして腐るか?
第7回:塗料は何年持つか?
第8回:木材と学校教育 給食用木製食器セットの貸出予定
第9回:木造住宅の防音
第10回:燃えない木材 原始的な火おこしの実技も体験
第11回:文化財の科学的保存法 『木のはなし』レポート提出日
第12回:粘着剤の特性と開発
第13回:楽器と木材研究
第14回:マイクロ波と木材の塑性加工
第15回:コンピュータによる木工家具の構造設計
第16回:期末テスト
事前学習
毎週,研究発表担当者になった人は,事前にそのテーマについて調べて,当日,レジュメを全員に配付すること。
初心者向け(子ども向け)に書かれた木材に関する図書を毎回貸し出すので,その感想をレポートで提出すること。
学校給食用木製食器セットを約2ヶ月間貸し出すので,それらを使用した体験レポートを提出すること。
事前学習として,教科書を予め読んでおき,疑問点などを各自まとめておくことが望ましい。
事後学習
授業で配付した資料をファイルに綴じて,精読しておくこと。
教科書にかかわる情報
教科書
書名
日本木材学会 編『もくざいと科学』海青社,1989年,¥1325-
ISBN
4906165257
備考
著者名
出版社
出版年
NCID
教科書
書名
善本知孝 著『木のはなし』大月書店,1983年,¥1260-
ISBN
4272401068
備考
著者名
出版社
出版年
NCID
教科書全体備考
参考書にかかわる情報
参考書
書名
山田正 編『木質環境の科学』海青社,1987年,¥7200-
ISBN
4906165133
備考
著者名
出版社
出版年
NCID
参考書全体備考
使用言語
日本語
メッセージ
木材という材料について興味のある他学部の学生の受講も歓迎します。
木材という材料をあらゆる角度,いろんな視点から分析していきましょう。
オフィスアワー
木曜:13:00~17:00
メールアドレス
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URL
http://www.cc.u-ryukyu.ac.jp/~fukudah/
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