タイトル

科目番号 教室 登録人数 履修登録方法 対面/遠隔
技241   [金1]技201 [金2]技201   10   抽選対象   対面授業  
開講年度 期間 曜日時限 開講学部等
2019 前学期 金1〜2 教育学部  
講義コード 科目名[英文名] 単位数
304135001 電子回路・機器制御及び実習   2  
担当教員[ローマ字表記]
小野寺 清光  
授業の形態
講義、演習又は実験
 
アクティブラーニング
学生が自身の考えを発表する、学生が文献や資料を調べる
 
授業内容と方法
電子システムのデジタル化が急速に進展しているが、人間と相対するフロントエンドはアナログ信号であり、また設計者のスキルが性能を大きく左右するため、アナログ回路技術の重要性は益々高まっている。
本講義では、トランジスタを用いた電子回路の入門として、アナログ電子回路の解析・設計、およびトランジスタを用いた制御技術を中心に学ぶ。特に、個別的な回路ではなく、電子回路を扱う上で共通的な基盤となる項目を重点的に履修する。
講義の前半は教科書を中心に講義形式の授業を行い、後半は講義内容に関する演習または実習を行う。
 
URGCC学習教育目標
自律性、情報リテラシー、問題解決力、専門性
 
達成目標
1. 絶縁体、金属と比較しながら半導体の性質を説明できる。[教科内容についての理解]
2. ダイオードの整流動作とトランジスタの増幅動作を説明できる。[教科内容についての理解]
3. 増幅回路のバイアス設計、および直流・交流での等価回路解析ができる。[教科内容についての理解]
4. 汎用的な増幅回路、変復調回路の動作が理解できる。[教科内容についての理解]
5. 簡単な電子制御システム教材の設計・製作ができる。[教科内容についての理解、教育実践力]
 
評価基準と評価方法
演習・実習(40%)、中間試験(20%)、期末試験(40%)によって評価し、合計で60%以上を合格とする。
授業時間数の1/3以上欠席した者には単位を与えない。
 
履修条件
「電磁気学・電気回路学及び実習」を履修済みであることが望ましい。
 
授業計画
1. 電気回路の復習、電子回路の概要:電子回路とは、半導体の性質
2. ダイオード:pn接合、基本特性と整流作用
3. トランジスタ1:基本動作原理、接地形式
4. トランジスタ1:静特性、hパラメータ、入出力インピーダンス
5. 基本増幅回路1:直流と交流、増幅作用、小信号等価回路
6. 基本増幅回路2:バイアス設計(固定、自己、電流帰還)
7. 基本増幅回路3:結合方式、各周波数帯域での等価回路解析
8. 差動増幅回路4:差動利得、演算増幅回路
9. 負帰還増幅回路:負帰還の原理、並列・直列帰還回路
10. 電界効果トランジスタ:MOSFET、JFETの基本動作原理、等価回路
11. 電力増幅回路:A、B、C級増幅回路、電力効率、相補回路
12. 演算増幅回路:反転増幅器、積分器、微分器
13. 発振回路:バルクハウゼン発振条件、各種発振回路(LC、CR、水晶)
14. 変復調回路1:変復調の原理(AM、FM、PM)、変調の原理と回路
15. 変復調回路2:復調の原理と回路
 
事前学習
教科書をもとに事前の予習を十分行うこと
 
事後学習
配布したプリントや問題をもとに復習を十分行うこと
 
教科書にかかわる情報
教科書 書名 ISBN
4274203174
備考
著者名
出版社
出版年
NCID
 
教科書全体備考
 
 
参考書にかかわる情報
参考書 書名 ISBN
4407031840
備考
著者名
出版社
出版年
NCID
参考書 書名 ISBN
4339001627
備考
著者名
出版社
出版年
NCID
参考書 書名 ISBN
4563067245
備考
著者名
出版社
出版年
NCID
BA62813271
 
参考書全体備考
 
 
使用言語
日本語
 
メッセージ
 
 
オフィスアワー
火曜日1・2限 研究室(技203)
 
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