タイトル

科目番号 教室 登録人数 履修登録方法 対面/遠隔
音601   [木5]音201   10   調整期間登録   対面授業  
開講年度 期間 曜日時限 開講学部等
2019 前学期 木5 教育学部  
講義コード 科目名[英文名] 単位数
305194001 民族と音楽Ⅰ   2  
担当教員[ローマ字表記]
服部 洋一, 伊藤 義徳, 西本 裕輝  
授業の形態
 
 
アクティブラーニング
 
 
授業内容と方法
「総合舞台芸術演習」や「音楽と言語」を受講し,初めてのミュージカル公演とその準備を演習的に体験した学生が,第2年目として制作部員、もしくはキャスト・スタッフ・オーケストラ/バンドメンバーとなって、更にミュージカルを経験者の立場から作り上げ、これを通して学生間の協調性が更に養われ、効果的な練習が行われるように積極的に関わって行くことを中心的課題とする。すなわち、演習への姿勢が、初心者や入門者としての「お客様的」取り組み姿勢ではなく、集団活動に対して,より主体的に取り組み、また、当科目の目的である「生きる力」に関して、自己の成長ばかりでなく、他者の成長も手助けして行く存在になるための体験を積み重ねて行く。
 
URGCC学習教育目標
 
 
達成目標
ブロードウェイ、ロンドン・ミュージカル、フランス・ポップ・オペラなどの名作の制作及び公演発表に挑戦しつつ、初回体験時とは質の違った異文化理解を深めるとともに、上記「授業内容と方法」に述べるような、学生自らの「人間力=生きる力」を向上・発展させていく。ここでは、人間力の向上を、自己開示力の向上、自他意識の深化、また仲間との協調性、目標達成への使命感と責任感等々を向上させていく。
 
評価基準と評価方法
出席率と学習態度を重視し、キャストに関してはソロ能力、アンサンブル能力、演技力、スタッフとの協調性等の視点から、またスタッフに関しては企画・実行力、キャストとの協調性等の視点から、また伴奏を勤めるオーケストラやバンドの構成員に関しても演奏能力、キャスト・スタッフとの協調性などを総合的に評価を行う。場合によってはこの授業に関するレポートなどを課すこともある。学期末試験は大学会館等近隣の学校施設で行う試演会(公開リハーサル)をこれに充てる。その他に関しては授業にて詳しくインフォメーションすることとする。
 
履修条件
「音楽と言語」(教育学部心理臨床科學コース学生)や「総合舞台技術演習」(その他の学生。教育学部音楽教育専修も含む)を既履修のこと。琉大生及び同大学院生であれば1年次から4年次まで、学部学科を問わず誰でも受講できるが、以下にも述べる特別練習に参加でき、授業において指示される作業ノルマを責任を持ってこなせることを履修条件とする。(その他、担当教員の裁量により外部からの聴講生も認める場合もあるが、これに関しては担当教員に相談のこと。)
 
授業計画
1.導入とガイダンス、過年度の琉大ミュージカルのビデオ鑑賞と解説、新演目の解説、登録、学生世話役の決定、名簿の作成、制作スタッフの紹介、(バンド・メンバー紹介)、今後のスケジュール・インフォメーションなど
2.歌唱法の導入としての基礎トレーニング(呼吸法・発声法の基礎:以後常時授業冒頭で行う)
3.配役決定オーディション(授業時間外の特別練習にてダンスレッスンなど)
4. 台本読みと各場での「立ち位置」確認 5. 音楽稽古/立ち稽古
6.~12. 内容の詳細については授業をすすめながら通知する(合宿研修を含む)
13.~14. リハーサル 15.ミュージカル公演、記録ビデオの作成

キャスティングには歌・ダンスに関するオーディションを行い、審査は指導教員及び制作部メンバーがこれにあたる。ミュージカル作成はチームプレーでもあるので、全員皆出席を原則とし、やむなく欠席をする学生は、必ず事前に連絡のこと。全出席回数の3分の1回数を欠席の者は不可となるので要注意。個々人の歌唱力・アンサンブル力、演技力の向上だけでなく、集団活動における主体性と協調性を養うための授業でもあるから、パート練習やグループ練習の際は中心となるリーダー、インストラクターと力を合わせて各自責任をもって取り組むこと。授業の開始段階では各人の発音・歌唱能力向上のための呼吸・発声のトレーニング、ダンス、演技の基礎訓練も数多く行う。
例年、定められた授業回数では、十分なミュージカル公演が当然困難なため、授業時間以外にも、個人レッスンやグループレッスン、ダンスレッスン、通し稽古、2回に及ぶ強化合宿などの補習を数多く行わなければならない。どのような時間帯に設定するかは、制作部学生と教員の間で話し合ってすすめていR。これら特別レッスンへの取り組み姿勢の如何によっては、オーディションによるキャスト決定後でも、役を降ろされる可能性もあるので要注意のこと!
 
事前学習
事前学習:キャストに選ばれた受講生は、前回の授業や特別で学習した歌唱、ダンス、演技技法などを、自宅または大学の施設(例えば、音楽棟の空き練習室など)を用いて自己練習し、メンタル的にもまた身体的にもウォーミングアップた上で授業に臨むこと。
スタッフに選ばれた受講生は、道具作成等に必要とされる材料・道具の調達を行い、作成に備えること。
 
事後学習
事後学習:同様に、キャストは上記項目を自己練習の中で反復学習し、適切な技法や表現法を身につけ、深めるように研鑽をつむこと。スタッフは作成進行状況を常に予定表と照らし合わせ、チェックを怠らないこと。
 
教科書にかかわる情報
 
教科書全体備考
授業にて指示する
 
参考書にかかわる情報
 
参考書全体備考
授業にて指示する
 
使用言語
日本語
 
メッセージ
この授業を開始するまでの間に、前年度のミュージカル経験学生が制作部員となり、会議に会議を重ね、演目の決定から日本語台本作成、練習計画立案などを行ってきた。教員と彼らとの協力体制の下に行われるユニークな「学生主導型」授業である。平成20年度からは前期開講(夏公演)となっており、特に夏場の健康管理を各自がしっかり行わなければならないであろう。本シラバスのほかに「琉大ミュージカルブログ&HP」も参照のこと。
 
オフィスアワー
特に曜日・時間を定めないが、事前にアポを取り随時相談に応ずる。この授業では特に受講生のメンタルサポートに力を入れているので、少しでも悩み事がある学生は遠慮なく指導教員、統括学生に相談して欲しい。
 
メールアドレス
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URL
http://ryudaimusicalproduction.ti-da.net/, http://ryudaimusicalproduction.ti-da.net/
 

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