タイトル

科目番号 教室 登録人数 履修登録方法 対面/遠隔
国303       15   抽選対象   対面授業  
開講年度 期間 曜日時限 開講学部等
2019 前学期 火4 教育学部  
講義コード 科目名[英文名] 単位数
305399021 漢文学講読Ⅱ   2  
担当教員[ローマ字表記]
運天 亜紀子 [unten akiko]  
授業の形態
講義
 
アクティブラーニング
学生が自身の考えを発表する、学生が文献や資料を調べる
 
授業内容と方法
 この授業は「中国の古典文学を読む」をテーマに、中国古典文学の中でも主に「散文」を対象に講読します。漢文を読むためには本来の「漢字」が持つ意味や文章の構造を把握し、日本語の古典文法の規則に従って和訳(訓読)、解釈する知識が必要です。この授業では漢文を読むための方法、調べ方を学び、漢文(白文)を読む訓練を繰り返しながら漢文訓読に慣れ親しむことに重点を置いています。また、単に文法事項の確認にとどまらず、漢文講読を通して古代中国の文化、思想、歴史等を理解し、文章の美しさ、深さを味わう機会としたいと考えています。
 方法としては、まず、中学、高校で学んだ漢文訓読法及び語文法を復習し、辞典や字書を引きながら「白文」を訓読し、解釈する練習を繰り返し行います。教材には思想、歴史、伝記、説話等の様々なジャンルから短文を選定し、内容についての発表を持ち回りで担当してもらいます。発表の際、担当者には「語釈」「試訳」等をまとめたレジュメの提出が課せられます。
 
URGCC学習教育目標
自律性、コミュニケーション・スキル、情報リテラシー、問題解決力、専門性
 
達成目標
 1、様々なジャンルの散文の講読を通して中国の歴史、思想、文化への知識を高め、関心を持つ。[専門性]
 2、白文を読み解き、鑑賞するための方法について学び、その際に必要な工具書の使い方を身につける。[問題解決力][情報リテラシー]
 3、中国古典文学の原文に向き合い、自分なりの解釈をまとめてリポートできるようにする。[自律性][コミュニケーション・スキル]
 
評価基準と評価方法
 学期末に行う筆記試験(70%)を中心に、発表、レジュメの内容(15%)と授業態度や出席状況(15%)を含めて評価する。
 
履修条件
 
 
授業計画
 第1回 登録とガイダンス
 第2回 漢文訓読法基礎
 第3回 訓点、書き下し文
 第4回 助字、再読文字
 第5回 漢文の構造①
 第6回 漢文の構造②
 第7回 短文を読む(説苑)
 第8回 短文を読む(呂氏春秋)
 第9回 発表(韓非子)
 第10回 発表 (戦国策)
 第11回 発表 (孟子)
 第12回 発表 (捜神記)
 第13回 発表 (捜神記)
 第14回 発表 (太平広記)
 第15回 発表 (太平広記)
 第16回 期末考査
 *授業の進み方によって講義内容を加減する。
 
事前学習
 講義中に紹介する参考図書を最低1冊は読み、講義中に配布するレジュメには事前に目を通すこと。また、グループでの発表の際にはレジュメの作成や発表に協力しあって取り組むこと。
 
事後学習
特にグループ発表の際に出された質問や指摘に対しては各自で持ち帰って再調査し、必要があれば資料を提示して説明できるようにしましょう。
 
教科書にかかわる情報
 
教科書全体備考
適宜プリントを配布する。
 
参考書にかかわる情報
参考書 書名
漢語と日本語
ISBN
備考
著者名
藤堂明保
出版社
秀英出版
出版年
1989
NCID
参考書 書名
漢文の語法
ISBN
備考
著者名
西田太一郎
出版社
角川書店
出版年
1988
NCID
 
参考書全体備考
講義中紹介する。
 
使用言語
日本語
 
メッセージ
受講に際しては毎回『新字源』『漢語林』のような辞書を用意すること。(電子辞書可)
 
オフィスアワー
授業終了後、教室にて対応する。
 
メールアドレス
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