タイトル

科目番号 教室 登録人数 履修登録方法 対面/遠隔
音600   [木5]音201   10   抽選対象   対面授業  
開講年度 期間 曜日時限 開講学部等
2019 前学期 木5 教育学部  
講義コード 科目名[英文名] 単位数
305568001 総合舞台芸術演習   2  
担当教員[ローマ字表記]
服部 洋一, 伊藤 義徳, 西本 裕輝  
授業の形態
演習又は実験
 
アクティブラーニング
学生が議論する、フィールドワークなど学生が体験的に学ぶ、学生が文献や資料を調べる
 
授業内容と方法
学生自らがキャスト・制作スタッフ・スタッフとなってミュージカルの制作を行い、これを通して学生間の協調性を養い、台本・役柄の解釈や発音法などの語学能力的分野や、発声法・歌唱法・伴奏法などの音楽的分野、演技・舞踏などの身体表現法の分野、音響、照明、メイクアップ、小道具・大道具作成、ビデオ及び記録作成などの美術的分野を総合的に学ぶ。また試験を兼ねての発表はまず大学内の施設で行う。大学内に適当な施設が見出せない場合は、近隣の学校施設を借りて行う(内部発表)。この他に関しては、授業において詳しくインフォメーションを行うものとする。
 
URGCC学習教育目標
自律性、社会性、地域・国際性、コミュニケーション・スキル、情報リテラシー、問題解決力、専門性
 
達成目標
ブロードウェイ、ロンドン・ミュージカル、フランス・ポップ・オペラなどの名作の制作及び公演発表に挑戦する中で、異文化理解と学生自らの「人間力=生きる力」を向上・発展させていく。人間力の向上とは即ち、自己開示力・表現力のアップ、自尊感情の高揚、自他意識の深化、また仲間との協調性、コミュニケーション力、忍耐力と持続力、目標達成への使命感と責任感、問題解決への状況分析力と行動力、粘り強さ等々を向上させていくことに他ならない。これらの総合力アップを達成目標とする。
 
評価基準と評価方法
出席率と学習態度を重視し、キャストに関してはソロ能力、アンサンブル能力、演技力、スタッフとの協調性等の視点から、またスタッフに関しては企画・実行力、キャストとの協調性等の視点から、また伴奏を勤めるオーケストラやバンドの構成員に関しても演奏能力、キャスト・スタッフとの協調性などを総合的に評価を行う。場合によってはこの授業に関するレポートなどを課すこともある。学期末試験は大学ない施設もしくは近隣の学校施設を借りておこなう内部発表をこれに充てる。
 
履修条件
本科目名は琉大ミュージカルのうち教育学部生涯教育課程心理臨床科学コース以外の学生が登録するものなので、心理臨床科学コース以外の他学部もしくは他学科の学生で琉大ミュージカルを初登録する学生はこの「総合舞台芸術演習」で登録のこと。琉大生及び同大学院生であれば1年次から4年次まで、学部学科を問わず誰でも受講できる(その他、担当教員の裁量により外部からの聴講生も認める場合もあるが、これに関しては担当教員に相談のこと)。
 
授業計画
1.導入とガイダンス、過年度の琉大ミュージカルのビデオ鑑賞と解説、新演目の解説、登録、学生世話役の決定、名簿の作成、制作スタッフの紹介、(バンド・メンバー紹介)、今後のスケジュール・インフォメーションなど
2.歌唱法の導入としての基礎トレーニング(呼吸法・発声法の基礎:以後常時授業冒頭で行う)
3.配役決定オーディション(授業時間外の特別練習にてダンスレッスンなど)
4. 台本読みと各場での「立ち位置」確認 5. 音楽稽古/立ち稽古
6.~12. 内容の詳細については授業をすすめながら通知する(合宿研修を含む)
13.~14. リハーサル
15.ミュージカル公演、記録ビデオの作成

キャスティングには歌・ダンスに関するオーディションを行い、審査は指導教員及び制作部メンバーがこれにあたる。ミュージカル作成はチームプレーでもあるので、全員皆出席を原則とし、やむなく欠席をする学生は、必ず事前に連絡のこと。全出席回数の3分の1回数を欠席の者は不可となるので要注意。個々人の歌唱力・アンサンブル力、演技力の向上だけでなく、集団活動における主体性と協調性を養うための授業でもあるから、パート練習やグループ練習の際は中心となるリーダー・インストラクターと力を合わせて各自責任をもって取り組むこと。授業の開始段階では各人の発音・歌唱能力向上のための呼吸・発声のトレーニング、ダンス、演技の基礎訓練も数多く行う。
例年、定められた授業回数では、十分なミュージカル公演が当然困難なため、授業時間以外にも、学生は自主的に個人レッスンやグループレッスン、ダンスレッスン、通し稽古、2回に及ぶ強化合宿などの補習を数多く行っている。どのような時間帯に設定するかは、学生と教員の間で話し合ってすすめていく。
キャストの場合、オーディション後の練習状況、出席状況が芳しくない場合、役を下ろされることもあるので要注意のこと。
 
事前学習
事前学習:キャストに選ばれた受講生は、前回の授業や特別で学習した歌唱、ダンス、演技技法などを、自宅または大学の施設(例えば、音楽棟の空き練習室など)を用いて自己練習し、メンタル的にもまた身体的にもウォーミングアップた上で授業に臨むこと。スタッフに選ばれた受講生は、道具作成等に必要とされる材料・道具の調達を行い、作成に備えること。
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事後学習
事後学習:同様に、上記項目を自己練習の中で反復学習し、正しい歌唱技法や練習曲の歌い回し方(歌詞の内容に自分なりの関する解釈も含める)を身につけ、深めるように研鑽をつむこと。
 
教科書にかかわる情報
 
教科書全体備考
授業にて指示する
 
参考書にかかわる情報
 
参考書全体備考
授業にて指示する
 
使用言語
日本語
 
メッセージ
この授業を開始するまでの間に、昨年度のミュージカル経験学生が制作部員となり、会議に会議を重ね、演目の決定から日本語台本作成、練習計画などを行ってきた。教員と彼らとの協力体制の下に行われるユニークな「学生主導型」授業である。平成20年度からは前期開講(夏公演)となったので、特に夏場の健康管理を各自がしっかり行ってもらいたい。本シラバスのほかに「琉大ミュージカルブログ&HP」も参照のこと。
 
オフィスアワー
特に曜日・時間を定めないが、事前にアポを取り随時相談に応ずる。この授業では特に、学生のメンタル・サポートに力を入れているので、少しでも悩み・相談事がある受講生は、遠慮せず、担当教員、統括学生に相談して欲しい。
 
メールアドレス
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URL
http://ryudaimusicalproduction.ti-da.net/, http://ryudaimusicalproduction.ti-da.net/
 

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