タイトル

科目番号 教室 登録人数 履修登録方法 対面/遠隔
子215   [金3]教533   20   調整期間登録   対面授業  
開講年度 期間 曜日時限 開講学部等
2019 前学期 金3 教育学部  
講義コード 科目名[英文名] 単位数
306261001 子ども学フィールドワークⅠ   2  
担当教員[ローマ字表記]
吉田 悦治, 高橋 美奈子 [takahashi minako], 金城 文雄, 望月 道浩 [mochizuki michihiro]  
授業の形態
演習又は実験、実習
 
アクティブラーニング
学生が議論する、学生が自身の考えを発表する、フィールドワークなど学生が体験的に学ぶ、学生が文献や資料を調べる
 
授業内容と方法
本授業は、多様な学びの文化を、特定の「場=フィールド」を通して考察し、同時代的・創造的な 教育プログラムについて実践探求するものである。子ども教育開発専修では、前期科目「子ども学フィールドワークⅠ」を履修することにより、教職実践に関する科目であり小学校実習登録条件である「教職体験Ⅱ(小)」を履修したものとしている。
2019年度前期科目「子ども学フィールドワークⅠ」(以下、本科目)では、受講学生が後に示す3つのフィールドの中から1つのフィールドを選択し、そのフィールドの子どもたちにかかわる中で、教師に求められる子ども理解を培うことを目的としている。ここでの子ども理解とは、1年次後期科目「教職体験Ⅰ(小)」での附属小学校における観察を主体とした体験、並びに、1年次後期科目「体験子どもの世界・学びの世界」(学校教育専攻必修科目)での体験を基盤としながらも、本科目が設定する3つのフィールドで過ごす子どもたちの<声>に耳を傾け、学校内外で過ごす子どもの姿も踏まえつつ、その子どもたちの生活背景にも寄り添いながら、より深い子ども理解をめざすものである。
北谷町立北玉小学校日本語教室での支援活動、ポケット保育園(宜野湾市)での身体運動遊びを通した活動、北谷町立図書館及び近隣の小学校での子どもと本などを介したさまざまな活動に関わる。その中では、現場教師/関係者とのリフレクションのみならず、それぞれのフィールドで子どもたちにかかわる大人とのかかわりも交えながら、それぞれの地域で育つ子どもたちの姿を観察することで、子どもたちの<声>そのものはもとより、<声にならない声>にも可能な限り寄り添うことができるようリフレクションを実施し、より深い子ども理解等へ結びつけることができるようにする。
学生が体験する活動としては、次のようなものを想定している。
① 各フィールドそのものの持つ<学びの文化>に関する観察
② 各フィールドに集う子どもの<声>を聴くことによる子ども理解
③ 各フィールドで展開される教育活動などの手伝い
④ 「教科」の学習という枠組みを超えた子どもの<学びの姿>の理解
⑤ 各フィールドで日常的に展開される学習や教育活動への参加を通じた創造的な教育プログラムのあり方に関する省察
これらの項目について、前期間において体験するようプログラムを設定する。プログラムについては、各フィールドの年間計画に沿いながら、各々の実情にあわせて計画・実施するものとする。


* 各フィールドの世話役教員は、高橋美奈子が北玉小学校の日本語教室、金城文雄が宜野湾市のポケット保育園、吉田悦治・望月道浩が北谷町立図書館を担当する。
 
URGCC学習教育目標
自律性、社会性、地域・国際性、コミュニケーション・スキル、問題解決力、専門性
 
達成目標
1年次の「教職体験Ⅰ」科目や「体験子ども世界・学びの世界」科目の体験を活かしつつ、学校内外で過ごす子どもとのかかわりを体験することによって、子どもの<声>そのものを聴くことを念頭に子ども理解を深め、各フィールドが有する地域のリソーセスを活かした実践的指導力の向上を図る。
 
評価基準と評価方法
大学の担当教員が評価する。その際、各フィールド関係者とのリフレクション、学生の自己評価を踏まえた評価とする。
 
履修条件
・子ども教育開発専修2年次であること
・「教職体験Ⅰ(小)」を履修済みのこと
 
授業計画
第1回 オリエンテーション(4月12日)
第2~3回 各フィールド見学・体験、各フィールドでのガイダンス
※4月26日までにどのフィールドで活動するか決定すること。

第4回 フィールドリサーチ1
第5回 フィールドリサーチ2
第6回 フィールドリサーチ3
第7回 予備的実践
第8回 創造的な教育プログラムのプラン検討1
第9回 実践中間報告会(6月14日)
第10回 創造的な教育プログラムのプラン検討2
第11回 創造的な教育プログラムの各フィールドでのプレゼン
第12回 本実践プランのブラッシュアップ
第13回 本実践準備
第14回 創造的な教育プログラムの本実践
第15回 各フィールドでの振り返り
第16回 実践最終報告会(8月2日)
 
事前学習
フィールドワークの計画。
 
事後学習
フィールドワークの記録。
 
教科書にかかわる情報
 
教科書全体備考
 
 
参考書にかかわる情報
 
参考書全体備考
 
 
使用言語
日本語
 
メッセージ
 
 
オフィスアワー
高橋: 火曜日 午後12時30分~午後13時30分 (教530)
吉田・望月・金城: オリエンテーションのときに連絡する
 
メールアドレス
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