タイトル

科目番号 教室 登録人数 履修登録方法 対面/遠隔
家231   [火5]教324   8   調整期間登録   対面授業  
開講年度 期間 曜日時限 開講学部等
2019 前学期 火5 教育学部  
講義コード 科目名[英文名] 単位数
306467001 家族と生活   2  
担当教員[ローマ字表記]
浅井 玲子  
授業の形態
講義、演習又は実験、実習
 
アクティブラーニング
学生が議論する、学生が自身の考えを発表する、フィールドワークなど学生が体験的に学ぶ、学生が文献や資料を調べる
 
授業内容と方法
個人の生活観や家族に対する価値観が多様化している現代において、様々な家族の在り方がみられる。その結果、家族や家庭生活を取り巻く問題も複雑化している。また、日本では諸外国に比べ急速に少子高齢化が進んでおり、将来直面するであろう新たな問題も見出されている。そうした社会状況にあって、生活の基盤となる家庭生活を充実させることは、よりよい生活の創造につながると考えられる。そして家庭生活の充実のためには、私たちの最も身近にいる「家族」について改めて見つめ直す必要があるだろう。そこで本講義では、「家族」について基礎的な理解を深めるために、家族の概念や家族を取り巻く諸問題、家族に関わる法律や制度、日本の少子高齢化の現状等を概説する。そして、最も身近な存在である「家族」について考える。
 なお、本講義では、学生の主体的・協働的な学びを促すためにディスカッションの場を設定する。ディスカッションを通して他者と意見交換をすることで、自身とは違った価値観に触れることになり、学生自身の家族観について問い直す契機とする。さらに、他者の価値観を受け入れることで、固定的な家族ではない、多様な家族の在り方を認め、現在・将来における家族の在り方を模索する。
 
URGCC学習教育目標
自律性、社会性、地域・国際性、コミュニケーション・スキル、情報リテラシー、問題解決力、専門性
 
達成目標
①家族の概念や機能、役割、多様な家族形態、法律や制度等の家族に関する基礎的内容を理解することができる。
②現代における家族をめぐる問題を把握し、問題解決について考えることができる。
③自身の生活の問い直しと将来の生活の見通しをした上で、よりよい家庭生活について考えることができる。
④家族・地域・社会の関わりを意識した家庭生活の在り方を考えることができる。

①から④に示す達成目標は、教育学部学校教員養成課程学士プログラムに示されている学習目標の(1)子ども理解、(2)学校教育に関する理解、(3)教科内容についての理解、(4)幅広い教養に関連する内容である。
 
評価基準と評価方法
授業への参加態度 30%
定期試験  70%
 
履修条件
特にない。
 
授業計画
第1回:ガイダンス
第2回:「家族」とは(ディスカッション)―家族の概念・役割・機能―
第3回:多様な家族の在り方 
第4回:ライフステージと家族
第5回:家族に関する諸問題(ディスカッション) ―沖縄の課題に着目して―
第6回:性別役割分業意識について考える(ディスカッション)
―家庭生活における男女共同に目を向けて―
第7回:生活時間とワーク・ライフ・バランス
第8回:現行民法からみる家族関係
第9回:夫婦別姓について考える(ディスカッション)
第10回:家庭生活を支える法律・制度
第11回:少子高齢化の日本の現状と課題
第12回:少子高齢化社会における課題解決に向けて(ディスカッション)
第13回:少子高齢化社会における課題解決に向けて(発表)
第14回:家庭生活と地域の関わり
第15回:まとめ 家庭生活の「自立と共生」を目指して
定期試験
 
事前学習
教科書だけでなく、関連書籍は積極的に読む。
配布された資料や教科書の指定された部分は、必ず目を通しておく。
 
事後学習
講義時間内の内容を自分なりにまとめ直し、更なる資料等を加えてまとめていく。
 
教科書にかかわる情報
教科書 書名
家族生活の支援
ISBN
備考
著者名
(社)日本家政学会家政教育部会 編
出版社
建帛社
出版年
2014
NCID
 
教科書全体備考
 
 
参考書にかかわる情報
 
参考書全体備考
必要の応じて紹介する
学ぶ仲間として、学生相互の紹介も歓迎する。
 
使用言語
日本語
 
メッセージ
 
 
オフィスアワー
335研究室
随時受け付けるガ、メールでの事前調整を希望する。
 
メールアドレス
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