タイトル

科目番号 教室 登録人数 履修登録方法 対面/遠隔
国503   [水1]教105   15   抽選対象   対面授業  
開講年度 期間 曜日時限 開講学部等
2019 前学期 水1 教育学部  
講義コード 科目名[英文名] 単位数
306506001 国語科基礎講読   1  
担当教員[ローマ字表記]
中本 謙  
授業の形態
 
 
アクティブラーニング
学生が議論する、学生が自身の考えを発表する、学生が文献や資料を調べる
 
授業内容と方法
国語教育専修に入学した皆さんが、「国語科」の内容を構成する「文字」「ことば」そのものの世界や「文字」「ことば」が創りだす文学や文化に対して、感性をひらき知性を働かせてアプローチしていく方法を紹介する、入門的な授業です。下記のラインナップからもわかっていただけると思いますが、わたしたちが生きている「沖縄」そして現行の国語科学習指導要領で重視されている「伝統的な言語文化」にもこだわっていることが、この授業の特色の一つとなっています。
「国語」はすべての教科の土台だといわれますが、それは「文字」「ことば」がわたしたちの「生」にかかわるものであるからにほかなりません。「生きること」「生活すること」と「国語」との関係を、この授業を通して実感してもらえればと思います。「沖縄」「伝統」にこだわるのも、わたしたちの「生」の営みの土台・根っこが、ここにあるからです。
具体的内容としては、4名の専修所属教員がリレー形式で数回ずつを受け持ち、それぞれのテーマに沿って授業を展開していく予定です。
 
URGCC学習教育目標
問題解決力、専門性
 
達成目標
1)「ことば」「文字」に対する知識と関心を深め、それらを科学的に分析する方法を学ぶこと。(教科内容についての理解)
2)「ことばで書かれたもの」を、感性をひらき知性を働かせて読む方法を学ぶこと。(教科内容についての理解)
3)「ことばで語られるもの」と我々の生活や文化との結びつきを自覚すること。(幅広い教養/教育実践力)
 
評価基準と評価方法
上述の達成目標が身についたかを測るために担当教員がそれぞれ課すレポート課題および平常点(出席状況、平素の授業における発言など)を総合して評価します。
4名が25%ずつ評価を分担します。


 
履修条件
国語教育専修所属の一年次生であること。
 
授業計画
第1回 ガイダンス
第2回 フィールドワーク(全員)
第3回 ウチナーヤマトゥグチとはどのような言語か(担当・中本)
第4回 伝統的な琉球方言を踏まえた音声・文法・語彙の教育(1)(担当・中本)
第5回 伝統的な琉球方言を踏まえた音声・文法・語彙の教育(2)(担当・中本)
第6回 方言詩を創る(担当・武藤)
第7回 『吾輩は猫である』を翻訳する(担当・武藤)
第8回 『Rashomon』を翻訳する(担当・武藤)
第9回 オモロ歌謡「あけもどろの花」の学び(担当・村上)
第10回 オモロ歌謡「ゑけ 上がる三日月や」の学び(担当・村上)
第11回 鑑賞会(担当・村上)
第12回『百人一首』を通して古典和歌の世界を学ぶ(一)(担当・萩野)
第13回『百人一首』を通して古典和歌の世界を学ぶ(二)(担当・萩野)
第14回「五色百人一首」に挑戦する(担当・萩野)
第15回 まとめ

上記は現時点での予定であり、多少の変更はあり得る。
 
事前学習
一人の担当教員につき3回ほどしかない授業ですから、有効なものとするため、事前準備(資料の読み込み等の課題)を求めることになります。
各教員の指示にしたがってください。

 
事後学習
各講義について関連文献を探索し、復習する。

 
教科書にかかわる情報
 
教科書全体備考
各教員の指示に従ってください。

 
参考書にかかわる情報
 
参考書全体備考
各教員の指示に従ってください。
 
使用言語
日本語
 
メッセージ
この授業は、国語教育専修の教員と学生とが互いに信頼関係を深める機会でもあります。
積極的にコミュニケーションを取りましょう。

 
オフィスアワー
水曜日の昼休み
 
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