タイトル

科目番号 教室 登録人数 履修登録方法 対面/遠隔
子211   [金2]教324   15   調整期間登録   対面授業  
開講年度 期間 曜日時限 開講学部等
2019 前学期 金2 教育学部  
講義コード 科目名[英文名] 単位数
306573001 子どもと自然体験活動   2  
担当教員[ローマ字表記]
浅井 玲子, 國吉 真哉  
授業の形態
講義、実習
 
アクティブラーニング
学生が議論する、学生が自身の考えを発表する、フィールドワークなど学生が体験的に学ぶ
 
授業内容と方法
 国立青少年教育推進機構(2010)が実施した成人対象(20~60代)の調査結果によると、小学校に通う前の頃に「友達との遊び」が多い人ほど「規範意識」や「職業意識」が高く、また「自然体験」の多い人ほど「人間関係能力」が高いとしており、幼児の頃の「友達との遊び」や「自然体験」の活動の重要性が指摘されている。
 本授業では、幼児期の子ども達への自然体験活動を実践できる知識と実践力を習得するため、環境教育プログラムの一つであり、かつ、環境省の環境人材育成・認定等事業にも指定されている公的資格(履歴書にも記載可)の「ネイチャーゲームリーダー養成講座」を授業に導入し、資格取得に必要な知識と実践力を身に付けていく。
 ネイチャーゲームとは、1979年に米国のジョセフ・コーネル氏により考案された環境教育プログラムで、参加者が自然体験活動を通して、自分を取り巻くすべての環境の事物・現象に意欲的に関わり、それらに対する感性を豊かにし、自ら学び、自ら考える力を育成する学習プログラムである。
 
URGCC学習教育目標
自律性、地域・国際性、コミュニケーション・スキル、問題解決力、専門性
 
達成目標
・教員として自然体験活動(ネイチャーゲーム)を指導できる知識を身に付けている。
・自然体験活動(ネイチャーゲーム)の実践計画を立てることができる。
・実践計画に基づいたプログラム実践を行うことができる。
・プログラム実践活動を振り返り、活動の評価とフィードバックができる。
※この科目は学校教育学士教育プログラムに示されている学習教育目標の「(1)子ども理解」、「(5)幅広い教養」、「(6)上記(1)(5)を基盤とする教育実践力」に関連した授業である。
 
評価基準と評価方法
・中間試験(ネイチャーゲームリーダー養成講座に関する筆記試験):30%
・課題レポート(実践計画書、プログラム実践、評価とフィードバック)30%
・授業振り返りノート:30%
・授業への参加態度:10%
※尚、授業時間数の1/3以上欠席した者には単位を与えない。
 
履修条件
特になし
 
授業計画
1回 オリエンテーション

2回 体験活動:アクティビティ① 動物交差点
   講  義:新しい教育の方向性とネイチャーゲーム/ネイチャーゲームとは

3回 体験活動:アクティビティ②はじめまして/アクティビティ③ノーズ
   講  義:ネイチャーゲームを支える理念/体験型環境教育としてのネイチャーゲーム

4回 課  題:ノーズ
   体験活動:アクティビティ④コウモリとガ/アクティビティ⑤気の合う仲間

5回 体験活動:アクティビティ⑥ カメラゲーム(クマ)
   講  義:ネイチャーゲームを実践する

6回 体験活動:アクティビティ⑦ カモフラージュ/アクティビティ⑧木の百面相/アクティビティ⑨わたしは見える

7回 体験活動:アクティビティ⑩目かくし歩き+指導実習/アクティビティ⑪フォールドポエム

8回 体験活動:アクティビティ⑫フィールドビンゴ/アクティビティ⑬なぜだろうなぜかしら

9回 体験活動:アクティビティ⑭音いくつ/アクティビティ⑮サウンドマップ
   講  義:ネイチャーゲーム指導員制度

10回 体験活動:アクティビティ⑯しぜんのだいすきだいじさがし/アクティビティ⑰私に似てるかな
   講  義:ネイチャーゲーム実践の場/自然のよろこびを感じよう

11回 講  義:全体の振り返りとまとめ
   筆記試験:リーダー認定講習の検定試験(中間試験)を実施

12回 実  習:幼児を対象とした実践計画の作成① プログラム実践計画

13回 実  習:幼児を対象とした実践計画の作成② アクティビティ実践計画

14回 実  習:幼児等を対象としたプログラム実践① 各グループによる実践

15回 実  習:幼児等を対象としたプログラム実践② 各グループによる実践

学期末試験 (課題レポートの提出)

※4~7回及び14~15回は集中講義にて実施(詳細は最初のオリエンテーションにて説明)
 
事前学習
 授業で取り扱う教科書や参考書の内容について予習し、理解を深めておくこと。
 
事後学習
 毎回の授業終了後にネイチャーゲームリーダー(自然案内人)として実践する立場を意識した復習を行い、授業振り返りノートを作成すること。
 
教科書にかかわる情報
教科書 書名
ネイチャーゲームリーダーハンドブック 課程認定校用簡易版 第7版(ver.7.2)
ISBN
備考
著者名
出版社
出版年
NCID
教科書 書名
子どもと自然とネイチャーゲーム:保育と授業に活かす自然体験
ISBN
備考
著者名
日置光久 他
出版社
日本ネイチャーゲーム協会
出版年
NCID
 
教科書全体備考
 
 
参考書にかかわる情報
 
参考書全体備考
 
 
使用言語
日本語
 
メッセージ
※授業では、ネイチャーゲームリーダー養成講座のアクティビティ専用教材等を使用するため、受講生には教材費(3,090円)を負担してもらう。
※ネイチャーゲームリーダー養成講座に関する筆記試験で合格した受講生は、リーダーとしての登録手続きを行うことができる。尚、登録には登録諸経費(10,480円)等がかかるが、登録自体は任意である。詳細については、1回のオリエンテーションにて説明する。
※授業のほとんどが野外でネイチャーゲームを体験する時間となるため、野外で活動できる服装で授業に出席すること。
※授業に出席の際は、次のものを毎回持参しておくこと。
 バンダナ、筆記用具、帽子、ナップサック、水筒、敷物(野外で一人が座れる程度)、着替え
 雨具(雨天でも野外活動するので上下に分かれたレインウェアを推奨。傘は不可)
 
オフィスアワー
金2時限目の授業終了後。別の日時を希望する場合は、メールで日時調整を行い実施する。
 
メールアドレス
この項目は教務情報システムにログイン後、表示されます。
 
URL
 
 

ページの先頭へ