タイトル

科目番号 教室 登録人数 履修登録方法 対面/遠隔
先32   [金2]共2-301   100   抽選対象   対面授業  
開講年度 期間 曜日時限 開講学部等
2022 後学期 金2 共通教育等科目先修科目  
講義コード 科目名[英文名] 単位数
100409052 物理学Ⅱ 05組   2  
担当教員[ローマ字表記]
辺土 正人  
授業の形態
講義
 
アクティブラーニング
 
 
授業内容と方法
・高等学校で物理学を履修した理科系学生を対象に,電磁気学の基礎について概説します。
・高等学校までに履修した物理学の基本概念をベクトル,微分積分学を基に系統的に解説します。
・高校物理で天下り的に学習した概念について,ベクトルや微分積分学を使って,そうなった「理由」について解説します。
・力学分野と関連させて,同じ概念で体系化されていることを,整理します。

・講義は,「対面授業」で行い,講義資料などの掲示・配布は「Webclass」を活用します。
・各回の講義ごとに,講義内容を記した「講義ノート(PDFで配布)」,講義後の「ミニテスト(Webclass内で選択肢選択型)」,「リアクションシート(感想や質問等)」を1セットとして,講義日までに Webclass で公開します。
・ミニテストとリアクションシートへのアクセス期間は,講義日を含んで3日以内に設定します。(具体的には講義後の月曜日18時まで)
・リアクションシートに寄せられた質問やコメントは,質問への回答(Webページ)としてWebclass で公開します。
・中間試験(第8講 11/25)と期末試験(2/3)を行い,評価します。
・他に WebClass のタイムラインへ教材更新の案内をします。
・加えて,質問用の掲示板を設置してありますので,随時質問を受け付けます。

※なお,新型コロナ感染症感染拡大に伴って授業方法を変更することがあります。(オンデマンド型の動画配信または Zoom を使ってのオンライン講義のいずれかに移行します。)
その際には,速やかに受講生へ連絡をします。
 
URGCC学習教育目標
自律性、コミュニケーション・スキル、問題解決力、専門性
 
達成目標
・電磁気学の基本法則を学び、静電場や電流と磁場との関係を理解することができる。 [専門性][問題解決力]
・クーロンの法則,ガウスの法則,アンペールの法則などの基本法則を理解し,問題に適用することができる。[専門性][問題解決力]
・上記の事柄について,論理的に説明することができる。[コミュニケーション・スキル]
・問題演習を通して、自己学習することができる。[自律性][問題解決力]

※[ ] 内は本授業が対応する URGCC学習教育目標
 
評価基準と評価方法
・授業に10回以上出席すること。[琉球大学各学部共通細則 第15条の2]
・出欠の確認は,Webclass の「リアクションシート」をもって行います。ただし,コメントのないもの(またはコメントとして認められないもの)は欠席とみなします。

・ミニテストの総計,中間試験,期末試験のぞれぞれを満点100点とし,ミニテスト(30%),中間試験(30%),期末試験(40%) の割合で評価します。
・試験やレポート等の各問は,教科書の例題や演習問題集とかによく掲載されている一般的な問題を題材にしていますので,「答えのみ」の解答は評価対象としません。
 その解に至った「説明」を求め,記載している内容によって「理解度」を測りますので,できるだけ多くの説明を記すように留意して下さい。
・試験等で獲得した点を上記比率で評価した点数の総計を評価点とし,60点以上に単位を与えます。評価ランク(A, B, C, D)は、前述の合計評価点を標準的な区分で評価します。
 [琉球大学各学部共通細則 第16条]
 
履修条件
・高等学校で線形代数学(ベクトル),微分積分学,物理学(電磁気学)を学んでいることが望ましい。
(すでに上記のことは理解しているという前提で授業を進めて行きますので,理解の不足しているところは自習して下さい。)
・今年度の前学期に,物理学I 5組(このクラスの力学分野内容)を受講した方に勧める。受講内容を理解していることを前提に講義を進めるため。

・これまでに,共通教育科目 物理学I と 微分積分学STI(またはADI)を受講していることが望ましい。
 
授業計画
第1回 序論(授業計画,力学から電磁気学への繋がり)(10月7日)
第2回 電荷と電場 (10月14日)
第3回 ガウスの法則 (10月21日)
第4回 ガウスの法則の使い方 (10月28日)
第5回 静電ポテンシャル:電位 (11月4日)
第6回 コンデンサー (11月11日)
第7回 定常電流と電気抵抗 (11月18日)
第8回 中間試験 (11月25日)
第9回 静磁場とその中で働く力 (12月2日)
第10回 平行電流間に働く力 (12月9日)
第11回 アンペールの法則 (12月16日)
第12回 電磁誘導の法則 (12月23日)
第13回 相互誘導と自己誘導 (1月6日)
第14回 変位電流とマックスウェル方程式 (1月20日)
第15回 期末試験 (2月3日)
第16回 試験解説 (2月10日)

※学習効果を考慮して,多少変更することがあります。
 
事前学習
事前学習:教科書を熟読し,内容の不足する点は参考書等を参考に予習をします(30分程度)
 
事後学習
事後学習:授業の復習と,ミニテスト,講義ノートの演習問題に取り組みます(90分程度)
 
教科書にかかわる情報
教科書 書名 ISBN
9784808220426
備考
著者名
長岡洋介
出版社
東京数学社
出版年
2019
NCID
 
教科書全体備考
特にありません。
 
参考書にかかわる情報
参考書 書名 ISBN
4489020716
備考
著者名
出版社
出版年
NCID
参考書 書名 ISBN
4320030222
備考
著者名
出版社
出版年
NCID
 
参考書全体備考
特にありません。
 
使用言語
日本語
 
メッセージ
・この授業は,理学部物質地球科学科(物理系,地学系)の指定クラスになっており,「物理学」を専門的に学ぶ学生を対象にしています。
 基礎的なことから始めますが,高校物理を理解していることを前提にしているので,受講を判断するときには留意して下さい。
・受講を希望する方は,仮登録をするか,早めに下記メールアドレスに連絡を下さい。
 特に,「指定クラス以外の方で受講を希望する方」は講義内容についての確認,同意を得ない限り,「登録の許可を出しません」ので,早めにご連絡ください。
 講義に関するすべての内容は Webclass に記載しますので,登録完了後にしか確認できないことになります。
 受講・登録に関して,不安なことがあれば,下記のメールアドレスへ連絡を下さい。

・理解できなかったことは,リアクションシートへ書くか,掲示板やメールなどを積極的に活用して,質問をして下さい。
・レポート等の提出物は,スキャナまたはスキャナアプリ(Webclass に掲載)を使って,自身が書いた文章,数式等が「鮮明な PDF ファイル」をWebclass にて提出して下さい。
・試験の実施方法等に変更がある場合は,実施日の2週間前までに Webclass にて公示します。

※なお,新型コロナ感染症感染拡大状況に伴って授業計画を修正することがあります。その際には,速やかにシラバスを更新し,受講生へ連絡します。
 
オフィスアワー
・対面授業を実施している場合には,講義後に質問を受け付けます。
・Webclass の掲示板,教員宛のメールで質問は随時受け付けます。
・講義直後以外で,対面での対応を希望する場合は,メールにてアポイントメントを取って下さい。
 Zoom 等のオンラインでの質問も可能です。(その場合もアポイントメントは必須です。)
 
メールアドレス
この項目は教務情報システムにログイン後、表示されます。
 
URL
Webclass 「物理学II 05組」
https://webclass.cc.u-ryukyu.ac.jp/webclass/login.php?group_id=22S100409052
 

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