タイトル

科目番号 教室 登録人数 履修登録方法 対面/遠隔
自22   [火4]共2-104   100   抽選対象   対面授業  
開講年度 期間 曜日時限 開講学部等
2024 前学期 火4 共通教育等科目自然系科目  
講義コード 科目名[英文名] 単位数
100339001 人間と物理学   2  
担当教員[ローマ字表記]
與儀 護  
授業の形態
講義
 
アクティブラーニング
学生が自身の考えを発表する、学生が文献や資料を調べる
 
授業内容と方法
1.授業内容
 現在の我々の生活は多くの科学技術により支えられているが、その利便性を享受しているにもかかわらず、近年では学生の科学への興味・関心は低下の傾向にあると見られる。本講義では(物理学を中心とした)科学について少しでも興味を持ってもらい、その重要性を理解してもらうため、物理学の発展の歴史と現代社会の関わり合いについて講義を行う。物体の運動を理解するための力学、光や電磁波の性質とその応用、量子力学や相対論と現代エレクトロニクスとの関連などについて概説する。
 この講義では数学や理科に興味はあるが不得意であると自認する学生にも対応すべく、極力数式を用いずに講義を行う。また、演示実験とその解説も行う予定である。
 基本的に1授業完結型の講義を行う。一方向の講義ではなく、講義中の質問を歓迎する。また、講義内容に関する質問や感想を毎回書いてもらい、不十分な点については次回補足説明を行う。

2.実施方法
 (a) 基本的に対面講義を実施します。
 (b) 対面講義が困難な場合、ZOOMを用いた遠隔講義またはオンデマンド型の遠隔講義を実施します。
 
URGCC学習教育目標
自律性、問題解決力
 
達成目標
1. 生活の中に出てくる物理現象について受け身では無く自立的に学ぶ姿勢を持つことができる。[自律性]
2. 物理学とはどのような学問かということを身近な物理現象やその応用を通して理解することができる。[問題解決力]
 
評価基準と評価方法
・講義内容に関する小レポート(B6サイズ程度)を毎回提出してもらいます(15分程度時間をとります)。
・最終講義日を期限とする最終レポートを課します。講義内容に関連した内容で、A4用紙3~4枚程度の予定です。詳細は12月の講義時に提示します。
・小レポートを10段階で評価し、その累積を80%、最終レポートを20%として評価します。
・授業を3分の1以上欠席した場合、また、最終レポート未提出者については、評価の対象としません。
 
履修条件
高校で物理を履修していなくてもよい。
 
授業計画
第1回 はじめに
第2回 力学の成立と発展
第3回 地球物理学と高圧力の世界
第4回 光の粒子説と波動説
第5回 電気と磁気:電磁気学の成立1
第6回 電気と磁気:電磁気学の成立2
第7回 電磁波の発見
第8回 放射線について
第9回 電磁波の医療への応用1
第10回 電磁波の医療への応用2
第11回 エネルギーとエントロピー
第12回 アインシュタインの奇跡の年
第13回 相対性理論とその応用
第14回 ミクロな世界の不思議な性質:量子力学
第15回 現代エレクトロニクスと固体物理学
 
事前学習
授業計画を参照にして、関連する物理学、または自然現象について文献検索などを行うことが望ましい。
 
事後学習
講義内容を復習すると共に、興味を持った自然現象について文献検索などを行うこと。
講義に使用した資料についてはWebClassを通じて提供します。
 
教科書にかかわる情報
 
教科書全体備考
特になし
 
参考書にかかわる情報
 
参考書全体備考
授業中に必要に応じて紹介する。
 
使用言語
日本語
 
メッセージ
必要事項はWebClassで周知しますので、必ず確認すること。
 
オフィスアワー
WebClassを利用します。
直接質問したい方は講義後、またはメール等で時間帯等の調整を行ってください。
 
メールアドレス
この項目は教務情報システムにログイン後、表示されます。
 
URL
特になし
 

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