タイトル

科目番号 教室 登録人数 履修登録方法 対面/遠隔
医207       5   抽選対象   対面授業  
開講年度 期間 曜日時限 開講学部等
2024 前学期 月5前半 医学部医学科  
講義コード 科目名[英文名] 単位数
502179061 医学外国語 06組   1  
担当教員[ローマ字表記]
黒柳 秀人  
授業の形態
演習又は実験
 
アクティブラーニング
学生が議論する、学生が自身の考えを発表する、フィールドワークなど学生が体験的に学ぶ、学生が文献や資料を調べる
 
授業内容と方法
本クラスでは、各履修者の発表とそれに対する他者からのフィードバックによって、医科学に関連するトピックを英語で読んだり話したり考えたりする習慣をつけることを目指します。

・各自が自分自身について、英語で自己紹介を行う。
・各自が自分で選んだ英語論文等を事前学習で読解し、講義中に内容を英語で発表する。
・医科学に関連する英語の動画を視聴し、内容を聴き取って討論する。
・生成AIを利用した英語の学修方法や論文の読解方法を体験する。
・その他、履修者の希望に応じて全員で相談しながら内容を決める。
・ノートパソコンを毎回持参すること。
 
URGCC学習教育目標
自律性、社会性、地域・国際性、コミュニケーション・スキル、情報リテラシー、専門性
 
達成目標
・自分自身の経歴や興味について、英語で紹介できる。
・生命科学の英語論文・総説を読み、要約できる。
・生命科学に関連する英語の動画を視聴し、内容を要約できる。
・生命科学論文の内容をスライドにまとめて英語で発表できる。
・他者の発表に対して英語で積極的かつ建設的な討論ができる。
・英語で文章を書いたり発表スライドを作成したりするために有用なITツールを使用できる。

【医学科 卒業時コンピテンス との関連】
Ⅰ. プロフェッショナリズム
医師として社会に対する責任を果たすために必要な倫理観、社会性、生涯にわたる自己研鑽を怠らない姿勢を身につけている。さらに、法令を遵守し、適切な対人関係を構築しながら、利他主義、自由平等、寛容平和の精神をもって誠実に医療にあたることができる。
1. 医師として必要な教養、倫理観、社会性、生涯にわたる自己研鑽ならびに自己評価を怠らない姿勢を身につけ、行動できる。
2. 医師の職業倫理に基づいて、人間の尊厳を尊重し、患者の福利を優先し、個人と社会のウェルビーイングを実現するように行動ができる。
Ⅱ. 医学知識
人々の健康で心豊かな長寿を目指す医療を支えるため、以下の基礎・臨床・社会医学・行動科学・倫理などに関する知識を習得し、それらを医療の現場で応用できる。
1. 人体の正常な構造と機能について説明できる。
2. 人体の発達、成長、加齢、死について説明できる。
3. 疾病の機序と病態について説明できる。
Ⅳ.コミュニケーション能力
患者と医師の良好な関係を築くため、自らとは異なった思考・感情・立場の他者に共感を示し円滑なコミュニケーションを実践できる。
1.他者の感情に共感でき、思考を理解することができる。(心理的要因等)
2.他者の背景・問題点を指摘・把握できる。
3.相互の社会的立場に配慮できる。(共感的立場)
4.相手の話を聞き、事実や自分の意見を相手にわかるように述べることができる。
Ⅵ.国際性
グローバルな視点で疾病の臨床、研究の動向を把握し、海外の医療・研究機関と交流できる。
1.世界の疾病の動向や医療保健問題のトピックスについて説明できる。
2.医療に必要な最低限の英語力を身につけ診療や研究に応用できる。
Ⅶ.科学的探究
基礎、臨床、社会医学領域においてその研究の意義を理解し、最新の技術を活用して科学的情報の入手および意見交換をおこない、研究倫理を遵守した立場で疑問点に対して解決するために論理的な思考ができる.
1.自分の知識は限定的であることを意識できる。
2.疑問点を解決する方法を具体化できる。
3.適切なデータベースを検索し、必要な情報を得ることができる。
4.科学的思考に基づいた討論ができる。
5.ICT等を医学およびそれに関連する領域の研究に活用できる。
6.科学が事実に基づいた論理により構成されていることを理解し、研究・医療に応用できる。

【医学教育モデル・コア・カリキュラム 第2章 学修目標 との関連】
PR: プロフェッショナリズム
人の命に深く関わり健康を守るという医師の職責を十分に自覚し、多様性・人間性を尊重し、利他的な態度で診療にあたりながら、医師としての道を究めていく。
PR-01: 信頼
社会から信頼を得る上で必要なことを常に考え行動する。
PR-01-01: 誠実さ
PR-01-01-01 患者や社会に対して誠実である行動とはどのようなものかを考え、そのように行動する(利益相反等)。
PR-01-01-02 社会から信頼される専門職集団の一員であるためにはどのように行動すべきかを考え、行動する。
PR-01-02: 省察
PR-01-02-01 自分自身の限界を適切に認識し行動する。
PR-01-02-02 他者からのフィードバックを適切に受け入れる。
PR-02: 思いやり
品格と礼儀を持って、他者を適切に理解し、思いやりを持って接する。
PR-02-01: 思いやり
PR-02-01-01 患者を含めた他者に思いやりをもって接する。
PR-02-01-02 他者に思いやりをもって接することができない場合の原因・背景を考える。
PR-02-02: 他者理解と自己理解
PR-02-02-01 自身の想像力の限界を認識した上で、他者を理解することに努める。
PR-02-02-02 他者を適切に理解するための妨げとなる自分や自集団の偏見とはどのようなものか考え、意識して行動する。
PR-02-03: 品格・礼儀
PR-02-03-01 医師に求められる品格とはどのようなものかを考え、それを備えるように努める。
PR-02-03-02 礼儀正しく振る舞う。
PR-03: 教養
医師に相応しい教養を身につける。
PR-03-01: 教養
PR-03-01-01 人の生命に深く関わる医師に相応しい教養を身につける。
PR-03-01-02 答えのない問いについて考え続ける。
LL: 生涯にわたって共に学ぶ姿勢
安全で質の高い医療を実践するために絶えず省察し、他の医師・医療者と共に研鑽しながら、生涯にわたって自律的に学び続け、積極的に教育に携わっていく。
LL-01: 生涯学習
生涯学び続ける価値観を形成する。
LL-01-01: 生涯学習の実践
LL-01-01-01 医学知識が常に変わりゆくことを認識し、現時点での最善の医学情報にアクセスできる。
LL-01-01-02 学修・経験したことを省察し、自己の課題を明確にできる。
LL-01-02: キャリア開発
LL-01-02-01 自身の職業観を涵養しながら、主体的にキャリアを構築していくことができる。
LL-01-02-02 自らの心身を大切にできる。
LL-02: 医療者教育
医師・医学生に限らず、同僚や後輩を含む医療者への教育に貢献する。
LL-02-01: 医療者教育の実践
LL-02-01-01 後輩や同僚等と協働して学修できる。
LL-02-01-02 後輩や同僚等に対して、適切にフィードバックできる。
LL-02-01-03 成人学習理論を活用し、後輩や同僚等に対して教育を実践できる。
RE: 科学的探究
医学・医療の発展のための医学研究の重要性を理解し、科学的思考を身に付けながら、学術・研究活動に関与して医学を創造する。
RE-01: リサーチマインド
知的好奇心を満たす喜びとオリジナリティの重要性を知る。
RE-01-01: 能動的姿勢
RE-01-01-01 常識を疑う。
RE-01-01-02 何事にも知的好奇心を持って取り組むことができる。
RE-01-02: 探究心
RE-01-02-01 最先端の研究に刺激を受ける。
RE-01-02-02 ロールモデルとしての研究者の生き方に触れる。
RE-02: 既知の知
先人の偉業を知り、新たな発想を育む。
RE-02-01: 医学と医療
RE-02-01-01 医療の実践が基礎医学・臨床医学・社会医学の研究に基づいていることを理解する。
RE-02-02: 論文読解
RE-02-02-01 医学論文(英語)を読んで概要を理解する。
 
評価基準と評価方法
・演習に出席し、英語での発表や討論を行う。※欠席の場合は、必ず事前に連絡すること。
・毎回の演習において、事前準備してきた内容を英語で発表する。
・他者の発表に対して、英語で積極的かつ建設的に意見を表明し、討論を行う。
・事前学習などで作成したプレゼンテーション資料や動画などを提出すること。
・毎回の演習後に、他の履修者へのフィードバックおよび演習内容に関するアンケートに回答すること。

8回のうち3回以上欠席すると不可となるので注意すること。
成績不服申立期間は、成績発表後1週間とする。
 
履修条件
・これまでの専門科目等で学修した内容について、英語でも内容を把握できるようにすること。
 
授業計画
・第1回 4月15日(月)7限 基礎研究棟5階生化学講座セミナー室(553号室)
英語での自己紹介、演習内容についての相談、ホームワークの分担

・第2回~第8回、月曜日の第7限を基本とするが、随時調整する
第1回目の演習で決めた内容に基づき、全員が何らかの成果発表をし、それに対するフィードバックを行う
 
事前学習
各演習での討論でホームワークの内容をみんなで考えるので、担当する課題に合わせて次回の発表用の資料や動画を作成する。
 
事後学習
演習で受けたフィードバックを基に、プレゼンテーション資料や動画等についてアップデートを行う。
 
教科書にかかわる情報
 
教科書全体備考
特になし
 
参考書にかかわる情報
 
参考書全体備考
特になし
 
使用言語
英語
 
メッセージ
医科学研究での学外派遣希望者など、話す・読む・聴く・調べるを実践する意欲のある履修者の参加を待っています
 
オフィスアワー
平日:9:00~17:00
基礎研究棟5階553号室(生化学講座セミナー室)
 
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