タイトル

科目番号 教室 登録人数 履修登録方法 対面/遠隔
MED21060       50   抽選対象   対面授業  
開講年度 期間 曜日時限 開講学部等
2024 通年 その他 医学研究科  
講義コード 科目名[英文名] 単位数
M00469001 健康長寿医学概論   4  
担当教員[ローマ字表記]
益崎 裕章  
授業の形態
講義
 
アクティブラーニング
学生が自身の考えを発表する、学生が文献や資料を調べる
 
授業内容と方法
間近に迫っている超高齢化社会の到来を見据えた健康長寿社会復興モデルの形成において、医学的側面から琉球大学大学院医学研究科が果たすべき役割は極めて大きい。かつて世界屈指の長寿地域であった沖縄が最近10年弱の短期間に健康長寿が急速に崩壊しているという国際的に見ても極めてユニークな地域特性を最大限に活用し、生体老化の分子メカニズムやライフスタイルや食習慣の乱れがもたらす健康障害の病態メカニズムを、ゲノム、分子、細胞、臓器、個体、集団の各レベルから有機的、総合的に研究する。
 
URGCC学習教育目標
地域・国際性、コミュニケーション・スキル、情報リテラシー、問題解決力、専門性
 
達成目標
1.生体老化・加齢のメカニズムを遺伝子(ゲノム・エピゲノム)・分子・細胞・組織・個体(全身)・細胞間・臓器間ネットワークといった様々な観点から有機的・統合的に理解し、説明できること。
2.ライフスタイル(食・運動・嗜好品・ストレス・睡眠・生体リズムなど)の乱れ(異常)が健康長寿を損なうメカニズムを遺伝子(ゲノム・エピゲノム)・分子・細胞・組織・個体(全身)・細胞間・臓器間ネットワーク・地域(集団)といった様々な観点から有機的・統合的に理解し、説明できること。
3.健康長寿を取り戻す方策について、国内外において先進的に取り組まれているアプローチや概念を学際的に理解し、説明できること。
4.健康長寿の医科学に関連する英文の文献を理解し、自らの研究内容を英語で表現し(論文執筆など)、英語で発表できるようになること。
 
評価基準と評価方法
出席率および講義に対するレポート内容(講師の判断で適宜、実施)を加味した総合的判断によって評価する。
 
履修条件
1.健康長寿に関わる科学や医学に高い関心を有する学生。
2.英語による健康長寿の学習・研究に意欲のある学生。
但し、あくまで意欲を問題にしており、現時点の個々人の英語力や医学リテラシーの程度は問わない。
 
授業計画
健康長寿医学概論については、以下の講座(複数回の場合の回数)による計15回の講義を予定する。
1.人体解剖学(2回)
2.救急医学(2回)
3.衛生学・公衆衛生学(2回) 
4.寄生虫・免疫病因病態学(2回)
5.眼科学
6.精神病態医学
7.遺伝医学
8.臨床薬理学
9.法医学
10.内分泌代謝・血液・膠原病内科学
11.循環器・腎臓・神経内科学
 
事前学習
特に定めないが、各講義の前に、参考書を読むことを推奨する。。
 
事後学習
特に定めないが、各講義のあとに、理解を深める目的で、一定期間内にレポート提出を求める場合がある。
 
教科書にかかわる情報
教科書 書名 ISBN
9784758304788
備考
著者名
日本抗加齢医学会専門医・指導士認定委員会編集
出版社
メジカルビュー社
出版年
2008
NCID
BA88141452
 
教科書全体備考
 
 
参考書にかかわる情報
参考書 書名 ISBN
9784525633516
備考
著者名
日本臨床栄養学会監修
出版社
南山堂
出版年
2009
NCID
BA91773181
 
参考書全体備考
 
 
使用言語
日本語
 
メッセージ
健康長寿科学は加齢医学、内分泌・代謝学、脳科学、血管医学をはじめ、あらゆる医科学の分野と密接に関連しており、当該領域の学問の最近の進歩に触れ、理解を深めることはその後の各自の医学研究・医療活動・医学教育に新しい視座を与え、大きな推進力となるに違いありません。健康長寿概論の講義シリーズと学習を大いに楽しんで戴き、たくさんの学びと気付きを得て戴きたいと期待しております。
 
オフィスアワー
講義内容に関する質疑や相談の時間は各講義を担当する講師と個別に調整して下さい。
学生の皆さんの積極的なアプローチを歓迎します。
 
メールアドレス
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URL
https://www.ryudai2nai.com/
 

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